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「川原崎花店」で働く美大生のミドリは悩んでいた。まじめに絵を描き続けてきたものの、自分より才能豊かな人はたくさんいる。企業の内定をもらったものの、この先絵を描くかどうかわからない……。そんなミドリが触れ合うのは、花を買い求めに来るお客さん。誰かに贈る花や。自分をねぎらう花。それぞれの事情に触れながら、ミドリはやりたいことを見つめなおす――。 花の彩りが人生と重なる、温かく元気が出る物語。
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Posted by ブクログ
花を眺めるのが好きなひとにおすすめです。 この本を読むと、花屋さんへ出掛けたくなります。 誰かに花束を贈りたくなります。 実際に私も、花屋さんでこの本に出てきた花を尋ねてみたら、また新たなことを教えてもらい、 日常がこの本のようで嬉しかったです。
ストーリーも心がジンワリ温かい、誰も傷つかない優しい小説です。最後に添えられる花言葉に心がほっこりします。 花を愛でるオトナに常になりたいものです。次巻の「花屋さんが言うことには」とセットで読んでください。とても幸せな気持ちになります。
ほっこり成長系のお話。「花屋さんが言うことには」の続編らしいのだが、前作を読んでいないので、購入してみようと思う。 ミドリは芸大4年生。生花店でバイトをしつつ、今は卒業制作の真っ最中だ。今回はスカビオサを大きく描いた。今日で生花店のバイトを辞めて、金沢に移って社会人を始める。と、入社前から就職予定...続きを読むの会社が破産して倒産してしまった。 ミドリは生花店の近くのメイフラワー荘に引越し、生花店で働き始める。バイトとしてだけれど。幼稚園を併設している寿言寺で花祭りが行われて、ミドリは配達に。その時お花を活けてくれた高校生の千尋ちゃんに卒業制作のスカビオサを見たいと言われておうちにお招きする。画家になるのかと尋ねられたが、なりたくてなれるものでもない。好きなことを続けるのは我儘なのだろうか?未来について考える。 ミドリの勤める生花店では、「いかづちフラワー」の息子雷響をアルバイトとして預かっているのだが、30歳までアイドルを目指していたという人材で社会常識がないうえに使えない。が最近少しづつ働けるようになってきた。 ホオズキの笛を作る。1時間揉みしだいて実を外に出して、吹くとぶうぶう音がする。1時間半を3分の動画にまとめる。お店のSNSにあげる予定だ。 ミドリは就職活動を再開したが、結果は思わしくない。ウェディングブーケの発注を受けた。だが当日持っていってみると新郎がくしゃみ鼻水の状態でどうやらアレルギーだったらしい。今からどうしようと悩むミドリに店長がアドバイスをくれる。 ミドリは最近街中で見かけた人をデッサンしている。だいたい3分くらい。千尋ちゃんが全国女子高校生野球の全国大会で勝った。彼女の姿もスケッチした。 再就職試験、二次まで進む。前回はオンラインだったが今回は会社での面接だ。以前に描いた「ジョージとドラゴン」や、スケッチブックを見せる。社長に褒められる。
楽しみにしていたシリーズ第2弾! 「花屋さんが言うことには」に続きとても良かった。シリーズへの「好き」が増しました。 花言葉や豆知識も嬉しい「川原崎花店」が舞台。 前作はブラック企業勤務から花屋さんで働くことになった紀久子視点でしたが、今回は将来進む道に悩む美大生のミドリ視点です。 主人公だけじ...続きを読むゃなく登場人物みんながそれぞれに何かしらの事情や悩みを抱えていて、今いる場所で頑張っている。 彼女たちが花屋を舞台に出会い、いろいろな人との交流を通してまた新しい一歩を踏み出していこうと思える。そんな様子が柔らかな筆致で描かれていて、自然と元気をもらえます。 優しい読み心地。花が好きとしては、あれこれ作中の花を思い浮かべながら読むのも楽しかった。 花屋さん常連の子ども・蘭くんの存在もとてもいい。好きなものを好きだと言える、強く真っ直ぐな気持ちが伝わってきます。 いいなぁ。人間模様に人生模様も。 そこに花が重なり合って更に素敵になっている。 前を向いて一歩踏み出そうとしている人はこんなにキラキラしてるのかと感じさせてくれました。 それに最近、不器用なところに人間臭さと人生の面白さみたいなものを感じます。 清々しい読後感で自然と元気をもらえるシリーズ。 続編もとても楽しみ。 『人生、勝ち負けじゃありません。ひとと比べてなんのためになるんですか。そんなの莫迦げています。自分の人生なんですよ。自分が満足できるように励めばいいんじゃないですか』 『夢を叶えるためには頑張らねばならないし、夢が叶っても頑張りつづけなければならない。みんな必死で一所懸命だ。』
