作品一覧

  • チャイナハラスメント―中国にむしられる日本企業―
    4.0
    1巻660円 (税込)
    世界シェアトップのトヨタの販売台数が、なぜ中国ではGMの三分の一なのか。そこには「チャイナハラスメント」とでも呼ぶべき巧妙な嫌がらせが関係している。反日に傾く世論を気にする共産党にとって、中国に進出した日本企業は格好の標的なのだ。改革開放以来三十年の変遷を見てきた著者が、中国人ビジネスマンの頭の中と共産党の思考回路を徹底解説。中国ビジネスに求められる「冷徹な戦略」も詳述する。
  • チャイナハラスメント―中国にむしられる日本企業―

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    重慶長安スズキの総経理も務めた著者が、自身の経験から中国でのビジネスの闇や慣習、中国政府の日系企業の利用の仕方などが綴られている。
    中国政府のリップサービスで中国に進出した日本企業の多くが、利益を上げられていない実態、知的財産権無視、日本企業の技術を買い取った豪語するような仕組まれた契約書、中国から撤退したいが撤退さえできない中国側の罠、定期的起こる反日運動と不買運動、等々。
    ここには、中国に進出した日系企業の本当の姿、そのための対応策が記されている。

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    2019年07月03日
  • チャイナハラスメント―中国にむしられる日本企業―

    Posted by ブクログ

    『チャイナハラスメント』という造語は、優れている。
    日本企業が 中国で 立ち往生している 大きな現象を
    ひとくくりでいえば 『チャイナハラスメント』なんですね。

    中国に進出する理由が たんなる労務費が安いとか
    大きな市場だから、利益を上げるチャンスがあるという 
    安易な 進出では、失敗するのも 当然かもしれない。
    進出する際の理念や哲学をきちんと堅持しない限り、
    ムリなんだよね。
    国の産業(民族資本)を保護し、育成し、自立するのが 
    共産党及び政府のもくろみであるからだ。

    進出する企業には 最初は甘い言葉で誘って、
    その後 技術が 蓄積されれば、自主開発技術と言って、
    中国で 研究センター

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    2016年03月21日
  • チャイナハラスメント―中国にむしられる日本企業―

    Posted by ブクログ

    タイトルの煽りと、作者がときに成功談をひけらかしてしまうようなところが鼻につく点はあるが、結構当たっている部分もあると思う。あとは、作者もそうなったということであるが、駐在員の中国人化と言うのは確かにある。本社にはったりをきかせて話をしたり、期限ぎりぎりでサインを迫る駐在員と言うのもいたりするので。

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    2015年07月21日
  • チャイナハラスメント―中国にむしられる日本企業―

    Posted by ブクログ

    題名はいかにもだが、著者の長年の中国ビジネスの経験を踏まえた提言が数多く書かれている。

    何事も目的を明確に持ち、原理原則から外れず、相手の行動様式をよく知らなければならないということで、言ってみれば、別に中国相手のことに限った話ではない。

    とはいえ、面倒くさい相手ではある。

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    2016年01月23日
  • チャイナハラスメント―中国にむしられる日本企業―

    Posted by ブクログ

    作者の経験談から中国人を相手にどうビジネスをするのか、私には関係ないなーと読み飛ばしながら、でも確実に中国人と日本人は違うんだということを再確認。

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    2015年12月06日

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