作品一覧

ユーザーレビュー

  • 痕跡本の世界 ──古本に残された不思議な何か

    Posted by ブクログ

    痕跡本を楽しむつもりで買いましたが、紙の本に対する様々な価値観や視点を頂けて、自分の紙の本に対する価値観が酷く矮小であった事に気が付きました。巻末にさり気無くある「読んでない本大賞」のエピソードはどれを取っても凄く、是非別で出版頂きたいです。(あるのかな?)ある意味、本を所有する事、向き合う姿勢みたいなものが、もっと気楽な物になり、もっと幅広く愉しみたいと感じる一冊でした。

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    2025年04月27日
  • 痕跡本の世界 ──古本に残された不思議な何か

    Posted by ブクログ

    一気に読んだ
    面白かった
    犬山の店舗にも行ってみたい

    コヤナギヒトハコ古本市
    Booksvictorにて購入

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    2022年10月28日
  • 痕跡本の世界 ──古本に残された不思議な何か

    Posted by ブクログ

    古本には前の持ち主の痕跡が残されていることがある。気になった
    箇所への線引きだったり、メモや手紙が挟み込まれていたり、蔵書
    印が押されていたり。

    我が家にもそんな本が何冊かある。栞代わりにしたのか、遠く北海道
    の新刊書店のレシートが挟まったままの本がある。「あなたは私か」
    と思うくらい、線引きされた文章に共感した本がある。誤字・脱字に
    訂正を入れた、まるで校正刷りのような本がある。

    そんな痕跡本のコレクションを紹介しているのが本書だ。著者は
    愛知県にある古本屋店主。古本屋という商売柄、さまざまな痕跡
    本が集まるのだろうし、著者が友人・知人から譲られた痕跡本も
    ある。

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    2017年08月22日
  • 痕跡本の世界 ──古本に残された不思議な何か

    Posted by ブクログ

    私同様、古書でたまに見かける書き込みや傍線を、一つの情報として楽しめる人なら、「あぁ、それってあるある!」と、共感出来ること請け合い。
    特に興味を引いたのは、第4章の"読んでない本大賞"の件。誰かにとって、手を触れることすら出来なかった人の存在が、一生の思い出となりうるように、読むことのなかった本が、持ち主に与える思いの何と深いことかと。

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    2015年06月14日
  • 痕跡本の世界 ──古本に残された不思議な何か

    Posted by ブクログ

    痕跡本(古本などに時々ある、本に書き込みやメモが挟まった本のこと)に関して、著者の古沢和宏さんがこれまでに出会った「物語」のある痕跡本を解説した一冊。自分はオークションや古本屋で買った本に書き込みがあった際には「やってしまった感」があるタイプだが、古沢さんはそこに「面白さ」を見出している。さまざまな痕跡本が紹介されている中でも、他人の名前が書いてある古本があり、名前をネット検索したら出てきて、その人に実際に会いに行くというドラマチックな展開もあり、非常に面白かった。

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    2020年06月03日

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