作品一覧 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 価格安い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 あかり合わせがはじまる 4.0 エッセイ・紀行 / エッセイ 1巻880円 (税込) 女優・岸田今日子のはじめてのエッセイ集。劇作家・岸田国士の次女として生まれた著者が、新劇女優の世界に入り、結婚、長女誕生、離婚という道程のなかで、折々に感じたことを綴る珠玉のエッセイ。 ●女優のくせにお客様の入った初日より、その前の舞台稽古の日が好きだ。大道具が組み立てられ、照明器具が吊るされ、場面ごとのあかり合わせがはじまる。もうすぐ現実とは次元のちがうあかりの中に呼び出されて、自分ではない人物を生きなければならない。それを待つ間のあの不安定な、しかも魅力的なひとときを、なんといおう。 けれどもしかしたら、俳優とは限らず、わたしたちの生活は、いつ舞台に呼び出されるかわからない、舞台稽古の日の楽屋なのだろうか。あかり合わせは、もうはじまっているのだろうか。 (著者あとがきより) 試し読み フォロー 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 岸田今日子の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> あかり合わせがはじまる エッセイ・紀行 / エッセイ 4.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 岸田今日子 著「あかり合わせがはじまる」、1984(S59)年11月発行、母のこと、父のこと、姉のこと、娘のこと、友達のことなどを綴ったエッセイです。著者の誕生日は天長節で、「今日のよき日は大君の~♪」から今日子となったそうですw。母親はたった一人の聞き手(娘)にとっては最高の語り手ではあるけれど、それを越えるのは大変なことではなかろうか。(いえいえ、あなたの童話は、みんなが聞き手になっています(^-^))一日10~11時間睡眠の著者、俳句の号は「眠女」だそうw。「かぎりなく もの問いてやまぬ 仔猫かな」 0 2017年08月25日