誰も加害者を裁けない――京都・亀岡集団登校事故の遺族の10年

誰も加害者を裁けない――京都・亀岡集団登校事故の遺族の10年

1,540円 (税込)

7pt

4.0

惨劇で奪われた最愛の人のため、残された家族は闘った。
加害者の償いとは? 被害者とは誰か?
事故から歩み続けた遺族が見たものは。
10年にわたる取材に基づいた迫真のノンフィクション

出発点は、娘の心臓を握るという決して受け入れられない理不尽な経験だったのだと思う。「幸姫の命を奪った加害者を、娘に成り代わって裁きたい」と、美則さんは語った。同時に美則さんは「幸姫の父親として、犯罪者になったらあかん」とみずからにいい聞かせてきた。
美則さんが、加害者を裁くことは不可能だった。しかしながら、司法の裁きにも納得はできなかった。(第5章より)

...続きを読む

誰も加害者を裁けない――京都・亀岡集団登校事故の遺族の10年 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2012年の京都の亀岡の事故。未成年の少年たちが、無免許で車を運転し、丸2日ほどろくに睡眠もとらないまま遊びまわって、登校の児童の列に車で突っ込んだ事故。小学生二人と同行していた妊婦、その胎児も、合計4人が亡くなり、そのあまりの事態に全国的にかなり大きく報道されていた。もうあれから10年以上の月日が

    0
    2023年02月03日

誰も加害者を裁けない――京都・亀岡集団登校事故の遺族の10年 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める ノンフィクション

ノンフィクション ランキング

広瀬一隆 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す