作品一覧 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 渡来氏族の謎 3.0 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 1巻924円 (税込) 四世紀末から七世紀後半にかけて、大陸・朝鮮半島から日本列島に移住した渡来人。その有力集団は「ウヂ」を名乗り、大和政権に奉仕した。大和政権は最先端の技術・知識・文化を有した彼らを積極的に登用、やがて律令国家が形成された。渡来氏族はまさに古代国家形成の立役者であったが、その功績はもちろん、存在すら明らかでないものも多い。彼らが出自や移住の経緯を改め、さらに政治の表舞台に上がることが少なかったからだ。東漢氏、西漢氏、秦氏、西文氏、難波吉士氏など、氏族ごとに職掌から盛衰までを追い、謎に包まれた実像に迫る。 試し読み フォロー 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 加藤謙吉の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 渡来氏族の謎 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 3.0 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 東漢氏、西漢氏、秦氏、西文氏とフミヒト系氏族といった渡来人の話。 坂上田村麻呂も東漢氏であつたと初めて知った。 さいたま市にも岸町という地区があるが、これは新羅・百済等からきた渡来人の官位を示す「吉士」から来たらしい。 0 2019年01月13日 渡来氏族の謎 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 3.0 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 東漢氏、西漢氏、秦氏、西文氏とフミヒト系氏族、難波吉士を章別に取り上げ、各氏族の要点を簡潔に、ポイント押さえてまとめてくれている、渡来氏族の概要。ガイダンス本とでもいうべきか。手に取りやすい新書。 0 2018年09月21日 渡来氏族の謎 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 3.0 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 鉄器生産と軍事力を担った東漢氏、同様の技術を担ったと推察されるが東(やまと)側に押されて衰退した西漢氏、絹織物から始まり天皇政府のクラの管理を担った秦氏、文字と文筆記録で貢献したフミヒト系など、大和朝廷の権力の確立には、軍事・行政の実務を担った渡来氏族たちの貢献が見逃せない。筆者は記紀史観に沿って、土着の大和朝廷が渡来人たちを有力豪族に配分したのだとするが、天皇家も天孫族も渡来氏族も、歴史の流れで中で列島に渡来し、土着勢力を駆逐して高度な支配体制を確立した、と見る方が無難だろう。 0 2017年08月19日