作品一覧

  • 軍事のリアル(新潮新書)
    4.2
    現代の軍隊は「戦争の道具」ではなく、世界の繁栄と平和を守るための基盤である。一国平和主義によって世界の現実に目を閉ざした日本は、その「常識」を共有できない。今こそ自衛隊を正しく「軍隊」と位置づけ、過剰な期待も過剰なアレルギーも排し、何ができるのかを冷静に見極めよ──。陸上自衛隊トップの幕僚長を務めた著者が、自衛隊の現場の視点から語った超リアルな軍事論。
  • 軍事のリアル(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    元陸上幕僚長の著者が、文字通り日本の自衛隊の軍事の現実をつづったもの。

    机上の空論ではなく、実際に陸上自衛隊を知り尽くした著者の言説には説得力があった。

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    2019年11月25日
  • 軍事のリアル(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    集団的自衛権と集団安全保障の違いって分かりますか?
    名前は似てるけど別物なんです。
    ややこしいですね。
    個別だろうが集団だろうが自衛と、集団安全保障ってのはまったくの別物。
    自分(や仲間)を守るための『権利』と、みんなのための『義務』という違いがあるわけです。
    もし他国から攻撃(侵略)を受けた場合、自分で武力行使して撃退して良いわけです。やられたくなきゃ当然ですね。
    それを各自仲間を組んで、その仲間で撃退するのも良しとされています。日本は9条の関係からこれが問題となっていますが・・・
    これが個別なり集団なりの自衛権です。
    で、集団安全保障は、誰かが攻撃したら、全員でそいつを撃退する、って話です

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    2018年02月23日
  • 軍事のリアル(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    日本の戦争放棄はパリ不戦条約の焼き直し、集団的自衛権と集団安全保障の違い、米国のシンクタンクについて、在日国連軍の存在、日本の核武装について、騎兵論、独裁、徴兵制等について書かれた記事をまとめたもの。

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    2018年01月25日
  • 軍事のリアル(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    集団的自衛権と集団安全保障がまずは全くの別物であることを理解しないと議論できないし、自分の考えを整理することは出来ない。目から鱗。外交の面白さ(面白がれない状況だけれども)をゼミ以来に思い出した。

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    2018年01月06日

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