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「それでは始めようか。服を脱いでください」。ファインダー越しの先生の視線を感じながら、静香は身体を開いていく。吐き気がするほどの羞恥と緊張、そして悦楽を味わいながら―。女子大生と大学教授、そしてその妻との奇妙な三角関係を描いた「先生と私」。13歳の美少年に恋をした女教師が禁忌を犯し続ける表題作など全三篇。傑作官能小説集。
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Posted by ブクログ
詩織さんの作品は、いつもながら ワクワクするストーリーの展開と まるで映像を観ているような 錯覚に陥る描写が素晴らしいです! (*^^*)
女流官能小説家が最近は多く見られる。 そこでためしに一冊トライしてみる。 収められていたのは、 双子の妹 陵辱の果てに 先生と私 の三篇。 双子の妹では、悲惨な過去から二重人格となった主人公が、いつの間にかオリジナルを否定して、二人目が表に出てくるという、ストーリーを官能仕立てで、ミステリアスに描く...続きを読む。 陵辱の果てでは、監禁されたお嬢様が次第に、現実と向き合い、心の奥にあった優等生ではない自分に気がつくというもの。 そして先生と私では、憧れの先生の不治の病を持つ奥さんを愛し、奥さんの言うがままに、先生の写真のモデルになりながら、自分を通して奥さんの願望を叶えていく というようなストーリー。 最初の二篇は、一種狂気のような世界を表現を変えて記したような作品。最後の一篇は、ロマンチックな世界が描かれているようだが、どれもミステリー感覚の作品。 女流も男流(?)も官能小説には変わりなしか?
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