化学同人作品一覧

  • ハリス分析化学(上) 原著9版
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国際的に高い評価を得ている定番教科書.分析化学の原理について学生目線でわかりやすく解説し,これらの原理が化学とその関連分野(とくに生命科学と環境科学)でいかに利用されているのかを学べる.多くの例題,類題および章末問題が学生の理解を助ける.
  • 生命の歴史は繰り返すのか?―進化の偶然と必然のナゾに実験で挑む
    4.5
    ■地球の生命の歴史は、目を見張るような収斂の事例でいっぱいだ。眼や翼、木に登るトカゲは、何度も独立に進化した。一方で進化生物学者は、偶発性を示す例も数多く発見してきた。ランダムな遺伝的変異や、はるか昔のチョウの羽ばたきといった、ごくわずかな変化が、進化のたどる道筋をしばしば大きく書き換えた。この2つの力は、常に変わりつづける自然界で、それぞれどんな役割を果たしているのだろう? いま存在する動植物や、わたしたちヒトは、必然的に生まれたのか、それともたまたま運良く進化しただけなのか? ほかの惑星に存在する生命について、そこから何が言えるだろう? ■ジョナサン・ロソスは、進化生物学における最新のブレイクスルーが、いまなお続く科学界屈指の大論争にもたらした新たな知見を明らかにする。世界各地を訪れ、地球の生命史における最大のミステリーを、進化実験で解決しようと奮闘する研究者たちに出会う。ロソス自身も、このエキサイティングな新分野のリーダーのひとりだ。グッピー、ショウジョウバエ、細菌、キツネ、シカネズミ、そして彼自身のカリブの島じまのアノールトカゲの実験を通して、生命のテープのリプレイがおこなわれ、進化がきわめて急速に、また予測可能なかたちで起こりうることが明らかになる。 ■本書は、進化についての考え方や、議論のあり方を一変させるだろう。自然淘汰と進化的変化に関するロソスの洞察は、生態系の保護、食料供給の安定、有害なウイルスや細菌との闘いに、広く応用できる。臨場感たっぷりに描かれた、この進化をめぐる物語は、わたしたち人類について、そして自然界や宇宙における人類の役割について、新たな理解をもたらすものだ。
  • 犯罪捜査の心理学: プロファイリングで犯人に迫る
    3.0
    犯罪者の行動は、なぜか似ている。 犯人像から動機の推定まで、プロファイリングで迫る! 犯罪者の〝心の闇〟を想像するのではなく、 科学的に犯人の行動を分析する「犯罪心理学」。 犯罪捜査における心理学の応用のうち、 プロファイリングの嚆矢となったFBI方式をはじめ、 客観的な犯人像の分析を可能とするリヴァプール方式のプロファイリングや、 犯人の居住地を推定する地理的プロファイリング、 ストーカーの危険性を推定する技術、 そして大量殺人の動機の推定から効果的な防犯対策なども紹介。 DOJIN選書のロングセラー『犯罪捜査の心理学』が文庫版で再登場。 新たに「プロファイリング研究――その後の15年」を収録する。 【目次】 第1章 FBIによるプロファイリングプロジェクト 第2章 プロファイリングの新たな展開――リヴァプール方式 第3章 犯人の居住地を推定する 第4章 犯人の危険性を推定する 第5章 犯人の動機を推定する 補章 プロファイリング研究――その後の15年 ※本書は2008年5月に刊行された『犯罪捜査の心理学――プロファイリングで犯人に迫る』(DOJIN選書)を加筆・修正し文庫化したものです。
  • 40℃超えの日本列島でヒトは生きていけるのか: 体温の科学から学ぶ猛暑のサバイバル術
    4.0