続編。 今回の舞台も同じ鯨沼の川原崎花店だが、前作の紀久子さんが主人公だったのが今作は美大生の深作ミドリになり、彼女を中心に描いていく。 読みながら少しずつ前回を思い出していく… ミドリって正直すぎるのか、こんなに無愛想だったっけ?と思いながら塩対応などわからなくもないのは自分と似ているせいかも...続きを読むしないなと感じたり。 絵を描くことが好きなのがよくわかり、花屋のバイトでたくさんの人と繋がって一時は就職する先が潰れてしまい就職難民となってからも、迷い悩みながら再就職しようと奮起する姿を見せてもらえる。 アイドルになれなかった響きの成長も見れたり、相変わらず蘭くんの花の詳しさには叶わないなと思ったりしながら、〈みふね〉で働いている三条さんとミドリの今後が気になるなぁと…。 花言葉には色や本数でも意味が変わってくるけれど知ると面白いなぁと思うし、興味深い。 Ⅰ スカビオザ〜私はすべてを失った。 Ⅱ チューリップ〜忍耐と期待。 Ⅲ キンギョソウ〜未来を知る。 Ⅳ ユリ〜ひたむきです。 Ⅴ ホオズキ〜笑顔。 Ⅵ ペチュニア〜あなたといっしょなら心が和らぐ。 Ⅶメイフラワー〜ただひとつの恋。 Ⅷ 木瓜〜熱情。 みんなそれぞれ新たな道に進んでもミドリには、ずっとフラワーブックを続けてほしいなぁと思った。
一人の視点から描かれていて、とっても読みやすい。何気ない日常なんだけど、花がそっと寄り添ってくれていて、花を通してみんなが幸せな気持ちになっている。そんな場面をとても愛おしく感じた。
「花屋さんが言うことには」の続編。主人公は美大生の深作ミドリに変わっている。コロナ禍や思うようにいかない就活など苦労もある中で、花屋のバイトとして地道に頑張り、花屋としての技能も身につけていく。ミドリが、好きな絵と花を関連付けて両方が魅力を増していく展開が楽しかった。夏目漱石の草枕も読んでみたくなっ...続きを読むた。作者の山本幸久さんは、あとがきに3作目が書けるかどうかは定かではないと書いていらっしゃったが、ぜひぜひ前向きにお願いしたいと思います。
「花屋さんが言うことには」の続編 と言うことを、あとがきを読んで知りました! もう前作を忘れてしまってました。 紀久子さんからミドリさんに主人公変わった。と書いてある。 いろいろなお花に沿って書いてあり、花言葉や、みんなの人生を歩んでる感じが穏やかでよかったです!
今回は川原崎花店でバイトする 美大生のミドリの話 文字を読んてるだけなのに花が賑やかで 脳内がカラフルになる 思った事が顔に出て塩対応もしちゃうけど 人と関わり少しずつ成長して行く 夢と現実の間でも大切にしたいものを したためてる人達の物語
「川原崎花店」でアルバイトをしている美大生のミドリは金沢の画材メーカー内定をもらったものの、この先絵を描くかどうか悩んでいたが…。 『花屋さんが言うことには』の続編。主人公は前作の紀久子から今作は美大生のミドリに。ミドリは前作にも出てたよねと、前作を読んでから4年近くが経ち、すっかり内容を忘れてし...続きを読むまっていたが、読んでいるうちに何となく思い出してきた。 コロナ禍の話。もう5年も前なのかとしみじみ。生花店もかなり影響が出たんだなぁ。 前作もそうだったけど、パート店員さんの光代さんが黒板の立て看板に毎日書く花にまつわる一言と、編の最後の花言葉。有名な花しか知らない私には、毎回勉強になる。 出てくる人たちみんなが前向きに進んでいく話だから、読んでて心地よい。 花を眺めたり、プレゼントされたり、プレゼントをすると心が暖かくなる。まさに、そんな物語だった。
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花屋さんが夢見ることには
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山本幸久
カシワイ
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