作品一覧

  • 屋上と、犬と、ぼくたちと
    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    ガソリンスタンドでバイトをしている野村修司は、アパートの新聞受けに謎のメモがはさまれていることに気付く。それは小学校時代に起きた不幸な出来事を指しているようだった。仲間と拾った子犬を内緒で飼っていた秋葉ビルの『屋上の屋上』から、台風の日に仲間の一人、オッタが転落して亡くなったのだ。バイト先のミステリー好きの店長にメモを見せると、オッタの死に不審を抱き、メモの主を突き止めようと言い出すのだが――。

ユーザーレビュー

  • 屋上と、犬と、ぼくたちと

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    ネタバレ

    続きが気になって一気読みしてしまった。修司と店長のやりとりがコミカルで読みやすい。途中から管理人もあやしいし、西野も鍵を握っていそうだと予想できつつも、こんな結末になるとは。店長が修司に電話で語った闇はどうなったんだ?全部がスッキリ終わったわけではないけど面白かった。

    0
    2021年11月24日
  • 屋上と、犬と、ぼくたちと

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    過去が読んでいるうちに段々繋がっていき、物語にひきこまれていきました。
    最初の場面が最後にはっきりわかり、人間って怖いなと感じました。

    0
    2021年03月10日
  • 屋上と、犬と、ぼくたちと

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    ネタバレ

    失恋したばかりの主人公、彼の元に届いたメモがきっかけで蘇る子供時代の悲しい事件。
    バイト先の店長に連れられて昔の仲間や思い出の場所をめぐるうちに事件の真相が明らかになってゆくーー。

    ストーリーはテンポよく進み、特に後半は意表を突かれる展開で一気読み。

    読み終わったあとカバーイラストを眺めていてゾクリとしました。

    0
    2019年02月21日
  • 屋上と、犬と、ぼくたちと

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小4のとき、駅前ビルの屋上が少年少女たちの遊び場だった。
    捨て犬をビルの屋上でこっそりと飼って、
    みんなで世話する日々のなか、台風の日に仲間の一人であるオッタが屋上から転落して死んだ。

    あれから10年経って、専門生のノムの家に届くようになった謎のメモ。

    初恋の西野への思い。当時はわからなかった人間関係。
    バイト先の店長と一緒になって、あの事件の真相に迫る。

    メモの正体は西野さん。
    幼少期に誘拐されたことがある店長の犯人と
    金ちゃんに突き落とされたオッタを見殺しにした人物は
    屋上に出入りしていた「管理人」で同一人物。

    最後の選考者の解説がしっくりくる。
    若者らしいユーモアありの言葉遣いは

    0
    2015年08月10日

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