岩波書店辞典編集部の作品一覧
「岩波書店辞典編集部」の「世界の名前」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「岩波書店辞典編集部」の「世界の名前」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
古書祭りで書名に惹かれて購入しました。1つの言葉が2ページ強くらいで100の言葉についての名づけに関する学術的なエッセイ集です。
こうやっていろいろな世界の名前を見渡すと、姓・名という区分は決して世界共通の自明のものではないんだなぁという発見があったり、姓は職業や周りの土地の様子から取った、とか、わざと縁起の悪い名前をつけて健康を祈るとか、世界のいろいろな場所で共通してくる事柄があったりして面白かった。
めまぐるしくいろんな言葉の名づけを読んだので結局どの言語がどんなふうだったかきちんと覚えてないけれど汗、面白くまた読み返したくなるだろう1冊です。
Posted by ブクログ
ゴダイゴの「ビューティフルネーム」が頭に流れながら読んだ。世界のいろんな人名(名前、名字、ミドルネーム等々)とその意味、その国・民族の文化や歴史を交えて紹介している。
多く見られるのは「◯◯の息子」とか職業、地名由来。日本のような地形由来は意外にあまり出てこない。そして名字はここ2世紀前くらいまては持っていなかった地域も多い。
そして結構多かったのが、出来事や特徴、悲惨、下品、差別的な意味の名前。「なぜそんな名前を…」ととてもビューティフルとは言えない名前も多く登場するが、それぞれに付けられた意味と背景があったり民族性だったりで、価値観の違いに驚かされる。
日本のものは扱われていない。そ
Posted by ブクログ
<目次>
1、古代のひとびと
2、名前の仕組みと形
3、姓はどこから?
4、歴史を遡る
5、名づけの想い
6、いくつもの名前、変わる名前
7、歴史の中の名前
8、多言語社会では
9、名前にまつわる習俗
⒑ 神話・伝承の中の名前
<内容>
岩波書店のPR雑誌「図書」のエッセイを中心にまとめられた、名前に関するあれこれ。前半の名前の仕組みなどが面白かった。また、世界では姓がないのが当たり前だったり(キリスト教西欧文化の押し付けの結果、世界各国に姓が普及)、真の名前を教えないことで命が長らえると考えていたり、変な(悪い身体的特徴や排せつ物の名、罵倒するようなこと)名前を付けることで命が長らえると考