須田狗一の作品一覧 「須田狗一」の「神の手廻しオルガン」「徳川慶喜公への斬奸状(ざんかんじょう)」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 評価高い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 徳川慶喜公への斬奸状(ざんかんじょう) 4.0 小説 / 国内ミステリー 1巻1,540円 (税込) 明治43年、徳川慶喜は72歳となり、東京で余生を過ごしていた。ある日の散歩中、匕首を持って突進してきた男を、警備員が銃殺する。男の懐には「遥光(ようこう)の斬奸状は天下の愚書である」と書かれた半紙が入っていた。巡査部長の小川は、男が慶喜を襲った動機と、「遥光の斬奸状」とは何なのかを探る。しかし数日後、第2の殺人事件が起き……。謎の言葉を巡る連続殺人事件の、驚くべき真実とは!? 試し読み フォロー 神の手廻しオルガン 4.0 小説 / 国内ミステリー 1巻1,650円 (税込) 「ほぼ一気読みの吸引力。文芸ミステリーの時代が開花しつつある」――島田荘司/島田荘司選・第9回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作。日本とポーランドで起きた2つの殺人事件。72年前のナチスの闇が、今、甦る。ポーランド人強制収容所囚人の日記に隠された意外な真実とは!? 正義の在り方と家族愛を問う、社会派ミステリー! 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 須田狗一の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 神の手廻しオルガン 小説 / 国内ミステリー 4.0 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 表紙を見た時、正直エロでドロドロかなーなんて予想をしていたが、読み始めると惹き込まれて読み進めるのが早かった。 現在の愛知県犬山市で起きた殺人事件。被害者・木島弥一郎は左腕と胸部を切り取り、持ち去られていた。 また、ポーランドではナチスハンターを支援していたクシシュトフが殺される。 そして、吉村夫妻はポーランドでアンカという大学生に出会う。 遠く離れた場所で起きた二つの事件と、吉村夫妻、アンカがどのように関わっていくのか。 ナチスの蛮行にも関わりがありそう。 どう終結するのか、夢中で読めた。 0 2020年04月09日 徳川慶喜公への斬奸状(ざんかんじょう) 小説 / 国内ミステリー 4.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ 竹内さんの役割や、慶喜の直接行動は、ちょっとなと思うけど、空想を広げるのは、とても良かった。特に外交的な視点。 0 2019年02月17日 神の手廻しオルガン 小説 / 国内ミステリー 4.0 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作。日本とポーランドとで起こった殺人事件。過去の強制収容所の悲劇的で重厚な物語から生まれる、現代の悲哀に満ちた物語。読み応えたっぷりの作品です。 ポーランド人女学生と日本人夫婦の心温まる交流から、次々に生まれてくる事件への疑惑が重苦しくて痛々しく。さらにその動機が当人たちには関係のない過去にある、というのがなんともやりきれない思いでした。過去は過去、と言い切ってしまえばいいのだろうけれど。そういうわけにもいかないのかなあ。 0 2019年02月10日 神の手廻しオルガン 小説 / 国内ミステリー 4.0 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ ポーランド、日本、ナチス強制収容所を舞台にした社会派ミステリー。現在と過去、ポーランドと日本、どう結びついて行くのか、ぐいぐい読み進めることができた。強制収容所で書かれた日記のあたりは歴史の一ページで重い。「手廻しオルガン」でよくまとめました、読み応えありました。 0 2018年02月13日 神の手廻しオルガン 小説 / 国内ミステリー 4.0 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 日本で起きた殺人事件とポーランドで起きた襲撃事件。謎を解く鍵が第二次世界大戦中のポーランド人強制収容所で起きた事件ということで歴史的背景が深く関わりますが、知識がなくてもついていける内容で安心。時を変え場所を変え展開していくストーリーとある人物の手記から真相を炙り出すロジックが巧妙で読み応えがあります。 唯一残念なのはクライマックス。何通かの手紙で謎を明らかにするのは盛り上がりに欠けます。 0 2017年08月13日