宋代司法制度研究

宋代司法制度研究

17,215円 (税込)

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【内容紹介・目次・著者略歴】
中国社会は宋代に入り急激に新しい展開をとげる。法制の面でも、唐代高度に発達した律令とて、新しい現実に適応するため様々な変更を余儀なくされた。本書は、唐以前および元以降の歴史を踏まえつつ、宋代三百年の司法官制の全体を、現存史料に即し、詳細に描き出した第一級の学術書。唐宋変革の問題に正面から立ち向かうとともに、無意識に陥りがちな西洋近代の法観念または現代的法感覚の類推による理解から脱却する必要性を強調、前近代中国の法に固有な性格を浮き彫りにする。また、昨今失われつつある基礎知識の伝承をも試み、若手研究者にも多くの示唆を与えるにちがいない。日本学士院賞受賞。

【目次より】
弁言
第一部 宋代の司法制度
第一章 地方の司法行政(一) 県
第二章 地方の司法行政(二) 府州
第三章 地方の司法行政(三) 路
第四章 国都開封府の司法問題
第五章 中央政府の司法制度(一) 刑部と大理寺
第六章 中央政府の司法制度(二) 御史台と司法問題
第七章 宋代の法官と試法
第二部 宋代法制の諸問題
第一章 宋代官員の処罰 刑は大夫に上らず
第二章 罰俸制度の展開旧中国における懲戒
第三章 宋代の贖銅と罰銅 官員懲戒のひとこま
第四章 公罪・私罪の一考察 宋代の事例を中心として
第五章 唐宋時代の法典編纂 律令格式と勅令格式
あとがき
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梅原 郁
1934~ 2020年。東洋史学者。京都大学名誉教授。京都大学文学部史学科東洋史学卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。文学博士。専門は、中国史、宋代史。
著書に、『文天祥「中国人物叢書」』『図説 中国の歴史 5 宋王朝と新文化』『宋代官僚制度研究』『中国の群雄8 亡国の皇帝』(共著)『皇帝政治と中国』『宋代司法制度研究』など、
訳書に、沈括『夢渓筆談(全3巻)』孟元老『東京夢華録 宋代の都市と生活』(共訳注)『名公書判清明集』朱熹『宋名臣言行録』班固『漢書食貨・地理・溝洫志』(共訳注)呉自牧『夢粱録 南宋臨安繁盛記(全3巻)』2000『訳注 中国近世刑法志(上下)』などがある。

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