    「命にかかわる危険な暑さ」対策指南 喉元過ぎれば“暑さ”を忘れる にならないために。 体温調節のしくみがわかれば暑さ対策もわかる!? 体温はどのように決まるのか、カラダを冷やすしくみとは、 温度をどのように感じているか、熱中症はなぜ発症するか、 運動と体温の関係とは……。 さまざまな側面から、人体に備わった精緻なメカニズムを解き明かす。 酷暑を乗り切るための知恵が得られる一冊。 ●はじめにより 体温の研究は非常に多岐にわたる、学際的知識を必要とする面白い研究である。 たとえば、マニアックな生物学的研究の一方で、空調や、 衣服のことを考えることが必要である。 オリンピックで、トップアスリートがどれだけのパフォーマンスが 発揮できるかを考えながら、高齢者の暑さ感覚がなぜ悪いのかを考える。 体温の研究者は、いつもそんなことを議論しているちょっとおかしな人たちの集まりである。 生物学のようで、生活科学のようで、おばちゃんの井戸端会議のような学問である。 その中に、少しだけ入り込んで、 タイトルの疑問の答えを探しながら楽しんでいただければ幸いである。 ●目次 第1章 環境と人の関係 第2章 カラダの温度とその意味 第3章 カラダを冷やす道具たち 第4章 温度を感じるしくみ 第5章 脳と体温調節─―考えない脳の働き 第6章 フィールドの動物から暑さ対策を学ぶ 第7章 熱中症の話 第8章 運動と体温 第9章 発達、老化、性差など 第10章 温度や暑さにかかわる分子や遺伝子
  • アト秒科学: 1京分の1秒スケールの超高速現象を光で観測・制御する
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2023年ノーベル物理学賞受賞 「アト秒科学」を解説! 原子・分子の中を1京分の1秒スケールで動き回る電子をレーザー光で直接観測できるようになった.化学反応の積極制御や超高速情報処理も期待できる.このような光-原子(分子)結合系の動的挙動に,第一線の研究者が,理論と実験両面からアプローチして解説する. 1章 アト秒光パルス発生の理論(ポンデロモーティブエネルギー/強レーザー場中のイオン化) 2章 アト秒領域のダイナミクス―トンネルイオン化の数理(一様静電場中の水素様原子/一様静電場中の原子・分子) 3章 アト秒光パルス発生の実験(超短パルス高出力レーザー/高次高調波の発生) 4章 アト秒光パルスの応用研究(アト秒光パルスの計測法/アト秒光パルスを用いた超高速分光) 5章 アト秒精度の極限コヒーレント制御(二原子分子の電子振動波束/ダブルパルス励起による波束干渉制御)
  • あなたがあの曲を好きなわけ: 「音楽の好み」がわかる七つの要素
    NEW
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    私自身、音楽や感情、それに脳についてはよく知っていると思っていたが、 本書からは実に多くのことを学べた……卓越した一冊である。 ――ダニエル・J・レヴィティン(『音楽好きな脳』著者) この本には夢中になった。 自分が好きなレコードを好きになった理由が理解できたから、 次の宝探しの地図を手に入れたようなものだよ。 ――モビーン・アザール(ジャーナリスト、『プリンス1958-2016』著者) これほど驚くべき本を書けるのはスーザン・ロジャースしかいない。 音楽に対する愛情、歴史の創造に携わったレコーディングスタジオでの 幅広い経験、このテーマに関する深い知識――これらを持つ彼女のおかげで、 自分が人生で音楽を愛する理由が理解できた。 ――デュエイン・チューダール(著述家、テレビプロデューサー) <I>〝殿下〟プリンスの名作を手掛け、 全米ナンバーワンヒットをプロデュースした著者が、 あの曲にどうしようもなく惹かれる理由を探る。 </I> 数々の名作を手掛けた音楽プロデューサーから認知神経科学者に 転身したスーザン・ロジャースが、音楽の七つの要素 (本物らしさ、リアリズム、斬新さ、メロディー、歌詞、リズム、音色) に基づく「リスナー特性」によって、好きな曲で心が動かされる 理由を明らかにしていく。この、リスナー特性を探ることで、 音楽とのつながりが深まり、自分の個性も見えてくるという。 