ユーザーレビュー 六道の使者 閻魔王宮第三冥官・小野篁 鈴木麻純 / 中塚理恵 昼は朝廷の役人、夜は閻魔王宮第三冥官という、人でありながら二つの世界に生きる小野篁が、京を襲う怪異に立ち向かう、平安ファンタジーです。 生真面目で融通のきかない篁と、そんな篁を放っておけない上流貴族の道楽者・真冬とのコンビが、愉快でした。 Posted by ブクログ 六道の使者 閻魔王宮第三冥官・小野篁 鈴木麻純 / 中塚理恵 小野篁が閻魔大王の冥官となったいきさつが書かれているけど、伝説でもこのように伝えられているのかな。小野篁が結構狷介な性格で、その親友のへらへらしている藤原真冬との掛け合いは対照的で面白いといえるかもしれないが、怪異自体は最終的にちょっと小粒になってしまったなあ。 Posted by ブクログ 六道の使者 閻魔王宮第三冥官・小野篁 鈴木麻純 / 中塚理恵 閻魔大王の補佐官をしていたという伝説のある小野篁。 今回も文字通り閻魔王の冥官として夜毎働いているという設定。 もっと怪奇小説的な内容かと思っていましたが、案外そうでもなかったのが残念。 仮にシリーズ化されても次作を読みたいとは思わないかな。 ただ冥府の設定は結構面白い設定でした。 しかも閻魔王が・...続きを読む・・だったとは。 Posted by ブクログ 中塚理恵のレビューをもっと見る