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「自分の話がうまくできない」「いつも聞き役ばかり」「もっと仕事以外の話がしたい」……そんな悩みに、これまで三千回以上のマンツーマン雑談を行ってきた著者がこたえます。よい雑談の条件やそのメリット、話が苦手な人の共通点とは? 雑談を通して考えや思いを相手に伝えることで、「自分がどうしたいか」がわかってくる。「不信メガネ」「プール理論」など独自の思考法を駆使して、そのエッセンスをやさしく伝える雑談入門。
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Posted by ブクログ
タイトルを見たときは、 また今はやりのノウハウ本か、 と思ったけど、そうではなかった。 雑談を上手にこなすテクニックを教える本などではなかった。 自分の考えを持つこと、 自分で選ぶこと、 自分で決めること、 そうしていい、ということ、 それができない人は、 何か心に蓋をしていることに気づければ...続きを読むいい、 自分がこうしたい、という欲をもつこと、、 こうした自分に気づくためには一人ではできなくて、 相手の雑談を通して自分に気づくことができるのでは という投げかけの本、と読んだ。 著者自身は雑談を生業にしている、という。 カウンセラーの手前、と書いているが、 結果的には立派なカウンセラーだと思う。 相手と話すことで自分に気づく、、、 自分を出す。 自然に出る。 私雑談が苦手、、 という人が、いつの間にかどんどん話すことができる。 自分もそうだったかもしれない。 以前、、いつまでの以前、だか忘れたが、 妙なこだわりがあり、なかなか話すことができなかった気がする。 それが何かのはずみで? マラソンのおかげで? まさに「蓋」が取っ払われたのか、 自分が出せるようになった。 マラソンがらみでネタが増えたこともあるかもしれないが、 多分それだけではない。 頭の構造が変わったのだと思う。 雑談も上手になった、はず。 蓋 いい言葉だ。 部下に読ませよう。 はじめに 第一章 「よい雑談」ってなんだろう? 1.「雑談サービス」はじめます。 なぜ「雑談」を仕事にしようと思ったのか?/「書けない」ならば、雑談を/どこの、誰に、何を、どのくらい届けるか/マンツーマン雑談サービス「サクちゃん聞いて」 2.なぜ「雑談」が必要なのか 雑談が足りない/「無駄」に光を当てる/「悩み」に余白を/出さないと出てこない/雑談の醍醐味 3.「よい雑談」とは?──必要なのは「正直さ」 空気を読み、先回りするクセ/「素直じゃない」子供だった理由/「不信メガネ」を外す練習/雑談がマンツーマンである理由 4.「ひとりで考える」以上、相談未満 「考えすぎちゃう」は本当に考えているか/「誰かに相談する」ではわからないこと/あなたがどうしたいかは、あなたにしかわからない/「雑談する友達がいない」/友達とカウンセラーの間でいたい 第二章 「自分を知る」ために話す 1.なぜ自分の話ができないのか──感情の泉と思考の水車 飲み会の帰り道の虚しさ/「わたしの話なんて」/感情の泉と思考の水車/自分と仲良くする/自分を過不足なく捉える/なぜ話すのが怖いのか/「自信がないから話せない」/言葉をどう受け取るかは相手のもの 2.プール理論──相手を信用するとは? 感情や思考に蓋をするとどうなるか/自分のプールとは何か/自分のプールに他人が侵入してくる/人を頼る≠他人のプールに飛び込む/自分のプールで泳ぐのが先/「誰かのため」は「誰かのせい」になる/雑談で自分のプールを取り戻す 3.思考のクセを自覚する──人生のシナリオ設定 クセに気がつく/ドローンと内視鏡/人生のシナリオ設定/設定は何度でも変えられる/望んでもいいのだと許可する 4.「自分」を多面的にみる──わたしの中の鬼コーチ 自分がわからないことは、他人にもわからない/意思の手前で邪魔するもの/自分の中の鬼コーチ/鬼コーチと和解する/「本当の自分」よりも「本当はどうしたいか」 5.「自分だけうまくいかない」のはなぜか──疑う力と信じる力 過去を見るか、未来を見るか/過去を捉え直す/「大きなもの」を分解する/見る角度を変える/疑う力と信じる力/「やりたいことがない」のは、可能性を信じていないから 6.ネガティブをひっくり返す──使える材料はすべて使う 「本当に本当にイヤだ」/ネガティブのまま、やってみる/ポジティブもネガティブも根拠がない/不満や不安も自分を知る材料/自分を責める前提を変える 第三章 「相手を知る」ために聞く 1.「ちゃんと聞く」はむずかしい 「聞く」はとてもむずかしい/相手の話をお題にして自分の話をしてしまう/アドバイスやジャッジをしてしまう/相手が気にいる反応をしてしまう/「つまり何が言いたいのか」まとめたがる/どちらが正しいか決めようとする/間や沈黙を怖がって埋めようとする/聞きながら自分の考えがはじまっている/相手に関心を持つ 2.