科学に裏打ちされた洞察を織り込み、あらゆるジャンルの音楽に光を当て、 レコード制作の舞台裏やプロデュース術も紹介する本書を読めば、 音楽の楽しみ方が大きく変わる! ●目次 序曲(オーバーチュア) 第1章 本物らしさ――表現の聴こえ方 第2章 リアリズム――音楽の見た目 第3章 斬新さ――リスクの聴こえ方 第4章 メロディー――音楽の感覚 第5章 歌詞――アイデンティティーの聴こえ方 第6章 リズム――音楽の動き方 第7章 音色――音楽が呼び覚ますもの 第8章 形式と役割――音楽プロデューサーにとっての聴こえ方 第9章 一耳惚れ――あなた自身を表す音楽 終結部(コーダ) ●本文より 自らのリスナー特性を把握して、「あなた自身を表す音楽」を理解する能力は、 完全にあなたの中にある。自分が好きなレコードの特色やニュアンスを探り出し、 ほかの曲ではなくその曲を高く評価する理由を解明できるのは、あなただけだ。 自分の音楽の好みを探ることは、人との関係を追求することと同じくらいに 目を見開かされる自己発見の旅になる。(略) 自分の本性を見極める一番の方法とは、自らのプレイリストに飛び込んで ……耳を傾けることなのだ。
  • あなたの知らない食虫植物の世界: 驚きの生態から進化の秘密まで、その魅力のすべて
    3.0
    ようこそ、食虫植物ワンダーランドへ ●ハエトリグサが罠を作動させるしくみとは? ●ウツボカズラの捕虫器のなかの液体の正体は? ●食虫植物はどこに生育している? ●なぜ虫を捕らえるようになったのか? 食虫植物にどんなイメージをお持ちだろうか。 罠で虫を捕まえる、食べた虫を消化する、 植物なのに動く、日本には生息していない、 人も食べられる……。 でもそのイメージは間違っているものがあるかもしれない。 本書では、食虫植物の本当の姿を知ってもらうために、 趣味で研究をつづけている著者が、食虫植物の定義、 捕虫方法、生息環境、虫との関係、進化の過程、 そして保全のあり方まで、国内外の研究を網羅してくわしく解説。 ダーウィンも虜にした摩訶不思議な植物の世界をご堪能あれ。 ●本文より 食虫植物が興味の対象となるのは、“植物なのに”虫を食べる、という、 人間から考えるとやや“ちぐはぐ”な性質ゆえだろう。 私にしてみると、あまり注目されていないだけで、 多くの植物は一般の認識以上に、“ちぐはぐ”で“変”な性質を持っている。 とはいえ、いきなり身近でもない、名前を聞いたこともない植物の 生態について紹介されても、実感が湧かないこともあるだろう。(中略) 食虫植物は、植物の奥深い生態を紹介する教材となると考えている。 ●目次 序 章 誤解されがちな食虫植物 第1章 食虫植物はどんな植物か 第2章 食虫植物はどのように虫を捕まえるか 第3章 食虫植物はどこにいるか 第4章 食虫植物と蟲とはどのような関係か 第5章 食虫植物はどのように進化したか 第6章 食虫植物をどのように保全するか
  • あなたは大学で何をどう学ぶか: 一生モノの研究テーマを見つける実践マニュアル
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    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 夢や希望とともにスタートする大学生活.実際に始まってみると,多くの悩みに直面します.研究に行き詰まる,恋愛,サークル,アルバイト,就活など,理由はさまざまです.ところで,企業では,コスト削減や業務改善を目的として,問題解決のための手法を活用されているのを知っていますか? どのように問題に気づき,解決策を導き出すのか.その具体的な手順を示すマニュアルです.大学では高度な専門知識を学びます.しかし,問題解決という視点からその知識の活用に向き合う機会は限られています.本書では,この問題解決のための手法を,大学生活で直面する悩みや研究活動を通じて身につけることを提案します.この考え方は,あなたの大学での学びに新しい視点をもたらし,それは,きっと,社会に出た後も役立つでしょう.一生モノの研究テーマや人生の方向性を見つけるための実践マニュアルとして,是非とも本書を手にとってください.
