読書録「目からうろこの洋画タイトル珍百科」3
著者 芝原幸三
出版 近代映画社
P60より引用
“日本語タイトルのつけ方にはいろいろなパターンがある。現代
を忠実に訳したもの、あるいは、親しまれている日本語に置きか
えたもの、さらには、ストーリーや物語のテーマを完結にまとめ
たものなどなど……。
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目次から抜粋引用
“思い出はいつまでも
意味不明の原題がそのまま上陸
ひと目では原題と勘違い
これぞ日本人好みのタイトルだ
何も知らずに幾星霜”
元・放送記者である著者による、外国映画の原題と日本語の題
名を比べて楽しむ一冊。
チャップリンの頃から21世紀に入っての映画まで、映画の写真
を添えて書かれています。
上記の引用は、1959年「勝手にしやがれ」について書かれた項
での一文。題名ひとつつけるにも、多国語を訳してなおかつ雰囲
気を伝えるということは、大変な労力のようです。
映画の年代別か発表順、もしくは50音順のタイトル索引があれ
ばよかったのですが、それらがまったくありません。
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