作品一覧

  • ヤマケイ文庫 寒山の森から
    5.0
    1巻1,045円 (税込)
    「自然のなかに身をおかなくても平気で生きていける人がいるように、そうでない者もいる……。 この本は、そうでない側の男が、都会から山へ移動し、そこで自分の心と肉体が感じたままのことを四季折々に綴ったノートであり、また山や森や川と心を通わせるためのフィールドガイドである」 40代を目前に、東京から金峰山北麓に移り住んだ田渕義雄の自給自足的田園生活のはじまりの記録である。 暮らしの喜びや苦労、さまざまなアウトドアの楽しみを軽快な筆致で綴ったエッセイの数々。 原書発刊から25年後の執筆となる単行本未収録の掌編も2編収録する。 解説・樋口明雄。 ■内容 【第1章】赤いトタン屋根の家の写真スケッチ 【第2章】小さな森の片隅で コールド・マウンテンの新参者/冬を数える/我が家の二つの薪ストーブ/冬から春へ/野山からの贈り物、山菜/ ハイランドの六月/我が菜園の愚話/イワナ釣り/秋のアウトドア・クッキング/オレゴンの旅/冬の森からの贈り物 【第3章】モーターサイクルの旅/冬の旅/ソフトハウス、又はティピー/ぼくの夏山登山/カヌーイング/村営廻り目平キャンプ場/ロッククライミング/ 鳥/夏を割る/沢歩き/マツタケ狩り/フール・オン・ザ・ヒル/冬の岩山のてっぺんで/山小屋でちょっと一泊/雪原のトレッキング/焚火学/犬と散歩/ モーターサイクル/フライフィッシング教書/八ヶ岳から帰ってきた青年/あとがき/特別収録=地付きフライロッダーのジレンマ/秋風と四方山話 【解説】樋口明雄 ■著者について 田渕 義雄(たぶち・よしお)  1944年東京都生まれ。10代、20代、30代は山登り、キャンピング、フライフィッシングと毎日がアウトドアアクティビティー。 40代に入る前の1982年、標高1400メートルの金峰山北麓の山里に移り住み、自給自足的田園生活を実践。 孤立無援をおそれず自分らしく生きたいと願う人たちに幅広い支持を持つ自然派作家であり、園芸家、薪ストーブ研究家、家具製作家でもある。 2020年1月永眠。 『フライフィッシング教書』『バックパッキング教書』『薪ストーブの本』『リバーオデッセイ』『アウトドアライフは終わらない』(以上、晶文社)。 『森からの手紙』『山からの手紙』『川からの手紙』『森暮らしの家』(以上、小学館)。 『フライロッドと人生』(地球丸)、『森からの伝言』(ネコ・パブリッシング)など著書多数。
  • フライフィッシング教書
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日米二人のリバー・スミス(溪流仕掛人)が、フライフィッシングの戦略と戦術、そして頭脳的な策略のすべてを公開。第一章はアメリカの溪流仕掛人による溪流釣りの実戦的入門篇、第二・三章は日本における応用篇にわかれる。
  • 川からの手紙(小学館文庫)
    4.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 早くから今のアウトドアブームを予見し、キャンプやフライフィッシングといったアウトドアライフの楽しさを数多くの雑誌にエッセイを書き日本にひろめた自然派作家による、釣りと川がテーマの珠玉のアンソロジー。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。

ユーザーレビュー

  • ヤマケイ文庫 寒山の森から

    Posted by ブクログ

    『フライフィッシング教書』『バックパッキング教書』『薪ストーブの本』『森暮らしの家』
    様々なジャンルで田渕義雄さんの本にはお世話になっております。
    この『寒山の森から』は田渕さんの初期の作品になりますが、暮らしがすでに確立してる気がしました。まさに憧れの山小屋暮らしを体言されておりとても魅力的に感じます。
    素敵な表現で短編をまとめられており、特に「冬をひとつ数えるために、春と夏と秋がめぐった」という表現が刺さりました。

    家を建てる時、家や庭を含む暮らしのデザインを考える時に参考にさせて頂いた一冊です。
    私もゆっくりになると思いますが、少しずつ自分なりの暮らしとアウトドアの共生を行っていきたい

    0
    2023年03月25日
  • 川からの手紙(小学館文庫)

    Posted by ブクログ

    キャッチ&リリースについて絶対反対と思っていたんだけれど、最近考えさせられます。ただ、川が自然が豊かで、ごみもなく、水がきれいで魚がたくさんいる、そして、釣った魚を食べるのはおいしいもんだと思います。

    0
    2011年09月28日

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