  • アメリカへ博士号をとりにいく : 理系大学院留学奮戦記
    5.0
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ドクター獲得をめざして、アメリカに渡った「鎌ちゃん」。カリフォルニア大学での5年間を、すべてお話しします。
  • いいかげんなロボット: ソフトロボットが創るしなやかな未来
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ・ヘリウムガスで膨らませた全長20メートルのロボットアーム ・ゴムチューブを変形させて大腸内を自走するロボット ・ゾウの鼻に学び大きな力を生み出すパワーソフトロボット 未来は硬くないロボットの出番です。 パワー、精密さ、効率を求めて、大きな成功を収めたロボット。 産業界を中心に活躍しているが、赤ちゃんをやさしく抱きしめる といった行動はまだうまくできない。 そんな、従来のロボットでは難しかった課題の解決にチャレンジする、 ソフトロボットに注目が集まっている。 いいかげんさやあいまいさを活用しようとする、 従来のロボットとは逆の発想で生まれたロボット。 本書ではソフトロボットの可能性を、さまざまな実例と 最先端の研究とともにダイナミックに描き出す。 未来を創る「いいかげんなロボット」の世界へようこそ! ●本文より 従来のロボット工学では、エラーは許容されませんでした。 そのおかげで、工場の生産ラインではミスがなく確実な作業を実現できます。 しかし、いつも確実に同じことを繰り返すだけでは順応・成長はできません。 ソフトロボットは、身体にも動きにも知能にも「いいかげんさ」を持っているので、 従来のロボットのようにいつもミスなく確実に動くわけではありません。 ミスもします。 しかしそのおかげで学習し、成長し、環境に順応できるロボットなのです。 ●目次 第一章 ソフトロボットとは何か 第二章 しなやかな身体――変形・変化する身体 第三章 しなやかな動き――すべてを仕切らない 第四章 しなやかな知能――やわらかな〝もの〟には知能が宿る 第五章 ソフトロボット研究の現場から 第六章 E-kagenなロボットが創るしなやかな未来
  • 生き物たちの情報戦略 : 生存をかけた静かなる戦い
    3.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 地球46億年の歴史の中で、多様な生物が生まれ、生物は多様性を維持しながら生存している。他種とかかわり、生き残りをかけ、生物たちは静かな戦いを繰り広げてきた。外部環境を知る能力を高め、種独自の情報処理系=環世界を洗練させたのだ。環世界とはなにか、その理解はなにをもたらすのか。生き物たちの不思議に魅せられ、世界を巡りながら考えた。生き物ってなんだ!?多様な生物を本当に理解するための旅。
  • 生きものはみんなちがっておもしろい
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 地球には、驚くほどいろいろな生きものが存在します。その中でも、とくにおもしろい特徴をもつ生きものたちを紹介。学名や絶滅危惧種もわかる、生きものと生物多様性について楽しく学べる大型絵本図鑑。調べ学習にも最適です。
  • いってきます
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 仕事に学校、家事や宿題。ママと娘のスキップは、もっと一緒に過ごす時間がほしいのですが、なかなかそうはいきません。しかもスキップは、ひとりで夏休みのキャンプに行くのがイヤ。ママのそばにいたいのです。毎日のメモを通して気持ちを伝えあう、ママとスキップの物語。
  • イラスト図鑑 リーブル「樹木」
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「観察すること」に主眼をおいたイラスト図鑑。シリーズ3冊刊行! 樹木ってなに? どのように生まれて、どんなふうに育つの? 樹木のもっている力ってなんだろう? 葉、花の役割、木の一生などのテーマをわかりやすく紹介します。 登場する世界の樹木は100種類以上。身近な自然の秘密に迫ります。 【樹木はどんな植物なの?】 ふしぎな植物 ・チェックポイント:樹木の部位 硬くてたくましい幹! ・クイズ:木の力を借りて生きる 葉の種類もいろいろ! ・チェックポイント:単葉と複葉 ・ズーム:木の一年 ・探してみよう:公園 【樹木はどうやって大きくなるの?】 太く、広く、高く成長する ・ミニレッスン:木を測ってみよう! 根から水を吸収する ・チェックポイント:根の4つの形状 葉で養分を作る ・クイズ:木の成長 ・ズーム:木も身の守り方を知っている ・探してみよう:温帯林 【樹木はどうやって生まれるの?】 種子の特徴 ・チェックポイント:旅をする種子 花の役割 ・チェックポイント:雄株と雌株 他の繁殖方法 ・木を育ててみよう! ・ズーム:木の一生 ・探してみよう:果樹園 【樹木はどんな力を持っているの?】 環境に適応する ・チェックポイント:たくましく生きる力 木材になる ・クイズ:身近にある木材 実をつける ・チェックポイント:木を食べる生き物た ち 【すばらしい樹木の世界】 世界記録を持つ樹木 落葉樹 常緑樹 華やかな樹木 世界のふしぎな樹木 おいしい実 クイズの答え さくいん(樹木の名前)
