堂免信義の作品一覧
「堂免信義」の「「民」富論 誰もが豊かになれる経済学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「堂免信義」の「「民」富論 誰もが豊かになれる経済学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
タイトルが示すとおり「民」が豊かであるという状態とそれを実現するための提案と広くとらえた(マクロ的視点からの)経済のメカニズムが述べられています。
いかにして一国全体を豊かにするか。豊かであるとは何だろうか?著者は生活水準の向上だと考える。
一国の経済状態がよいということはその国内の生産と消費が盛んでカネがよく回っていることを指す。そこで、現代日本の苦しい経済状態を抜け出すには地産地消を推進することにあると提唱する。しかし、グローバル化のなかでそれは大変困難なことでもあるのだ。
うまく外貨を稼ぎ、国内でカネを創出するという非常に難しい問題ではあるが、それに対し著者は生活水
Posted by ブクログ
通説とは違った視点で財政赤字や投資と貯蓄の関係について論じた本。
「財政赤字は国民への贈与」という論は以前も触れた。だが、2000年代に入っての戦後最長の景気拡大の下でも国債発行額が増え、バブル崩壊後のデフレ下でも膨大な額の国債が発行されたのに国民の個人資産額の合計が増えている(1178兆→1401兆円)という不思議な点があることを指摘している本を読むのはこれが初めてだった。
「貯蓄→投資」ではなく「投資→貯蓄」という論は初めてだった。日本に「誰でも自由に貯蓄できる」という錯覚があるための誤解。投資で市場に出回る金額を増やしてなるべく多くの人に分配されてこその経済である。
分
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
なぜ、現代日本では、景気拡大と不況が同時進行するのか。
いくらがんばって貯蓄し倹約しても、どうして、日本の消費者は「よい暮らし」ができないのか。
従来の経済学の教科書では、この難問は永遠に解けない。
東京大学理学部出身の異色エンジニアがたどりついた、真に「日本の国民」の役に立つ「超・経済学」とは?
[ 目次 ]
序章 財政赤字は国民への贈与になる
第1章 景気拡大と同時進行した不況
第2章 社会全体では「節約はできないが贅沢はできる」
第3章 全員は儲からない(金持ちが儲けるのは貧乏人のおかげ)
第4章 国内総生産は多ければ良いというものではない
第5章 企業利益の一部は公のカ