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本田宗一郎氏が、様々な場所に書き、語った言葉の数々を一冊にまとめたものが本書である。外国人の客が汲み取り式便所に落とした入れ歯を拾った話から人情の機微を説き、歌舞伎町での遊び方がわからなかったことから老害の本質を説く。若い頃に胸を躍らせたエンジンや飛行機との出会い、父の教え、そして藤沢武夫氏との邂逅。競争の本質とは何かをレースの経験から熱く語り、発明は恋愛と同じだと喝破する。成功とは99%の失敗に支えられた1%であるという信条を持ちながらも、失敗はついつい厳しく怒鳴りつけた話。遊びというものの本質、そして仕事というものの本質。そして人生の妙味……。自分だけの人生を自分の力で生き抜き、周囲の人を幸福にしようと努め、「人生の楽しみ、人生の本当の豊かさ、人生の可能性」のすべてを体得してきた人にしか語れぬ言葉が、本書からはあふれだしている。読めば読むほど、勇気づけられる、座右に置きたい一冊である。
...続きを読むPosted by ブクログ 2013年05月19日
HONDAの創業者、本田宗一郎の一日一語的な語録集。
この人すげえ。最高な人生やなあと思いました。
世の中の基準や考えなんかくそくらえで、自分が正しいと思ったことを貫く。
そして自分がやりたいことに全霊をかけるといったところかっこいいです。
周りを見回して所作を決めるのでなく、自分はこうだからと言...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月03日
本田宗一郎について知りたくて読書。
著者の本を読んだのは初めてだ。いろいろな関係者やドキュメンタリーなどで見ることが大半だったので著者自身の著書は新鮮に感じる。1ページ1エピソードなので読みやすい。
感想としては、本田宗一郎という人間性が興味深い。豪快であり、人を引き付ける魅力があり、型破りな人...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月26日
日本の名経営者として、ソニーの井深、盛田、京セラの稲盛和夫などがあげられるが、本田宗一郎は創業当時から世界一を目論んでいたことがすごい。 最初から世界を狙っていたから、マン島のオートバイレースに参戦したし、F1にも参戦した。世界市場に挑戦するために、レースに勝つことが技術改善と宣伝のてっとりばやい手...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月23日
「今日より明日、明日より未来」
「仕事は常に新しくしなければならない。どんな仕事でも新しい目で取り組む」とあります。人生で新しいことへのチャレンジはとても大事なことです。
今日より明日、明日より未来と可能性を信じて従業員が仕事に取り組むことによってホンダが大企業までに発展した原点が描かれています。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月07日
少しずつ少しずつ読んだのでかなり時間がかかってしまいました。。。
最後のほうでこういったくだりがありました。
「こちらが悪ければ、悪い人間が寄ってくる。こちらが信用することによって、信用される人間が生まれる。」
本当にそう思います。
朝出勤時に初心に戻れる本、主に企業創始者が書かれた本を読み、読...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年05月23日
本田宗一郎氏の、エッセイ。彼の人生哲学的な話が多い。
印象的だったのは、とても倫理観が強い人だなということ。企業と言えばお金を儲けることが第一義になりがちだが、事業が世の中の役に立たなければいけない、と考えている。また繰り返し述べられていたのは、国民一人一人がアイデアを生み出さないといけない、という...続きを読む
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