月城螢の作品一覧 「月城螢」の「竈に煙の立つかぎり」「野良犬だった私たちは、いつか満月を待つ」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 人気順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 続巻入荷 竈に煙の立つかぎり 小説・文芸 ハーレクイン・ロマンス小説 - 全2巻1,815~1,925円 (税込) 「揚水に羅家の一菜を並べ、千里の河岸に上席無し」 維揚の城で、その名を知らぬ者はない。羅家三代目、羅庭暉。弱冠にして傾いた家の酒楼〈盛香楼〉を立て直し、維揚の酒楼茶肆をたばねる行首の座に就いた若き東家である。塩商の座敷に招かれ、花魁の帳の内にも迎えられる。新科の解元とは兄弟のように論じ、新任の守将とも肩を並べて交わる。 春風に乗るようなその日々に、一人の男が訪ねてくる。双子の妹の許婚だと名乗り、貧しい書生を装いながら、隠しきれない貴気をまとった美しい男。 ――偽物だ。 あいにく、この「羅庭暉」も偽物である。 目を患った双子の兄に成り代わり、男の装いで竈と店を守って八年。兄の目がようやく癒えたとき、かつて娘に身代わりを命じた母は、新しい金の釵と羅の裙を差し出して笑った。もう男の服は着なくていい。竈にも立たなくていい。嫁いで「正しい道」へ戻りなさい、と。 鏡の中で、剣のような眉が柳の眉へ描き変えられてゆく。 彼女はただ問うた。「正しい道? 母上、では私の歩いてきた八年は、邪な道、誤った道だったのですか」 退く道はない。嫻やかさを守って生きることもできない。ならば刀を懐に揣み、前へ出るまでだ。 竈に立つ煙と、厨に閃く刀の光のなかで、ひとりの女が自分の名と自分の店を打ち立ててゆく成長の物語。恋の行方も描かれるが、定まった相手役はいない。選ぶのは、いつも彼女自身である。 試し読み フォロー 完結 野良犬だった私たちは、いつか満月を待つ 小説・文芸 ハーレクイン・ロマンス小説 - 全4巻499~520円 (税込) 十年ぶりの柳州。湿った熱気と饐えた匂いの中、二十四歳の苗靖は、かつて「家族」と暮らした古いアパートへ帰ってきた。 そこには、血の繋がらない「兄」がいた。半ばチンピラのような稼業で食いつなぐ陳異??彼女を疎み、追い払い、それでも追い出しはしない男。 冷ややかに距離を取る苗靖と、粗暴に突き放す陳異。互いを「いらない」と言いながら、二人はひとつ屋根の下で、奇妙な均衡の中に暮らしはじめる。 しかし、かろうじて保たれていた均衡は、陳異の女の登場で軋みはじめる??。 寄る辺ない者だけが知っている、荒れた街の片隅の物語。誰にも必要とされなかった二人が、互いだけを「わかって」しまう、その始まり。 ※本作は月城 螢の個人誌作品の電子書籍版となります。 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 月城螢の詳細検索へ