  • イラスト図鑑 リーブル「小さな生き物」
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「観察すること」に主眼をおいたイラスト図鑑。シリーズ3冊刊行! 無脊椎動物ってどんなものがいるの? どのように生まれて、どんな生活をしているの? 自然のなかでどんな役割をもっているの? 昆虫、甲殻類、軟体動物、ミミズなど、小さな生き物の習性や習慣をわかりやすく紹<介します。 【無脊椎動物はどんな生き物なの?】 すばらしい多様性 ・チェックポイント:体が柔らかい生き物 繁殖 ・クイズ:卵の産み方もいろいろ 成長 ・チェックポイント:成長の仕方もいろいろ ・ズーム:小さな生き物は冬の間、どこで何 をしているの? ・探してみよう:ベランダ 【空に生きる】 飛ぶ ・チェックポイント:4枚の羽を使って飛ぶ 昆虫 食べる ・ミニレッスン:採集と観察 身を守る ・チェックポイント:獲物をとらえる ・ズーム:送粉者の役割 ・探してみよう:野原 【陸に生きる】 歩く・這う ・ミニレッスン:カタツムリを育ててみよ う! ごちそうがいっぱい! ・チェックポイント:危険もいっぱい さまざまな攻撃法 ・ミニレッスン:かくれ場をつくってみよう ・ズーム:アリの暮らし ・探してみよう:森 【水に生きる】 泳ぐ ・チェックポイント:水辺の昆虫 水中で呼吸する ・チェックポイント:幼虫の呼吸 水を浄化する ・クイズ:いろいろなエサの食べ方 ・ズーム:水中での生活 ・探してみよう:海辺 【ふしぎな生き物たち】 世界記録をもつ生き物 美しいチョウとガ 近づきたくない生き物 夜行性の生き物 家に住む生き物 虫の音 クイズの答え さくいん
  • イラスト図鑑 リーブル「鳥」
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「観察すること」に主眼をおいたイラスト図鑑。シリーズ3冊刊行! 鳥ってどんな生き物なの? どこに住んで、何を食べている? どのように移動するの? 鳴き声を聞くときのコツってある? 身近な鳥を楽しく観察するためのヒントがたっぷり詰まっています。 20種類の鳥の鳴き声が聞けるQRコード付き。 【鳥はどんな生き物なの?】 すがたかたち ・ミニレッスン:鳥を観察してみよう! くちばし ・チェックポイント:くちばしを比べてみ よう! 足 ・チェックポイント:足指を比べてみよ う! 羽毛 ・チェックポイント:羽を比べてみよう! 鳴き声 ・ミニレッスン:鳴き声にみみをすまそ う! ・ズーム:かしこい鳥たち ・探してみよう:みんなそれぞれ違う! 【鳥はどうやって移動するの?】 飛ぶ ・チェックポイント:いろいろな飛び方 歩く ・チェックポイント:いろいろな登り方 泳ぐ ・クイズ:泳ぐ鳥の習性 ズーム:渡り鳥はどこに行くの? ・探してみよう:空も陸も海も自由に! 【鳥はどんなものを食べているの?】 植物を食べるなかま ・ミニレッスン:冬用のエサ場を作ってみ よう! 動物を食べるなかま ・チェックポイント:猛禽類の獲物 水生動物を食べるなかま ・チェックポイント:エサをとるテクニッ ク ・ズーム:鳥の1日 ・探してみよう:めしあがれ! 【ひなはどうやって生まれるの?】 求愛する ・クイズ:いろいろな求愛行動 巣を作る ・ミニレッスン:巣箱を作ってみよう! 卵を産む ・チェックポイント:卵の殻から出てくる ひな ・ズーム:ひなが生まれてから巣立ちする まで ・探してみよう:家族でいっしょに! 【鳥はどこで暮らしているの?】 町や村に住むなかま 野原に住むなかま 森に住むなかま 山に住むなかま 水辺、湿地に住むなかま 海辺に住むなかま 遠い国に住むなかま 鳴き声を聞いてみよう! クイズの答え さくいん(鳥の名前)
  • うちのネコ、ボクの目玉を食べちゃうの?: お答えします!みんなが知りたい死体のコト
    3.5
    誰もがみんな、いつかは死体になる! 葬儀ディレクターとして、死のさまざまなあり方を社会に発信する著者が、子供からの死や死体に関する質問に、実体験をふまえ、科学的見地も示しながら答える。 その内容は、知らなかったことばかりでとても興味深い。大人では思いつかなかったり避けがちだったりする、遠慮ないドキッとする質問の連続に対しても、著者は、ユーモアを交えながらも大真面目に回答する。 その魅力たっぷりの語り口に触れると、ふだんは遠ざけてしまう死が身近になり、怖いものではなくなってきそうだ。 死は怖くてつらいものだけれど、死を楽しく学ぶことはできます!
