井上庄七の作品一覧
「井上庄七」の「科学の名著 第2期」「ワイド版世界の大思想」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「井上庄七」の「科学の名著 第2期」「ワイド版世界の大思想」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
数年前に 『インサイド・ヘッド』 という映画がヒットしましたが、それを哲学者が書くとこうなる、というような内容でしょうか。
「怒り」「悲しみ」「喜び」など、私たちの身近な「感情」(情念)は、なぜ起こるのか?
それを、17世紀当時の最新の医学の知見(←現代においては、完全な誤りです)を踏まえながら、現代にまでその名を轟かす知の巨人・デカルト先生が一生懸命分析しました。
哲学書(哲学者が書いた本)というと、長くて難解でつまんない><!というイメージがあるかもしれませんが(それ以前にまったくイメージがわかないかもしれませんが)
「教養として、哲学書をちょっと読んでみたい!」 という人がもしい
Posted by ブクログ
デカルトの代表作。
新たな哲学の土台を確立するまでを自伝的エッセイ風に書いた作品。
哲学の第一原理とした「我思う、ゆえに我有り」が有名。
おそらく10数年振りに読んだが、なかなか面白かった。
真理を導き出す方法として4つの規則が出てくるが、
真理が確立するまでの暫定期間中に守るべき道徳法則としての
3つの格率の方がより哲学的に感じた。
哲学をどのように定義するかによるかもしれないが。。
3つの格率とは、
1)自分の国の法律と習慣に従う。
2)疑わしい意見でも一度従うと決めたら従い続ける。
3)世界の秩序より自分の欲望を変えるようにすること。
となっている。
これが面白いのは、真理を導き出す