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ユーザーレビュー

  • ベルギー大使の見た戦前日本 バッソンピエール回想録

    Posted by ブクログ

    太平洋戦争突入の意思決定科学に昔から興味があって、外国人にはどう見えていたのか?という観点で読んでみた。
    筆者は1921年から1939年迄の18年間に渡りベルギー王国の駐日大使を勤め、日本で定年を迎えたベテラン外交官。
    第二次世界大戦決着前後に書かれた本。落ち着いた筆致に徹していて、後付け史観とは異なる誠実な人柄が読んで取れる。
    惜しむらくは、二・二六事件勃発時などの、ここぞという時に一時帰国中だった、等の巡り合わせの悪さか。(一国の大使の身の安全のためには、良い巡り合わせだが。。)なので、事件の当時の首都東京の雰囲気等は言及無し。

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    2022年02月09日

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