自分を知ると、誰かのことを知りたくなる 聞いてもらえなかった経験/話の聞き方に他人をどう扱うかが表れる/聞き役として役に立とうとする/自分を下げる謙遜は相手のためか/相手に関心を持つために、自分を過不足なく知る/相手をどう扱うかに、自分をどう扱うかが表れる 3.なぜ自分を責めるのか 「気にしない」ではなく「自分を責めない」/期待に応えることと相手をコントロールすること/他者からの評価と自分の価値/自分の価値を認める「いてよし」 4.なぜ男性は雑談が苦手なのか 「お茶しよう」をしない男性たち/話せないのは、聞いてくれる人がいないから/「感情はみっともない」という刷り込み/雑談をしたい男たち/自分の感情に向き合わないことによる不具合/自分の感情に向き合いすぎることによる不具合/内側と外側の循環をつくるための雑談 第四章 「自分の欲」を知るための雑談 1.「当たり前」を疑う──ケーキの味を話す人、そのスポンジがない人 「これであってるか」を優先してしまう人/考え方を否定する前に背景を知る/ケーキの味の前に、スポンジの土台がない/スポンジケーキを自分で作る/自分の欲を知り、地面に這い上がる/「当たり前」を疑い続ける 2.わからなさを受け入れる いろいろな「わからない」/伝えるための工夫と場所探し/「わからない」は怖くない/雑談に必要なもの 3.努力の方向性について 頑張り方がズレてくる/「頑張り方」の定着/努力の目的と方向性/我慢では目的地に辿り着けない/頑張る目的に大小はない/結局「自分の欲を知ること」に尽きる 4.雑談相手はAIではダメなのか AIは悩みに寄り添いすぎる?/役に立とうとしすぎるAI/長い目で見て時間をかける 5.雑談のススメ──他者を通して自分を知る 「考える」ときのふたつのやり方/大事にするものを自分で決める/自分の欲に責任を持つ/内省だけでは自分の欲はわからない/君といて 僕を知る/だから、雑談をしよう おわりに
『マンツーマンの雑談を通して、わたしが一番伝えたいのは、「自分で選ぶこと、決めることを諦めないでほしい」ということだ。 一緒にいる人を、仕事を、信頼する相手を、時間の使い方を、言葉を、食べるものを、考え方を、美しさを、得る知識を、お金の使い道を、大事にするものを、自分できめていいんだよ。と言い続けた...続きを読むい。』 『雑談をしながら、自分が一体どうしたいのかについての欲を知り、何を大事にするのかを自分で決める。』 自分のしたいことがわからない私にとって、一つの道筋をしてしてくれた本です。
ちょっとした雑談の時にやくだつコツみたいなものが書かれているのかと思い読み始めましたが、そういうことではなく自分の勘違いにまずビックリでした。でも思いあたることが多く、自分のことを話すのが苦手、気持ちを言葉にするのを抑えてしまうなど、何となく避けてきたことにフォーカスしていくような感覚でした。自分の...続きを読む欲を知ることで、他者との関わりがかわる、関わりたくなる、新しい欲や自分になかった感覚を知る、そんなきっかけをくれる一冊でした。
雑談について March 07, 2026 11:13 雑談とは世界観の交換である。 他人との関わりが避けられない。 自分がどうしたいかがわからないと、誰かの欲望に乗っかってしまう。 人と関わるのは、自分のことを知っている方が良い。 そのための雑談。 患者さんへ説明する時のヒント文章もあった。 定...続きを読む期的に読み返そう。
先日、人と話し、しょーもない雑談をするのが苦手だなぁって思い、本屋をプラつき、この本を見つけて読みました。雑談の小手先テクニックが書いてあると思っていたのに、自分のことを知る大切さが書いてあるので、そこに行き着くのかと、斬新な視点でした。たしかに私もクセで、自分のことを話すのが苦手で、自分のことを掘...続きを読むられる恐怖があり、相手中心の話題となるトークを無理やり見つけてきて、会話を始めるという窮屈な時間の過ごし方をしていたように思います。雑談とは、わざわざインドに行かなくても、コスパの良い自分探しの旅なのかもしれません。現代人に必要な本に思いました。
この本は雑談のハウツー本ではなく、人と関わるときの心構えを示した本という感じでした。元々私が想像していた内容とは違いましたが、ここまで心に響く内容だと思いませんでした。 私が今まで言語化できていなかったことについてはっきり書かれていてとても面白かったです。特に本書に書かれていたプール理論はとても納...続きを読む得できる例え話でした。 自分の感情の泉を作りそこで泳ぐ(行動)することが第一だということ。そして他人のプールとの境界線を意識し他人のプールに入りこまないことが大切だということ。 この内容が心にストンと落ちるいい例えでした。この話だけでもこの本を読んでよかったなと思いました。
