あらすじ

2000年代に入り減少を続けていた人類。とくに女性の減少は著しく、
やがて世界には男だけが取り残された。女性を生み出す研究は次々と失敗したものの、
思いがけない研究が成果を出した。
男性を女性に変異させる、【女性化】である。

女性化した者は【救世主】と呼ばれ、各市区町村で子作りに励む。
けれど俺が配属されたのは市区町村ではなく、秀でた精子保持者のみが使用する施設だった。
相性の良いたった1人の男との子作りを強いられるその施設で、俺の相手として現れたのは――
学生時代、俺がいじめていた同級生だった。

さっさと子作りを終えて関係を絶とうとしていた俺だったが
いざ子作りを始めてみるとあまりの快感に抗えず…――！？
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