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2021年度より公立学校教員への導入が可能になった「1年単位の変形労働時間制」。この制度は教員の多忙化解消につながらないどころか、さらに多忙化を進展させる可能性すら含んでいる。本書では、学校がおかれている実情や法制度を踏まえつつ、この制度の持つ問題点について、現場教員を含む様々な視点から論じる。
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Posted by ブクログ
現在、進んでいない教員の働き方改革。 その「どこがイカンのか」について詳しく書かれています。 この本の内容をしっかり理解することは、働き方改革に繋がると思います。
・「定額働かせ放題」 ・予算計上のないまま、働き方改革は工夫してやれ。 「働き方改悪」を防ぎ、それぞれの職場の実態に合わせて、子どもも教員も安心出来る環境づくりのための改革が必要である。
働き方改革のための第一歩として。基本の労基法や給特法についてよくわからない方は必読。教員こそこういう本を読んで自分たちの危機的状況を分析して対処法を真剣に考えた方がいい。
「働き方改革」という文言が、まことしやかに、というより、まこと冷ややかに口に上るようになったなぁと思う。 非常に薄い冊子だが、変形労働時間制を取り入れることの危険性と、そもそもタダ働き状態になっている教員の勤務実態に、時に憤りを以て論じている。 八月こそ年休消化が可能なのに、その八月を変形労働時...続きを読む間で休みに指定したら、一体どこで年休消化は可能なんだい、おおん?という感じか。 けれど、教員定数増やしなさいよ、とか、一人当たりの持ちコマ数減らしなさいよ、とか、残業代ちゃんと払いなさいよ、という輝く理想論はどこまで実現可能なのかねーと遠い目になる。 そのお金があったら払っとるわい、の世界では、削られるのは教員か生徒どちらかの時間なのだろう。 つまり、学校が活動する時間を厳格にする。 たとえば、電話応対時間が固定化された学校は、今後加速度的に増えていくはずだ。 あとはクラブ活動時間や授業時間を削っていくということなんだろう。 学校と一口に言っても小中高まであるわけだし、生徒指導が困難な学校や進学実績の高い学校など、学校が抱える大変さはそれぞれ違って、それぞれにある。 共働き家庭が大きく増え、家庭と学校の繋がりも変化する中で、こうした教員側の勤務実態や仕事の質について多くの人の目に触れることは、良いことだと思う。
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迷走する教員の働き方改革 変形労働時間制を考える
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内田良
広田照幸
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