いくつかの書評で気になったもの。雑談の指南書みたいな内容を想像していたけど、主な論旨は、雑談の効用。これを読んで会話力アップ、みたいなことを期待しなくもなかったんだけど、結果的にもっと興味深い内容に触れられて大満足。自己完結の”思惟”と、ちょっと改まった場としての”相談”があって、その中間に位置する...続きを読むものとしての”雑談”を推奨。その前提で、雑談の効能を色んな観点から検証する、という結構。本文中ではサラッと書かれているだけだし、主旨からは少し外れる部分なんだけど、個人的に目からウロコだったのは、著者が”4人以上の集まりには参加しない”と言っていること。飲み会帰りの虚しさなんかが述べられたのち、このひとことが入るんだけど、これは大いに納得。4人以上だと、結局2グループとかに分かれるし、会合中、そのグループが離合集散を繰り返すものだから、不全感ばかりが募る。文中でここまで書かれている訳じゃないんだけど、自分の中では腑に落ちた感が半端なく、多分、これから生きる中でのひとつの指標となり得る。示唆に富む一冊。
これは私みたいな雑談がほんっっとうに苦手な人が読むべき本。 この本で言う雑談が苦手、というカテゴリの対象になる人はどのレベルかと言うと脳内で「他人と話すのが怖い」「常に他人を警戒する」というレベルです。(ちなみに友人たちは信用しているので怖くないしおしゃべりは平気です) 自分の雑談がいつも同じな...続きを読むんだよなあとはもっと広げて面白く話せないかな〜なんて気軽な感じで手に取ると全く違うので肩透かしを食らうと思う。 雑談スキルの向上なんてものではない、もっと奥底の問題とそれに対する解決の方向が述べられている。 下手なカウンセリング本より役立ちます。 また、本書に「他人を警戒して話せないのは自信がないからではなく他人を信用していないからだ」とあり、「でも他人から否定されること多いしどう頑張っても信用できないことのほうが多いんだけどどういうこと?私の周りにいた人たちがたまたまそんな人ばっかりだったの?」とGPTに聞いてみた。 するとGPTの回答は「雑談が怖くなる人は『好きなものを理解してもらえるか』で勝負してしまう。でも本当は雑談は『その時自分がどんな気持ちだったかを差し出すゲーム』」と。 ええエエええぇぇエ!!? 目からウロコ。 だから理解してもらえず否定を食らうとすごくショックだしもう話さんどこ、となるし、せっかく頑張ったけど雑談苦手だなあ…ってなっちゃったんだな。 私は自分の気持ちを出すのが苦手なのでそこからつまずいてる。 私はこれが好きなんだけど…という雑談をして、そんなの好きなの?みたいな否定を食らっても、「それを好きな自分」を理解して欲しくて話すのじゃなくて他人にどう捉えられようとも「それをやってる、見てる時、私は楽しくってたまらないんだ〜!」みたいな感情を全面に押し出すのが雑談なんですね。 私は人の話を聞くだけなら平気で、寧ろ話しやすいと言われるほうであり何を聞いても特に否定をせず(相手も否定されると悲しいだろうから)常に人に気を使って聞いて返答をして疲れるタイプなのだが、自分が他人へ自分のことを雑談をするターンになるとすごく苦手で、否定されがちだし私の返答が変なのかな…と思っていた。 例えば、別に特殊な趣味を好き!というわけでもなく、昔の職場の同僚にどちらの服が好きかとファッション雑誌を見せながら聞かれ、こちらと答えると「ええ〜wそんなのが好きなのw」みたいな対応をされたり。私の見た目と合わないからだったと思うが、相手から見て合わないものを選ぶと笑われるんだ、と否定されてそこで沈黙するしかなく、結局そういう、深い話をしてる訳でもないのにそういう反応されることが積もりに積もって雑談って苦手だ、となっていく。 今思うと相手の対応がおかしいのだが、それに加えて まず自分の気持ちやどうしたいか、自分の好きなものは何か、自分で自分をよく知ったうえでブレない軸がないと雑談すら難しいのは当たり前なんだなあ…と本書の内容に返ってきた。 人間はすぐ変われないから良くないクセを新しい習慣に変えるにはとても時間がかかる、ザッと2年くらいと本文にあり、すぐに変わるの難しいよと思っていたので逆にホッとした。
科学的根拠というよりは、著者桜林さんの経験をもとに書かれた内容。でも個人的には共感度が高い本だった。読む人によって共感度合いは異なりそう。
雑談のhow toではなく、自分が何を考えてどう思うのかを理解しよう、そのために雑談があるよという感じでした。いつも人の顔色を窺ったりあんまり本音で話せないところがあるので個人的には刺さりました。
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