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  • 棋風堂堂 将棋と歩んだ六十九年間の軌跡
    4.0
    1巻1,600円 (税込)
    生涯現役棋士であり続けた史上最強の名人・大山康晴。棋士は一局の勝負の中で負けを知り、それを自分に言い聞かせ、納得させる時が一番苦しいという。人生の最期の戦いの中で、いつの日、そのことを自身に言い聞かせていたのであろうか。 【目次より】●第一章 さようなら、大山さん ●第二章 将棋の道を歩き始める ●第三章 勝負は勝つことにあり ●第四章 過去の栄光を捨て出直す ●第五章 がんに勝つ、人生に勝つ

ユーザーレビュー

  • 棋風堂堂 将棋と歩んだ六十九年間の軌跡

    Posted by ブクログ

    情熱を持ち続けた勝負の人。純粋さに感嘆せざるを得ない。

    防衛戦ではなく、一旦タイトルを返上して「取りっこをする」と。どんどん若い人が来るから、防衛するという自意識過剰では持たないと判断。
    対局時は一日百本たばこ。風邪で吸わなかった時に新聞に「大山康晴はタバコをやめた」書かれた。吸うと馬鹿にされると思い禁煙。
    1局1局に全力投球。目の前にあるタイトルなどの目標達成を願う。
    升田への強い思い。内弟子を同時にしたというのは重い。升田がいたから長持ちした。
    スランプの気配を早めに感じ取って予防する。
    四十歳から。矢倉を捨てて振り飛車に。序盤の形が決まっていて、中終盤に時間を残せる。四十歳からトップを

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    2012年08月16日

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