石巻赤十字病院の作品一覧 「石巻赤十字病院」の「石巻赤十字病院の100日間 増補版」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 評価高い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 石巻赤十字病院の100日間 増補版 4.7 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 1巻660円 (税込) この医療活動は日本の底力だ。 簡易ベッドで埋め尽くされた待合室、廊下にあふれる被災者、家族の安否もわからないまま不眠不休の極限状態で働く医療従事者の姿――東日本大震災で災害医療の最前線となった石巻赤十字病院での全記録です。 約20万人が居住する石巻圏の医療施設がほぼ壊滅状態となり、唯一、水没を免れ、自家発電機を所有していたこの病院に人々が殺到。また、石巻市役所が浸水のため孤立、一時は300か所以上に膨れあがった避難所への医療提供やアセスメント(評価付け)も医師自らが担いました。結果的に救えない命も少なくはありませんでしたが、それを最小限に留める努力を、赤十字の組織力と機動力をもって全力で行ったこの病院の取り組みは、今後の災害医療のモデルケースになるともいわれています。 かつてない規模で行われた過酷なトリアージ、津波被害特有の“低体温症”患者への対応、避難所の劣悪な環境が引き起こした肺炎――石巻赤十字病院が体験した死闘の100日間を追い、そこで生まれた様々な人間ドラマと交差させながら描くノンフィクションです。 ロングセラー単行本を、増補(5年後の石巻赤十字病院・約1万8000字)した文庫化版を電子化! 【ご注意】※この作品はカラ―写真が含まれます。 試し読み フォロー 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 石巻赤十字病院の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 石巻赤十字病院の100日間 増補版 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.7 (7) カート 試し読み Posted by ブクログ 災害時、日頃の訓練や備えがいかに大切か。最近、わたしの会社も震災時に帰宅困難者受け入れ施設に手をあげて指定されましたが、必要品を購入したもののそれがどこにあるのか、実際その時にどう動くのか、全く計画されていません。日々の業務を確実に行うと同時に災害への備えを一人一人が考えること、被災者になってから考えては遅い。 0 2020年08月17日 石巻赤十字病院の100日間 増補版 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.7 (7) カート 試し読み Posted by ブクログ 医療の現場からみた災害現場がよく見えてくる。極限状態で冷静に判断して、淡々と仕事をこなす姿はすごいとしか言いようが無い。 0 2016年06月22日 石巻赤十字病院の100日間 増補版 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.7 (7) カート 試し読み Posted by ブクログ 2016年熊本地震の最中、この本を読んだのは偶然ではない。 あの未曾有の災害の記憶も未だ薄れない中、熊本で起きている地震で、あの3.11の反省は活かされているだろうか? まだまだなような気もする。 東海・東南海・南海地震や首都圏直下地震も叫ばれる中、この度の熊本地震での経験が、将来に活かされることを祈念してやまない。 0 2016年04月21日 石巻赤十字病院の100日間 増補版 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.7 (7) カート 試し読み Posted by ブクログ 観測史上最大のマグニチュード9という巨大地震と巨大津波に襲われた石巻市。石巻市の医療施設の殆どが壊滅し、その中で唯一の医療基地として、被災した人びとの命を守り続けた石巻赤十字病院。 自らも被災者である石巻赤十字病院の医療関係者と被災者たちの苦難に満ちた闘いの描写に思わず涙がこぼれる。 地震発生直後から災害対策本部を立ち上げ、地域医療の最前線にして、最後の砦となり、数多くの尊い命と向き合った石巻赤十字病院の100日。本当に頭が下がる。 文庫化にあたり、『5年後の石巻赤十字病院』を増補。 0 2016年03月23日 石巻赤十字病院の100日間 増補版 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.7 (7) カート 試し読み Posted by ブクログ ただし、「あの日を忘れない」とか、「絆」とか、「寄り添う」とか、震災からこの方さかんに言われてきた耳に心地よい、しかし、忌憚なくいえば感傷的なこれらの言葉を、石井は嫌う。こうした一見、きれい事の言葉で現実をぼかしてはならない。同様に、医療に携わるすべての人に石井はいう。「エモーショナルになってはいけない。」 以上、印象に残ったところ引用 0 2025年07月19日