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2021年本屋大賞第1位。待望の文庫化。 【文庫化特典 スペシャルストーリー】 町田そのこさんの書き下ろし小説付き 52ヘルツのクジラとは、他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く世界で一匹だけのクジラ。何も届かない、何も届けられない。そ のためこの世で一番孤独だと言われている。 自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれる少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる――。 〈解説〉内田剛
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「52ヘルツのクジラたち」
2024年3月1日公開 出演:杉咲花
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Posted by ブクログ
心に傷を負い、閉ざしてきた人たちの物語。 人の思いやり、温かさ、やさしさに泣ける。 この物語には、加害者と被害者の両方がいる。 しかし、本当の意味で「わるい人」もいない。 結果的に加害者になっても、「わるい人」になるにはそれなりの背景があるようだ。だからといって、その人たちのすることが許されるわけ...続きを読むではないけども、最初から「わるい人」なんていないんだな、とも思う。 弱い人の声を奪うのはいつだって強い人たち、というわけでもない。弱い人の声を奪おうとするのは、自分も弱い人なのだ。 今にも消え入りそうな声を、掬い上げる大切さ。 それこそが強さなのだな。
めちゃくちゃ切ない物語。序盤から悲しい要素が多くて、読み進めるほど胸が苦しくなっていった。あんさんとの関係、お義父さんや琴美さんの冷たさ、そしてそれとは対照的に昌子さんや秀治さんの深い愛情が重なって、本当に印象に残る一冊だった。 虐待についても、親側の葛藤やストレス、見て見ぬふりをしてしまう人の事...続きを読む情、そして傷つく子どもの気持ちなど、いろんな視点が描かれていて、読んでいてすごく複雑な気持ちになった。イトシがあまりにも愛おしくて、最後は涙が止まらなかった、、! あんさんという存在が大好きで、あんなふうに静かでミステリアスで、優しさのある大人になりたいと思った。心に残る表現が多くて、全国民に読んでほしい一冊だと思う。
町田そのこさんの家族観に共感。家族に対する信頼や期待じゃなくて、家族への諦めや失望をリアルに描くのがとても上手な方だと思った。気持ちが鮮明に描かれてます。
『刺さる』この言葉につきる、 人生で孤独や寂しさを感じる時は絶対にあると思う、 その中で『魂の番』とよばれる、人生を変えてくれる人 にどこかしらで出会っているんじゃないかな、 だから今生きていれるし、頑張って過ごせてる 人脈ってただ広げるのではなくて、本当に人生を変えてくれる人に出会うこと これが...続きを読む人脈を広げるってことかも!! 昔辛かった、寂しかった思い出がある、 という人におすすめ!!
登場人物が皆優しすぎて感情移入はできなかったが、こんなにも他人を大事にしてあげられる人は本当にいるのだろうかと人間が苦手な私は感動しながら読み進めた。
リコや52の生き様に共感しています。特にアンさんは大好きです。好きな人のために自分の身を引くのは、男性としてよくわかるなぁ。女性は失うより愛人として我慢する方がマシなのか‥。このあと、すごいどんでん返しになるんですね。
自分の気持ちを曝け出すことでストレスや嫌なこともスッキリすると言われてまさにその通り。 世の中の仲のいい人と酒を酌み交わしたり、共通の趣味を通して語り合う。悩みを打ち明けることの大切さは何より自分自身が感じている人が多いのではないか。 しかし、全員がその気持ちを曝け出せる訳ではなく家庭環境や置かれ...続きを読むてる状況によって難しい場合も少なくはない。そうした人たちの声を聴くことは困難で行政やサポート支援も入るがそこに自分から曝け出すのも大きな勇気がいる。 本書を読んで、大切な周りの人の52ヘルツの声を聴きたいという気持ちになれた。 逆に自分に対しても気づいてくれる人って大切なのかなと改めて感じた。 人と人が繋がって生きていくこの社会において、誰しもが読んで欲しい一冊。 悩みの根源は人間関係、しかしそれを助けるのも人間関係。
リアルな現代問題を複数織り込んだ作品。 重い、、と思いつつもこれは現実にたくさん起きている事だと思うと、到底フィクションとは思えなかった。 どの問題も方向性はまばらながらも、親からの愛や教育が絡んでおり、親と過ごす期間というものはその後の人生に大きく影響するものだと改めて感じた。 誰にも理解されない...続きを読む苦しみ、苦しさを正しく理解してもらえない苦しみというのは計り知れず、相手に正しく向き合うことがいかほどに難しいかということに気付かされた。 周囲の人の声を正しく受け止め、包み込むことを大切に、また自分にそれをしてくれる人を大切に生きていきたい。
重い、とーっても重い、暗い、しんどい。 でも考えさせられる。心にズーンと響くお話 映画も見たけど3日引きずった、、、、 私も人に寄り添えるような存在でありたい
強くはない人たちが、助けて助けられてをしながら前に進んでいくお話でした。 「魂の番」という言葉、素敵です。
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町田そのこ
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