平田完一郎の作品一覧
「平田完一郎」の「世界を貧困に導く ウォール街を超える悪魔」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「平田完一郎」の「世界を貧困に導く ウォール街を超える悪魔」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
現代が金融帝国主義の時代であること、それが破綻の瀬戸際にあることを繰り返し明言している。金融が吸血鬼となって、他の産業・社会階層から富を収奪・搾取しているのが現代の金融システム。
それを支える仕組みは、タックスヘブン、英国のシティ、各国の法人税減税競争など
各国は稼ぐ法人から脅され、屈している。
過剰な金融緩和で支える限界か、収奪される弱者の立起か、破綻は必至。
金融の自己膨張←①デリバティブ②証券化=二大金融イノベーション(268)
資本規制を逃れ、最大のレバレッジ 利益は自分に、損失は国民に
溢れる資本=利益の蓄積→6%の利回り=金融の自己増殖
人類は食い殺されてしまう!
Posted by ブクログ
金融の呪いを読んでいると、頭の知恵比べと言うか、悪知恵と言うか、合法的詐欺と言うか、そういう言葉しか思い浮かばないくらい、途方な問題だ。正義でもって法律で規制しても、頭の良いグローバル金融エリートはいとも簡単に搔い潜るだろう。
彼らが搾り取る相手である政府・行政は市民が納めた社会インフラ・サービスを生み維持するための大事な原資となる税金を守ることができるのだろうか。
そんなことを思い浮かべながら読んでいた。
因みにこの本の主題テーマは『金融の呪い』。
石油利権によって政治権力を牛耳り、他の経済セクターの発展を阻害する現象を『資源の呪い』という。
これが金融利権によって、政治権力を牛耳り、他の経
Posted by ブクログ
1.世界の金融事情が悪化してく中で、日本以外のことも学びたいと思いました。
2.ウォール街よりも歴史があるロンドンの金融市場に焦点を当てた本です。本書では、貧困層が拡大していくのかという問題について、タックスヘイブンが大きく関わっていると述べています。また、題材としてKKR社について述べ、この会社がどのような歴史を歩んできたのか、なぜ地域全体に所得が上がっていかないのかを述べています。
3.結局のところ、分配されないことがきっかけになっていると思いました。そして分配がなくなることで消費が増えず、将来への不安が強くなることで一時的にお金をもらっても貯蓄に回ります。そうなってしまっては経済は循