ヌッチョ・オルディネの作品一覧

「ヌッチョ・オルディネ」の「無用の効用」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 無用の効用
    4.0
    1巻2,475円 (税込)
    「役立たず」は「役に立つ」。自分を磨きたければ、無用の「知」に挑め。世界32カ国22言語で翻訳出版されたベストセラー。実用主義・効率主義がまかり通る現代への痛烈な批判。 無益さにこそ価値がある! 役に立たない文学や芸術を愛せる人間になるために! グローバル経済、利益中心、効率優先……大切なものはどこへ行った? 錚々たる古の文人・思想家の言葉をたどり、生きる意志を再発見する。 世界32カ国で刊行された大ベストセラー! ——過去の記憶、人文科学、古典語、教育、自由な研究、想像力、芸術、批判的思考など、人間のあらゆる活動を後押ししてきた文明の息吹が、徐々に根絶やしにされようとしている。 ――食事や呼吸を必要とするのと同じように、わたしたちは「無駄(役に立たないこと)」を必要としている。 ――真に美しいものは、なんの役にも立たないものだけである。役に立つものはすべて醜い。 ……わたしは余計なものを必要とする人間だ。

ユーザーレビュー

  • 無用の効用

    Posted by ブクログ

    第2部5章トクヴィルがイマっぽい。実利主義が幅を利かせる社会では「手軽な美」しか愛さないようになる、と。短くてインパクトのある動画を楽しむとか?

    0
    2023年07月13日
  • 無用の効用

    Posted by ブクログ

    利潤を生む実用的な知識ばかりに目を奪われ、人文学のような「実用的」ではない知識を「役に立たないもの」として切り捨てる現代社会の傾向に警鐘を鳴らし、社会の発展に不可欠な「無償の知」の持つ価値の再評価を主張する一冊。

    著者はシェイクスピアを始めとする古典文学や、アリストテレス、ハイデガー、荘子、岡倉天心といった古今東西の哲学者などの言葉を引用しながら、人間が古くから”知を活用した価値の追求”と”知そのものの探求”との間で揺れ動いてきたことを示すとともに、”私利に基づく所有”という概念が支配する近代以降の資本主義社会において、実用的知識を尊重する傾向がより強まり、大学における一般教養教育や、基礎的

    0
    2023年10月09日
  • 無用の効用

    Posted by ブクログ

    バランスよく行くのが良いと思いました。
    自分は無用側だと思われるんですが、資本が無いと何も出来ません。
    資本主義な人は、そうで無い人をそんなふうに見ているのでしょうか、と思いました。

    0
    2024年01月12日

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