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  • 森林列島再生論 森と建築をつなぐイノベーション「森林連結経営」
    3.8
    1巻2,200円 (税込)
    ウッドショック、ウクライナ危機…日本の森林資源をどう生かす? 3本の矢を放てば、森林が数百兆円の国富となる (1)デジタル技術による国産材サプライチェーン1000カ所構築 (2)木材を廃棄せず、木質バイオマス燃料に安定供給 (3)丸太や製材ではなく、サッシ、断熱材を組み込んだ木造建築部品として輸出 <カーボンニュートラル時代、「森林列島・日本」を再生する事業プランを提示> 日本は森林面積が国土の3分の2に及ぶ森林大国。だが、これまで木材を輸入に頼ってきたため、国内林業は衰退し、木材産業や建築業、不動産業とつなぐサプライチェーン(供給網)も分断されてしまった。そうしたなか、国際的な木材の供給不安が発生、木材価格が暴騰する「ウッドショック」と呼ばれる事態を引き起こしている。直近ではウクライナ危機を受け、さらに先が見通せなくなっている。 森林大国の日本にとって、豊富な資源を生かさない手はない。本書は、森林という資源の現状とその未来を問うものである。「森林列島」を再生するために、林業や林産業ではなく森林産業を構想し、国土を有効活用する事業案を起草する。

ユーザーレビュー

  • 森林列島再生論 森と建築をつなぐイノベーション「森林連結経営」

    Posted by ブクログ

    著者の塩地博文さんと文月恵理さんから頂いた1冊。これから著者の方々とワクワクする面白い仕事がスタートするかも。同書を今ワクワクしながら読み進めています。

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    2023年11月01日
  • 森林列島再生論 森と建築をつなぐイノベーション「森林連結経営」

    Posted by ブクログ

    知り合いの木材会社の方からお勧めして頂いた一冊。

    私自身、木や森に関わる仕事をしているが、知らないことが多く、とてもためになった。

    日本は世界3位の森林備蓄量を誇っている。

    そのうち6割は人工林で、多くは戦後に植えられたもの。

    それらが「切りどき」を迎えているが、長い時間をかけて、国産材から輸入材にシフトしてしまい、使用量は落ち、低価格化が進み、林業関係者様の賃金が伴わず、結果的に「再造林」という伐採後に新たに木を植えることができずにいる。

    先人が残してくれた豊富な森林資源をフルに活用することができれば、日本は世界と戦う大きな力を得られる。

    そのためには、整えるべきインフラが山積さ

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    2023年10月16日
  • 森林列島再生論 森と建築をつなぐイノベーション「森林連結経営」

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    森林について深く知りたいと思い読んだ本。
    おもしろい。

    メモ
    ・横架材における輸入材の強さ。国内自給の低さ
     自給率向上の立役者は低位階層製材と可燃燃料への供給による
    ・世界的な人口増による需要増と海上輸送コスト増は今後のトレンドとして定着するだろう
    ・スギ原木1m3あたり1.8万円、ヒノキでも2.7万円
    ・所有者不明林地28.2%、不在村地主24%
     直接交渉する相手がわからかいのが半分以上
    ・立木資産は資産化され伐採時に売上原価として計上される
    ・将来CFを予測するために必要な構成要素
     立木生産の収支
     立木販売以外の副収入、森林保険、森林認証の取得コストなど実際の森林経営で発生する収

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    2023年05月26日
  • 森林列島再生論 森と建築をつなぐイノベーション「森林連結経営」

    Posted by ブクログ

    大学の講義のような構成で分かりやすい。ただ、ちょっと盲目的でもある。

    このモデルで成功して欲しい。

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    2024年11月10日
  • 森林列島再生論 森と建築をつなぐイノベーション「森林連結経営」

    Posted by ブクログ

     森林産業とは、根強い地域需要を秘めている建築、エネルギーへの供給を核とする、森林資源の分配である。再造林という条件下で、資源を減らさずに産業隆盛と持続を両にらみする産業再編が望まれる。


     国内には豊富な森林資源が、それも日本各地に控えている。その資源量を背景とする建築需要との一体化を一直線で貫く生産サプライチェーンの構築を、1本目の矢とする。それは第3章で紹介する「大型パネル」だ。この生産工場の展開では、資源供給地との距離が重要であり、沿岸部の港湾インフラも 鍵となる。
     2本目の矢は、木質バイオマスへの木材原料の安定供給だ。木材加工には、木くずは付きもので、製材時に排出されるものは半分

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    2023年05月13日

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