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「杉谷剛」の「日本医師会の正体 なぜ医療費のムダは減らないのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「杉谷剛」の「日本医師会の正体 なぜ医療費のムダは減らないのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
Posted by ブクログ
かかりつけ医の外来診療報酬について書かれた本。
日本医師会の、既得権益をガッチリ守るという姿勢について、批判的な論調の文章だった。
私は医療職として働いており、これまでは入院の診療報酬についてしか知らなかったので、新しく知ることが多かった。
読んでみて思ったことは、まず、政治的なやり取りが診療報酬を決めるのね。医師会の幹部や実力者は、首相はもちろん、財務省、厚生労働省の大臣とも蜜月の関係になるのかな。
あと、医師会にとっては国民の健康を守る、ではなく医師会の利益を守る、が大切なのかな、とも感じた。まぁ、職業団体とはそういう組織、ということかもしれないが。
でも、社会保障費の負担軽減が求められる現代で、さらに税金が原資の医療費なら、かかりつけ医の売り上げが「濡れ手で粟」になり得てしまう現体制は、いかがなものかと思った。
Posted by ブクログ
医学部の偏差値が異常に高い。理系の優秀な学生の大半が希望しているからだと思う。昔の甲子園を目指す高校球児と同じ様に運動神経の良い者が野球部に皆んな行ってしまって他のスポーツが手薄になっていた。こんな状態では他の理系分野の地盤沈下が進んでモノづくり日本の復活は難しい。
なぜ医学部の人気が高いか。日本医師会の反対もあって医学部の新増設はほとんどなく、医者になれば一生安泰だからである。こんな志の低い人間が多いので激務の勤務医よりも楽して儲かる開業医、田舎よりも都会、産婦人科医や外科医よりも精神科医や内科医を目指すのだ。
確かに医者の収入の大半が税金と社会保険料なのだからもっと規制があってしかるべき。
やはり企業団体献金を禁止しないと政治家が日本医師会に操られてしまう。
医療点数制度の見直しや私も高齢者ではあるがもっと窓口負担を上げて医療費を抑制しないと財政破綻や現役世代の負担が重くなる。
医者盛えて国滅びるのでは元も子もない。
Posted by ブクログ
日本医師会が自民党に多額の献金をして、「良い関係」を築いているのが良く分かった。日本医師会が圧力団体である、という事も。
元日本医師会の会長、武見太郎医師が医師の一部に関して下記のように批判的な言葉を残しているのは興味深いし、尊敬に値する。
「医師会の1/3は放っておいても勉強して、進歩する医学についていって、それを国民に還元することのできる人である。1/3は指導者によってどちらにも行く人たちである。残りの1/3は”欲張り村の村長”でこれはどうしようもない。医師会長というのは、この3つを代表しているのだ。そこを理解してほしいな。」
1980年代から家庭医を設立する事を推奨していたのも素晴らしい。そこから今にいたるまで、ゲートキーパーとしての家庭医制度が普及していないのは残念である。