【感想・ネタバレ】美少女の生下着 バドミントン部の天使のレビュー

あらすじ

教師の啓太は一人の新入生をじっと見つめていた。日々彼女のことを妄想し自慰行為を繰り返していたが、欲望は破裂寸前まで膨らみ、ついに……。

教職二年目を迎えた啓太はバトミントン部の顧問となった。そこで新入生の美少女・茉莉奈に心を奪われてしまう。茉莉奈は異次元の美少女ぶりを放っていたからだ。啓太は己の欲望を抑えられずについに牙を剥く。あらゆる手段で少女を自分色に染めあげていくが……。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

ヒロインは1人。"13歳"とのことなので、ジャンルは"ロリータ"なのだろう。ワイはロリコンではないので中学生は萎えるが、活字のみなので不自由はなかった。ヒロインが1人なので、その分プロセスは丁寧に描かれているかな?

ワイがかつて童貞の頃、官能小説を集中的に読んだ時期があった。その時は、性描写を読んでもピンとこず、セックスはブラック・ボックスのままだった。その後、ほんのいくばくかの性体験を積み、改めてこの手の性描写を読むと、理解できる箇所が多くなっている。

一応、主人公も童貞の設定なのだが、初体験から失敗なく処女の女体を開発していく、というありえない設定。性の天才か。

主人公はヒロインに対して「君だけを愛してる」とか言って、半ば崇拝しつつ調教していく。ところが、不幸にもその手腕が凄すぎたのであろう。最終的にヒロインは、主人公の期待以上に、性に対して奔放になってしまう。

主人公は「違う、これは俺の求めるロリじゃない」とか言って失望する。そして、新たにランドセル姿の少女にときめいて終わる。というオチ。

結局、主人公はヒロインに対して愛情のかけらも感じていなかったのである。このヒロインは、主人公にとって"ロリ"という"記号"としての価値しか持たなかったのである。何たる自己中か。

主人公には率直に「くたばれ!」と言ってやりたい。その程度には、ワイも不幸なヒロインに同情していたのかもしれない。

"愛のないセックス"は不毛だなあという印象。読後感としては、"空しさ"しか残らない。"心抜き"で淡々とアブノーマルなプレイをこなしていくドライな感じは、いかにも"現代風"なのかもしれない。まあ、官能小説だからそんなもんか。読者が、読んで癒されるものではない。

0
2025年03月26日

「官能小説」ランキング