山野井春絵の作品一覧
「山野井春絵」の「友達になって後悔してる(新潮新書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山野井春絵」の「友達になって後悔してる(新潮新書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
友達に離別された人のインタビューが4件、自ら離別した人が3件、どちらからともなく離別した人が2件、完全離別ではなくつかず離れずの友人関係を築こうとしている人が1件。さまざまな経緯がバランスよく紹介されている。
「考察がない」という辛口レビューがあったけれど、離別した人・された人の多様な経験談をまとめて眺めることで、読者なりの考察を描き出せるのではないかなと思う。特にインタビュー1と9に見る、就職・中受など人生のステージが変わるときに訪れる離別とか、インタビュー3と7に見る、友情の影に同情がある様子とか、比較するといろいろ傾向が見えてくるものだなと思う。
そもそも筆者が考察したところで、友達関係なんて当人以外はわからないものだ。
なかなか人に言えない心の内を、順序立てて引き出した筆者のインタビュー手腕が素晴らしいと思う。特にインタビュイーは皆さん素人で、話も支離滅裂だったのではないかと思うが、ちゃんと本として成立している。内容的に大きな脚色もできないだろうし、よく本にまとめられたなあと。おもしろかった。
Posted by ブクログ
友達を切る、切られる、フェードアウトした人たちの話を読めてよかった。
特に、あの頃の私たちは本当に楽しかったし輝いていた。心の内をさらけ出して、語り合って、一緒に泣いて、お腹が痛くなるくらい笑って。思い出すと泣けてくるくらい。うちらは一生の友達やな!と思った時があった。
そんな関係が過去のものになる。時には恋人と別れるよりも傷が深いこともある。学生時代からの友達との別れには、悲しい気持ちと同時に、分かるな、、と思う気持ちもあった。
大人の絶交は、はっきりしないことが多い。なんとなく疎遠になっていく。LINEのスタンプのみの返信からの既読スルーには、思い当たることも多かった。
読んでいて、胸が締め付けられるくらい悲しい気持ちにもなったし、今仲の良い友達を思い浮かべて、私はこの関係を失わないためにどうしたらいいのかを考えながら読んだ。
友達を大切にするって、どういうことなんだろう。具体的にどうしたらいいのかは難しい。でも、今ある関係がずっと続くことは当たり前じゃないんだと思った。
私自身、今、学生時代からの友達とフェードアウトしようとしている。
昔からの友達なのにな、と思う気持ちもある。でも、あの頃と今では自分の気持ちが違う。いろんなことの積み重ねで、もう以前と同じ気持ちではいられなくなった。
フェードアウトという方法は卑怯なのかもしれない。でも、この違和感をひとつひとつ話し合いたいわけでもない。
この本を読んで、フェードアウトするという選択肢もあっていいのかもしれないと思った。
タイトルは「友達になって後悔してる」だけど、友達になったことを後悔しているわけではないと著者も書いていて、私もそう!と思った。あの頃は本当に友達だった。ただ、今は違うだけ、、
過去の楽しかった思い出まで否定する必要はないんだと思えたし、今の自分の気持ちを大切にしてもいいんだと、背中を押してもらえた気がしました。