井上隆の作品一覧
「井上隆」の「海難1890」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「井上隆」の「海難1890」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
Posted by ブクログ
2015年12月に本邦で公開された映画が、2016年6月に東映ビデオから発売された。本編は132分の長編。映画の公開は、オスマン帝国の軍艦エルトゥールル号の海難事故から125年目の節目となっている。
1890(明治23)年、親善使節団として日本を訪れたオスマン帝国の軍艦エルトゥールル号が、明治天皇への表敬を果たしての帰途、熊野灘で暴風雨に遭遇し串本町大島の樫野崎灯台付近で座礁大破した。オスマン・パシャ司令官以下将兵ら500人以上が命を落とした。串本の地元住民が救助に乗り出し、69人の乗組員を母国へ生還させた。時を経て1985年、イラン・イラク戦争中、日本政府は戦時状況を理由にテヘラン在留邦人の救出を断念したが、トルコ政府はテヘランに彼らのために救援機を派遣した。これらの感動的な親交の物語が日本/トルコ両国合作映画として製作されたもので、公開当時話題を集めた。
映画では船のシーンが多く、ストーリーを追わなくても映画が楽しめる。トルコ出航時のセレモニーや船上の様子、また、嵐に遭遇している船や操船の様子などが興味深い。撮影にあたり、船のセットはトルコにて設営されている。屋外セットでは、船員の日常風景、また屋内セットでは、甲板の嵐の再現、また機関室のセットでは座礁時が再現されている
この映画で使われた模型については、2016年10月9日付けのブログ「トルコ軍艦エルトゥールル号の模型、本州最南端・串本町を訪れる」をご参照ください。
Posted by ブクログ
トルコと日本の友好的な外交関係がなぜ築かれたのかがわかる1冊。
日本がトルコを助けたのはわかるが、イランイラク戦争時にトルコが自国の国民を犠牲にしてまでも、航空券を日本人に譲った心理がよくわからなかった。だけど、トルコがアジアとヨーロッパの境界線に位置するというその地理的特徴ゆえに、歴史的にさまざまな民族との共存が強いられていて、ほかの民族を助けることが当たり前のアイデンティティを形成するのに十分な環境であることを知って、ああだからこの物語(というか実話だけど)ではトルコ人は日本人を助けてくれたんだなぁと繋がってスッキリした。
ただなんかちょっと世代を超えてトルコ人と日本人が生まれ変わり的な話の流れになっていたのは個人的にあんまり好きじゃなかった。笑