ステラ・アドラーの作品一覧

「ステラ・アドラー」の「魂の演技レッスン22」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 魂の演技レッスン22
    4.6
    マーロン・ブランド、ロバート・デ・ニーロ、ハーベイ・カイテル、ベニチオ・デル・トロなど、多くの優れた俳優を育てたステラ・アドラー。演技理論において世界的に多大な影響を与えたスタニスラフスキーから直接教えを受けたただ一人の米国人アーティストとして、氏のテクニックをアメリカに持ち帰り、自らのレッスンに組み込んで、いわゆる「メソッド」とは異なる独自のスタイルを確立しました。 「演技とは“与えること”」「俳優は人生を重要なものとして認識することが仕事」など、自分自身に目を向けることの大切さを説いた珠玉の言葉の数々は時が経っても色あせることなく、俳優につきものの問題や疑問にストレートに答えを出し、たとえ俳優を目指していなくても、純度の高い生き方を求める人が日常で感じる違和感や悩みにも、ヒントを与えてくれます。 街角でスカウトされる夢を見るあなたは、まだ自分の悲劇に気づいていないかもしれません。本来は時間をかけて習得する演技を、スタジオや学校で素早く身に着けなければならないこの時代、自分の価値や力量を把握する尺度が必要なのです。今こそ本書で名優への一歩を踏み出しましょう! ステラ・アドラー 1901年、ニューヨークの俳優一家に生まれる。1931年、米国の演劇界に新風を吹き込んだグループ・シアターに参加したが、ストラスバーグが唱える感情の記憶を中心とした「メソッド」の解釈に反発。提唱者スタニスラフスキー本人に教えを乞い、「状況を想像することの大切さ」が氏のメソッドの本意であることを確認し、1947年自身の名を冠した演劇学校を設立した。20世紀最大の俳優といわれるマーロン・ブランドの可能性をいち早く見抜き、『欲望という名の電車』の歴史的名演に導くなどアメリカの伝説的演技教師となる。1992年没。

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ユーザーレビュー

  • 魂の演技レッスン22

    Posted by ブクログ

    英語版も読んだが日本語版で再読。ステラ・アドラーが教えていた当時のアメリカ文化、社会に対する言葉が、今の日本人にもそのままそっくりあてはまる。軍隊や階級など日常避けがちな話題だが、そこから演技術、人間、演じる側の品位についての視点を与えてくれる。最初の一章目でまず姿勢を正したくなる。

    0
    2022年10月16日
  • 魂の演技レッスン22

    Posted by ブクログ

    演じる事について、舞台で表現する事に対して、、など。
    どの箇所を読んでも、ヒントが隠されています。

    0
    2012年05月15日
  • 魂の演技レッスン22

    Posted by ブクログ

    ステラ曰く、感情はつくれない、だから場所を作り込む。

    場所ができれば動作がうまれる、動作は感情を引き起こす。


    自分は俳優も演劇も知らない、デザインやアイデアの発想を考えるうちにこの本を読もうと思った。

    それはインサイトを見つけるときに、いろいろなディティールを考えて自分がそれを使ったり(動作)、そのモノがある環境(場所)に身をおいたりして想像する作業が演劇にとても似ていると感じたから。

    逆にストラスバーグのメソッド技法から入らなくてよかったと思う、ステラによればこちらは動作より感情を重視するから。

    でも、こちらも読もうと思う、違いを知るために。


    スノッブでちょっと宗教がかってる

    0
    2012年04月18日
  • 魂の演技レッスン22

    Posted by ブクログ

    アメリカの演技教師ステラ・アドラーの著書。
    俳優とは何か、演技とは何かなど、方法論というより考え方が詰まった良書。
    演技というか、俳優人生におけるバイブルであるといえよう。
    かなり極端なことが書かれているように見えるが、実際活躍している海外の俳優はこのくらいのことは当然の如くやっている。

    0
    2011年06月11日
  • 魂の演技レッスン22

    Posted by ブクログ

    感動します。
    ダイナミックで繊細。
    話のレベルは高いけれど、意識が非常にストレートで、読む人を選ばない本だと思います。

    役者さん志望ではないですが、とても勉強になりました。
    古典を読んだり観たりする方ならなお、手にとって損はない一冊です。

    0
    2010年05月30日

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