最善席の作品一覧

「観劇仲間飲み会」という集まりがある日に書店で見かけ、
あまりのタイムリーさに購入（笑）。いろんなジャンルの本あるなぁ。
内容は商業演劇ネタっぽく、ぼくが普段観る小劇場演劇とは
ちょっと違うところもあるけれど、おおむね「あるある」w。
確かに、お芝居観に行くようになって友だち増えたよなぁ。
そんな思いを胸に、観劇仲間飲み会に行きます（笑）。

ブラック企業に勤め、疲れたときにふらっと入った観劇。
そしてはまってしまった作者の活動の日々。

ここまではまる気持ちは、分からなくもないです。
毎日、毎回行きたい！　という気持ちも分かります。
行ったチケットを数えたくない、というのも…。
仲間が出来れば、さらにのめり進むのは確かですが
趣味ができるのは楽しいですから♪

このまま、後悔せずに突き進んでいってほしいものです。

私は演劇好きでよく見に行きやった方だが、この生態は演劇好きとは少しずれたベクトルなんだろうなぁと。
まぁ、笑わせてもらったし面白いと思うよ。
これを読んで演劇好きは変人ばかりか！と勘違いする人もいなさそうだしね。
まぁ、一時でも演劇に携わった人間としては、演劇人に変人が多いことは否定しないので、案外見る専門の人にも…。ね。

読後に「私はこの域には到底及ばない。安心」と言う気持ちと「あ、この心理はちょっと分かる」という気持ちとが錯綜して複雑です。そして主人公がはまるジャンルは恐らくテ○ミュ辺りがモデルと思われますが、自分のはまりジャンルには乏しい要素（LV、ブロマイドほか）も出てきて、ああ、いいなあ！と羨んでみたり。いずれにせよ、あまり客観的に他人事として読めない作品でした(^^;)。