【感想・ネタバレ】堕落男のレビュー

あらすじ

殺人、絶望、逃亡――どん底で男は女を求める。広告代理店で活躍、家庭も円満だった梶山一人は、爛れた不倫の末、奈落の底へ。離婚、退職勧告の後、場末のバーのマスターに成り下がり、借金地獄に。さらに、事件が起きる。死を覚悟したとき男は、惚れた女たちに会いにいく――。性に溺れた男と女の物語。超人気官能作家・草凪優の新境地。草凪自身「この作品がダーニングポイントになった」と語る。官能小説を超えた「センチメンタル・エロスの傑作」が誕生!!

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Posted by ブクログ

もともとサスペンスが好きな分、読み慣れていない官能小説に殺人事件が組み込まれるとサスペンスに振りきっていないところが気になって気になって、集中出来ない。
とことん堕落している梶山の何を「堕落者」と言うのかと思ったら、ラストでしっくり。
それにしても梶山が快楽堕ちした3人の女性とのセックスシーンは、自分も味わってみたくなる(笑)

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2022年07月02日

Posted by ブクログ

文末の解説ページに著者と勝目梓の対比の記載あり、勝目梓はセックスの向こうに情念を置く、著者の草凪優は、情念の向こうにセックスを置くとある。なるほど、今風なのは著者の作風なのかもしれない、ストーリーにより現実味がある。

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2018年04月01日

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