だから夫は35歳で嫌われる～メンズスキンケアのススメ～

西嶌暁生

35歳は“男の曲がり角”。若いころから美容に無関心できた結果、男の見た目は30代も半ばから急激に老化します。容色の衰えを間近で目にする女性（妻）がネガティブな反応を示すのも無理はありません。●遺伝に負けない薄毛対策→あります。●加齢に逆らうニオイ対策→あります。●肌を若々しく整える腸活→あります。特別な手間は不要、むしろ“やりすぎ”注意。「最短にして最大限」の効果を出す方法を専門の医師が解説します！

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 暮らし・健康・美容 / ファッション・美容
• 出版社: 光文社
• 電子版発売日: 2022年04月19日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 16MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

男の美容ケアについて学びたくて購入。これから本格的なミドルエイジになる前に、今からしっかり対策をして、いつまでも若々しく見られたいと思い手に取った。

結構、色んな美容液を肌に塗ったりした方がいいのか？と思ったけれど、著者はそれは誤ったスキンケアだと話す。もともと皮脂は悪いものではないから、それを落としてその上に何かを塗ることは逆に肌を傷めることになるという。

牛乳とパンとスマホからの電磁波を「百害あって一利なし」と言わんばかりに叩いていることに、驚いた。特に牛乳を健康の敵と言わんばかりの叩きっぷり。

美容液を顔に塗るならヨーグルトを塗るべし、という衝撃的なことが書かれていたりしたが、自分ができそうなものを選んで試しにやってみたらいいのかと思った。

著者は形成外科の医師なので、スキンケアだけでなく、栄養や食事の方法についても書かれている。また、美容医療についての話も書かれており「美容家電を使ったり、効果の怪しいサプリや美容液なんか塗るよりも、美容医療をやってみたら？」と投げかけている。1回の施術代は安くないけれど、数回の施術と効果がでるまでの時間を考えたらその方がコスパがいいのかも、と思えたりした。