NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班築山卓観の作品一覧

「NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班築山卓観」の「吉永小百合 私の生き方」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 吉永小百合 私の生き方
    4.3
    今、出演する映画でつねに主役をはる俳優が、吉永小百合さんその人。 山田洋次監督は、「高倉健さん亡きあと、小百合さんは『最後のスター』になってしまった。素敵な女優さんはいるけど、小百合さんは別格の存在」と評します。 なぜ、密着取材を引き受けたのかと問われて、吉永さんは笑顔でこう答えました。 「いつ死ぬかわからないから、撮っていただいて幸せでした――」 121本目にあたる出演映画の制作現場に初めてカメラが入、そこで吉永さんが見せてくれたのは、他人を演じるという俳優の得がたい特権と、そのための挑戦。 今「自分に正直に生きたい。難しいことはありますけど、悔いはなくなりますね」と述べる吉永さんのその生き方は、豊かな人生に欠かせない秘訣でもあります。そんな名言も飛び出すインタビューでは、放送では紹介しきれなかった、樹木希林さんとの友情、年齢の受け止め方などなど、その素顔と潔い生き方が文字に鮮やかに刻まれています。

ユーザーレビュー

  • 吉永小百合 私の生き方

    Posted by ブクログ

     吉永小百合さん、取り立ててファンというわけではないのですが、昨年は、吉永さんの121本目の出演作「最高の人生の見つけ方」を観、さらにその制作現場に密着取材したNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀〜吉永小百合スペシャル〜」も観て、その人柄にかなり強烈なインパクトを受けました。
     本書は、その担当ディレクターが、10ヵ月にわたり密着取材した内容をもとに、彼女の“人となり”を記した著作です。貴重なエピソードの紹介も興味深かったのですが、やはり吉永さんが発する一言一言には目を見張るものがあります。

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    2021年02月21日
  • 吉永小百合 私の生き方

    Posted by ブクログ

    吉永小百合(1945年~)は、言わずと知れた国民的映画俳優であるが、これまで121本の映画に出演し、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を歴代1位の4回受賞している。
    本書は、2019年10月26日放送のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀~吉永小百合スペシャル~」の制作のために行った取材に基づき、新たな特別インタビュー(プロローグ、エピローグ)などを加えて書籍化したもの。取材は、2018年11月から10ヶ月に亘って、映画「最高の人生の見つけ方」(2019年10月公開)撮影の舞台裏にカメラが潜入し、衣装合わせから、クランクアップ、さらにはプライベートに及ぶ一部始終を記録する、異例の長期密着取材と

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    2020年11月30日
  • 吉永小百合 私の生き方

    Posted by ブクログ

     やっぱりステキだな,小百合さん。あまりにも偉大な吉永小百合に密着取材を申し込んで,それを実現したNHKプロフェッショナルの面々。その制作班の責任者である築山さんが著者だ。
     「あなたにとってプロフェッショナルとは」と,この番組の決め台詞(質問)を何度も何度も問われる小百合さんは,「わたしはプロでありたいとは思わない」「プロかどうか分からない」「素人の気持ちを持っていたい」「プロといった途端に進歩がなくなりそう」などと言って,ズバリ答えようとはしません。
     山田洋次監督が「小百合さんが小百合さんであり続けることは,もはやあの人の任務だと思う」と答えているように,彼女の代わりはいない。となると,

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    2021年10月07日
  • 吉永小百合 私の生き方

    Posted by ブクログ

    吉永小百合 74歳。
    歳は 重なっていく。しかし、吉永小百合の持つ歳は
    ほとんど考えることができないほどだ。
    最後の女優と言われる。

    高倉健との動乱で初めて、女優の醍醐味を知ったという。
    それまでは、空っぽの人形の様だったという。
    演技しない演技。
    プロと思った時に、進化が止まるという。

    その日本的な女優のすごさを改めて、感じた。
    女優考に 吉永小百合のことを書いたが、
    吉永小百合は、もっと深い意味で 吉永小百合を歩いていた。

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    2021年01月29日

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