  • Exploring the world of Biotechnology
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 With many illustration and photograph, you can learn the basics of biotechnology easily. Topic examples are DNA, genome, biofuel, iPS cells and so on. Original Japanese version was published in 2012 to commemorate the 90th anniversary for establishment of the Society for Biotechnology, Japan (SBJ). This English version was translated and published to commemorate the 100th anniversary.
  • エコライフ : ドイツと日本どう違う
    3.0
    環境先進国ドイツの暮らしから見つめ直す僕たちの当たり前な生活。
  • エッセンシャル遺伝学・ゲノム科学 原著第7版
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 遺伝学の教科書として名高い“Essential Genetics:A Genomics Perspective SEVENTH EDITION”の翻訳本.初学者でも読み進められる平易な記述でありながら,現代遺伝学を概観できる教科書となっている.改訂のポイントは,(1)遺伝子とは何か,何をするか,どのように変化し進化するかなど,遺伝子の広範な概要を提供する序論をさらに充実,(2) 難しさとやる気,観察と理論,原理と具体例の間のバランスをとった,(3) 動物と植物,とくにモデル生物の例をふんだんに取り入れた.
  • 絵巻でひろがる食品学
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    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 食品学で学ぶ内容を一連の流れとしてとらえ、 「絵巻」で表現した、まったく新しいスタイルの入門教科書。 食と人間の関わりから、各種食品の特性や成分、機能性にいたるまで、 つながりとして理解できる工夫を施した。 ●絵巻のあらすじ <I>人間に興味のあるネズミ「ごんのかみ」は、 ある所で出会った人間の姫を一目で好きになりました。 人間が喜ぶものをごちそうしたくなったごんのかみは、 家来の「さこんのじょう」に命じ、「食品の絵巻物」をもとに 人の食べものを調べる旅に出します。</I> ……波乱万丈のストーリーが展開される絵巻も見どころである。 ●目次 第1章 食品と人間(食と生命/食文化と食生活/食品の分類) 第2章 植物性食品(穀類/いも類/豆類/種実類/野菜類/果実類/きのこ類/藻類) 第3章 動物性食品(魚介類/肉類/乳類/卵類) 第4章 その他の食品(油脂類/調味料/香辛料類/嗜好品類) 第5章 食品の成分(有害成分/一次機能成分/二次機能成分/三次機能成分)
  • AI社会の歩き方―人工知能とどう付き合うか
    3.7
    【松尾豊氏推薦!】人工知能が社会に浸透するとき、どのような変化が起こるのか。汎用人工知能、自動運転車、仕事が奪われる、自律型兵器などをめぐる議論のほかにも、考えておくべきポイントはないだろうか。本書では人工知能に関わる論点を、技術開発者、政策立案者、ユーザ、法・倫理関係者などの立場に分けて、具体的な事例とともに整理。そのうえで、多様なステークホルダーをつなぐための対話を経て見えてきた、人工知能と社会の関係の地図を描き出す。楽観論にも悲観論にも流されない、人工知能との付き合い方を考える。
  • 折紙工学入門: 折紙−幾何学−ものづくりの架け橋
    -
    1巻3,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 平安時代から親しまれてきた折り紙。 その折り紙の特性を生かし工学的に応用するために「折紙工学」が提唱されている。 ソーラーセイルやハニカムコアなど、コンパクトに収納でき、 強靭で軽量な構造物への応用が期待され、近年では世界的にも注目を集めている。 そんな折紙工学の基本的な考え方はもちろん、新たな折紙模型創出のためのヒントまで含めてくわしく解説。 折紙と幾何学とものづくりをつなぎ、無限の可能性を秘めた折紙工学の精髄を第一人者が語り尽くす。 ●目次 第1章 折紙工学とは 第2章 幾何学の基礎と折紙への応用 第3章 螺旋構造と折り畳みの基礎事項 第4章 折り畳みのできる模型と形が可変な立体模型 第5章 2枚貼り折紙 第6章 コアパネルと3次元のハニカムコア 第7章 折紙の工学化の課題と期待
  • 音楽療法はどれだけ有効か: 科学的根拠から探るその可能性
    3.5
    1巻1,100円 (税込)
    アートと医学が出会うとき 非薬物療法の一つとして、認知症、失語症、パーキンソン病などの疾患への活用が期待されている音楽療法。 そのエビデンスはどこまで確立しているのか。 有効性の検証が進んでいるもの、まだ研究途上にあるものを切り分けながら、最新の知見まで紹介。 また、医療の現場で広く受け入れられるために必要なことを、著者の体験に基づいて考える。 好評を博した単行本の内容を大幅にアップデートして文庫化。 ●目次 序章 この本を手にされた方へ 第1章 音楽療法を科学する 第2章 認知症と音楽療法 第3章 失語症と音楽療法 第4章 パーキンソン病と音楽療法 第5章 脳卒中と音楽療法 第6章 さまざまな疾患に用いられる音楽療法 第7章 音楽療法の未来を拓く ※本書は、2017年6月に刊行された『音楽療法はどれだけ有効か―科学的根拠を検証する』を改題のうえ、 加筆・修正して文庫化したものです。"
  • 化学研究者のためのやさしくて役に立つ特許講座
    5.0
    1巻2,640円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 化学研究者が知っておくべき特許の基本をやさしく解説した.「特許とはなんぞや」から始まり,出願から取得後の活用法まで,現場に精通した弁理士がていねいに解きほぐす.読みやすく,深くてためになる決定版入門書.
