あらすじ
藤尾さんは、もうここへはきっと来ない。204号室も埋まって、これまでのことが夢だったような気がしてくる。それでも、藤尾さん…。ひどいことをされても、気まぐれにふりまわされても、私のことを好きでもなんでもなくても、それでも私は…私は…それでも――…
...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
救いがなさ過ぎる…安らぐきっかけすら感じない…。あの娘はこれから先の永い時間を捕らわれたまま過ごさなければならない。何も知らない兄は恋人と人生を歩めてもあの娘は…多分、彼の人生はあそこで終われるのだろうけれど…恋にも憎しみにも諦めにも昇華できず心を壊されたまま…救いがなさ過ぎる。