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なかなか
海野さんの話は好きですが、あらすじ読んであまり期待せずに読んだところ、
笑いながら読めました。なかなか面白かったです。
坂木が立ったまま気絶していましたが、本当にそんな事可能なのか?どうでもいい事が気になってしまいました。
あとがきを清司さんが書いてくれていて、それも良かった。
Posted by ブクログ
私が読んだ海野さん2作目。
ものすごく怪談や霊やおばけが大嫌いな攻めと怪談をして怖がる顔を見てストレス発散している受けの話。
公園で毎週のように子供を集めて怖い話をして、その子供達の怖がる顔を見て会社のストレスを発散していると、木の影で失神している会社の後輩を見つける。そのまま捨て置くことも出来ずに重い男を自宅アパートまで引きずるように連れ帰って話を聞くと極端な怖がりだという。
それまで出来すぎる新人に先輩として立つ瀬が無かった受けはこれ幸いと怪談話を始め…。
攻めに対する気持ちを自覚して、二人がくっつくまでがあっさりしていて、もう一捻りしてくれたら物語に深みが増えたのではないかとちょっと物足りない。
受けが自分の気持ち(恋情)と出来すぎる後輩への嫉妬心でキリキリする切なさをもっと掘り下げてほしかったかな。これだと切ない系にもならない。
そして125頁という分量の少なさはなんですかね?てっきりその後の二人の書き下ろし掌篇があるかと思うほどの少なさ。読みたり無かった。
絵師さんも私は初めて。ショタっぽく感じる絵柄でリーマンものには全く合わないと感じた。
CDは近藤隆さん×遊佐さんだそうだけど、攻めの声は羽多野さんの声が聞こえて来ました。
Posted by ブクログ
怪談から生まれる恋の行方はー。
怪談を人に聞かせてストレスを解消するツンデレリーマン受と、トラウマで怪談どころか暗いのが怖くて一人暮らしすらできないワンコ攻の話です。
怪談・・・?おい、ちょ、待って。って感じで手に取ってみましたが、テンポもよくて、内容も薄いからサクっと読めました。
海野さんって結構筆力ある方ですよね。この作品、内容が薄いと言われているものの、絶対ここまで話を搾り出せるようなネタじゃないもの。
受、しかも会社の先輩とか美味しすぎます。ツンデレの具合もちょうどよかった。最初は怪談を聞かせて、攻がおどおど怯える姿を目にするだけで大満足だったはずなのに、ごく自然に、いつのまにか、もしかしたら自分がカッコイイ先輩になりたかったのは攻のことが最初から好きだったから、と素直に自分の気持ちと向き合うのがとても可愛かったです。
怪談を聞かされる攻も、おどおどしてて泡を吹いて気絶したりするのが可愛かったです。「先輩、先輩~」としっぽを振る姿が目に見えるようで。「怪談を話すときの先輩の笑顔が艶やかでつい見惚れてしまって、その笑顔を見るため我慢しました」みたいなことを言ったときなんか、お前、実はそれなりに楽しんでるだろ、このドMめ!と思わず突っ込んでしまいました(笑)
ところが、限られたネタの中で、やはりもっと繊細な感情の流れを表現するのは難しかったでしょうか。後半、ちょっと急いでる感じがして。あと、あれだけ怪談を怖がってて、最初なんか白目剥いて倒れたくせに、あの時怖かったけど恋に落ちましたって告白は、告白するまでの攻の行動を考えてみると少し説得力に欠けるのではないかと思います。
あと、ワンコ攻だから、恋が結ばれたときとかもっとガッと攻めてほしかったです。優しすぎてがっかりだよ(笑)
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