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時代は江戸から明治へ。茗荷谷に住む28歳の戯作者・月影堂無三は、大の女好きであった。それはたとえ、風邪で寝込んでいても相変わらずだった。近くに住む後家の奈保が看病しに来てくれ、全身を拭いてもらっていると、無三は股間をムクムクと大きくさせてしまう。「まあ……」顔を赤らめる奈保に対し、まだ微熱の残る額をヒンヤリさせるために、彼女の足裏を氷枕代わりにする無三。次第に奈保もその気になってきて、両膝を突いて彼の顔に座り込み、もどかしげに帯をシュルシュルと解きはじめて……。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
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