リーダーズノート編集部の作品一覧
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ユーザーレビュー
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メンタルクリニックで貰った本。うつ病の最新治療の状況が日米の例を交えて紹介されている。興味深かった。
Posted by ブクログ
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線維筋痛症の色々を知るための本。
痛みよりも、詐病を疑われるなど、理解されないことが辛いという話が印象的だった。
個人的には、西式甲田療法に興味を持ったのが良かった。
Posted by ブクログ
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読んで欲しいです。
世間にあまり認知されていない病気、線維筋痛症。
この本には、体験談、統計、医療の壁、最新治療法が載っています。体験談では、胸をしめつけられ、医療の壁では、もどかしさを覚え、最新治療で、希望を見出します。
あなたの痛み、もしかしたら、この病気かもしれません。
わかりやすく、書いてあ
...続きを読むります。
読んでみてください。
Posted by ブクログ
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チェック項目19箇所。「脳刺激治療、それ自体は決して目新しい治療ではありませんが、ここ10年で急速に、勢いよく伸びた分野と言えます。精神医学においては常に、最低限の副作用で最大限効果が現れる方法が追究され続け、その結果が、今日の脳刺激分野の著しい発展です。これは精神医学だけではなく、すべての医療分野
...続きを読むに共通する原理原則ですが、TMSはまさしく、その原理原則にマッチした治療なのです」。TMSで報告されている副作用は、頭痛、患部指でたたかれるような痛みや不快感、頭皮のひきつり程度、それらはあくまで治療中のもので、治療後も持続することはまずない。「TMSが常にベストな選択肢とは限りません。ECTの患者が途中でTMSに変わるなど、さまざまな理由で治療を変更する場合もありえます。当院では、TMS、ECT、麻酔医、薬剤師、セラピスト、ソーシャルワーカーといった生活支援のスタッフなど、豊かな経験を積んだ多方面のプロフェッショナルが相互連携し、そのときどきの患者にとってベストな治療を提供でき、柔軟な体制を自負しています。当然ながら、そうした重要な判断の場面では、患者の意志や決断は尊重されます」。脳刺激治療は、未知なる可能性の宝庫である、この真新しい、優れた治療について気になる「効き目」だが、ほかの治療と等しく、劇的に回復した人もいれば、効果が見られない人も存在する、モラレス氏によると、寛解に至ったのは患者の30%ほどだという。「薬物も、セラピーも、有効な手段であることは間違いないんです。TMSもかなり有効な手段です。しかし私が言いたいのは、TMSが、これらすべてに取って代わるような代替治療ではない、ということです。我々はあくまで、症状の改善、健康の回復につながるすべての可能性、治療の発展を望んでいるのですよ。しかしながら、こうは言えるでしょうね。TMSは、うつ病症状の改善において百害あって一利なしの、まったく無用な薬の投与を、最小限に抑えることができるだろう、と」。「うつ病とは何であるか、それについていくつか、わかってきたこともあるのですが、すべてが解明されているわけではありません。この病気を治癒しようとすれば、病理学、生理学、神経病理学などの領域についていっそう理解を深める必要がありますが、我々はまだそこまで到達しているとはいえないのです。治癒技術のの研究と発展によって、健常の人の脳と、うつ病の人の脳の違いなども明確になっているんです」。日本では、多くの日本人の患者は、何度も病院に行きますが、ただ薬をもらいに行くだけなのです、それは統合的な治療とはいえません、多くの場合、病院に行っても、患者の問題や内面に何が起きているかについて、医者と話をしないのです。うつ病は治療しないで放置しておくと、脳の機能を変化させてしまう可能性があり、最終的に、脳そのものの喪失が起こり得ます。「うつ病の人がうつから抜け出せなくなっている理由については、二つの見方があります、一つは悲観的に考える癖がついてしまったということ、もう一つは、行動療法的な考え方で、うつになると物事を心配したり自分がダメだと思い込んだりする『時間』が増えてしまう、という点に注目します」。「海外で行われているような認知行動療法が、国内で十分に行われているかというと、実は非常に少ない、というのが現実です、それは結局、医療体制の問題なのです。日本が研究面で遅れているわけではないと思うのですが、保険の点数も治療実態に比べるととても低いですし、専門医や心理士などの人材育成もまだうまくいっていないというのが現状です」。「うつ病もほかの精神疾患も、自分で治す気持ちになって自費で治療を受けるからこそ、症状がよくなる面があるんです。『皆保険』は日本が誇るべき制度といわれてきたが、高塩氏によれば、現行制度だとたとえば『うつ病と診断されることで生活保護が適用され続ける』という側面があり、そのことが治癒を遅らせたり、医療現場を歪めたりする可能性も否定できないのだそうだ」。「病気は時代によっては変わる、ということです。たとえば、戦前のうつ病の人の症状と、戦後の高度成長期のうつ病の症状、それに携帯電話などの高度なIT機器が溢れる社会になった現在のうつ病の症状は違います。昔は、うつ病は40代以降に多いといわれていましたが、いまでは若者にもけっこういます。しかも、社会の価値観や表現手段も多様化するなかで、『うつ』の病態も多様化しています」。「当然、昔もうつ病になる人はたくさんいました。しかし、かつて窓際族という言葉があったように、会社での成績は特別に高くなくても、病気の回復途上にある人の居場所が社内にもあったんです。そうした部署で1、2年仕事をしていくと、病気は徐々に治っていったものです。現在は、そうした仕事の多くは派遣などの外部に委託されているので、居場所がなくなってしまったんです」。「薬のせいで、寝てばかりいる、暴れたり泣いている。それが病気の症状だと思ってしまう。病気だと思うから薬を足す。実は、病気のせい、うつ病のせいだと思われているもののうち、かなりが薬によって引き起こされているんですよ」。
Posted by ブクログ
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後半に出てくる薬の影響の話は非常に恐いなと思いました。
薬の予備知識は知っておくべきだなと感じました。
Posted by ブクログ
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