三菱UFJ証券景気循環研究所の作品一覧
「三菱UFJ証券景気循環研究所」の「先読み!景気循環入門」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「三菱UFJ証券景気循環研究所」の「先読み!景気循環入門」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
景気循環というと、個人的にはややマユツバものというイメージがありました。
確かに景気は上がったり下がったりする事実は分かるけど、それが物理現象のような正確な規則性をもって美しい波を描くとは俄かに信じ難く、経済って不確定要素に影響されたり、構造的な要因で前提条件が変われば景気の波の周期や幅も変わると考える方が自然なんじゃないかと。
この本を読んでそのイメージは少し改まりました。
景気循環といっても「いざなぎ景気」みたいな比較的短期の波を指すだけではなく、周期が長いものから短いものまで複数の循環サイクルを考慮する必要がある。
コンドラチェフ・サイクル:50〜60年周期の長期波動(社会資本投資
Posted by ブクログ
ジェグラー「恐慌に先行する兆候は大繁栄というシグナルである」。
複合循環 超長期=コンドラチェフ=社会資本投資による 長期=グズネッツ=建設投資による 中期=ジェグラー=設備投資による 短期=キッチンサイクル=在庫投資による。
季節変動は12か月移動平均によって予測する。これを除いたものが季節調整値。
先行・一致・遅行のDI。それを基にしたCI。
OECD総合(景気先行指数)は日本の輸出数量に先行する。
ユーロ圏は米国景気を後追いする傾向が強い。景気回復の先導はドイツの輸出産業。
過少消費説と過剰投資説。
景気の山では過剰投資説、景気の谷では過少消費説が説得力がある。
乗数効果と加速度原