高橋陽介の作品一覧
「高橋陽介」の「KOO」「33ブックス15 クルマバカの半生」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
一次資料を駆使し新たに描く天下分け目の「関ヶ原の戦い」。
司馬遼太郎「関ヶ原」で知られる戦いの実態は後世の創作が加わっているというのが近年の歴史学の新説。
本書は大名、公家、宣教師の書簡、日記から既に徳川家康が天下人であったこと、小早川秀秋は戦の前に東軍に味方していたこと、石田三成が西軍の黒幕ではないこと、決戦の一日の実際を説明していく。
最初は冗長に感じられたがクライマックスの戦に向けて次第に盛り上がってくる流れが心地良かった。
本書が決定版というわけではなく、さらに新たな説も出てくることがあるだろう。小説とはまた違った歴史研究の世界に触れることのできる興味深い作品。
むしろ本書を覆すあっと
Posted by ブクログ
「関ヶ原合戦」のドラマを捲るような形で、各資料にあたって来られた結果として、非常に興味深く読ませてもらった。
ドラマとして個々のキャラクターや愛憎劇などが複雑に絡み合う戦いだと認識していたが、(私も筆者同様、司馬氏の関ヶ原で興味を持った。)各書簡を照らし合わせると個々人が極めて現実的な判断を都度行ってきたことがわかる。
そして戦前に講和が成立していたという説もなんか納得できた。
特に小早川の動きについて、自身がその場に従軍した想定で筆者が述べてくれたのは、新たな気づきをくれたと思う。確かにあんな効率よく1.5万の大軍が寝返って成果を納められないわなと。
気になったのは以下3点。
①穏便に済ませ
Posted by ブクログ
20世紀初頭に日本陸軍が一次資料のほかに、江戸時代の「関ヶ原軍記大全」などの編纂資料を元に「日本戦史 関原役」を作り、軍人のバイブル的なものとなり、さらに司馬遼太郎の「関ヶ原」によって決定づけられた日本人の「関ヶ原像」を覆す驚きの内容。
本書の面白さは、まるで良質な倒叙ミステリーを読んでいるかのような興奮にある。冒頭で「家康の勝利」という結末=犯人が分かっていながら、そこに至るまでの不可解な過程を、一次史料という「現場に残された証拠」から今までにない新解釈で執拗に解き明かしていく構成が実に見事だ。
武将たちが極限状態で交わした書簡が、驚くほど読みやすい現代語訳で蘇る。そこには司馬遼太郎氏が描い