  • カタニア先生は、キモい生きものに夢中!
    5.0
    鋭い感覚の鼻をもつホシバナモグラから獲物を麻痺させるデンキウナギまで、生きものたちはユニークで並外れた能力をもっている。本書でカタニア先生は自然界で最も注目すべき「キモい」生きものを面白おかしく、そして魅力的に描く。触手のあるヘビ、小さなトガリネズミ、ゾンビをつくる“宝石バチ”などの行動の背後にある謎に光を当てる。これらの動物を研究することで、生命がどのように進化してきたかについて、深い洞察が得られるだけでなく、科学的発見がいかにワクワクして冒険と楽しみに満ちたものかを本書で示している。中学生・高校生から一般まで「研究すること」に興味のある人はぜひ読んでほしい。
  • 体に悪い、悪くない、ホントはどっち?
    4.0
    私たちが生きる現代には,“昔”よりずっと長持ちするようになった食品で満ちあふれています.しかしこうも食材は豊富にあるのに,私たちの「科学」の知識は乏しく,加工食品の原材料を見ては,そこに羅列するカタカナ語の文字数に頭を抱え,これらが自身の健康に害を与えるものではないかと怯えています.その一方で「天然」や「オーガニック」と書いてあれば,ヒトにとって彼ら自然界に存在するあらゆるものは,友好的で親愛なる善きサマリア人だと思って疑うこともないでしょう.しかし,もし,今あなたが手にした食品や化粧品に「無農薬」や「無添加」,「ノンケミカル」という言葉があるとして,それは本当にあなたの健康を保障するための根拠になりえるのでしょうか?それとも単なるコマーシャルなのでしょうか? 本書は,安全を訴えつつ矛盾を抱えるこれらレッテルを剥がし,その裏側を見るための検証結果を,真摯かつ皮肉を交えて教えてくれます. 【この本が解決する あなたの疑問】 Q.食品を「高度に加工する」ってどういうこと? Q.人間が食べ物を保存するようになったきっかけって? Q.タバコと電子タバコはどう似ていて,どう違うのか? Q.日焼け止めは塗りすぎない方がいいの? Q.コーヒーは体にいいのか悪いのか? Q.p値ハッキングとは何か?科学研究がうまくいかない原因は? Q.加工食品はどれくらい許容できるのか…?
  • 「かわいい」のちから―実験で探るその心理
    4.3
    日々の会話はもとより、メディアでもたびたび登場する「かわいい」という言葉。日本のポップカルチャーの代表としても注目されているが、そもそも「かわいい」とはどんなものなのか。また「かわいい」ものは、私たちにどのような効果を及ぼすのか。本書では、かわいい色や形、年齢や性別によるかわいいの感じ方の違い、かわいいものに近づきたくなる心理などに実験心理学という手法で迫り、「かわいい」の力を探る。これまでになかった、科学的なかわいい論の登場。
  • 漢方読みの漢方知らず : 西洋医が見た中国の伝統薬
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 西洋薬は副作用が強く、漢方薬は副作用がないと思われがちだ。しかし漢方薬には本当に副作用はないのだろうか。漢方発祥の地中国の、三千年におよぶ医学史と現在の医療事情や、著者が経験した臨床例などからの教訓をとおして、漢方のあり方を考える。知っておきたい、薬の副作用のこと、そして漢方のはなし。
  • キッズvs気候変動大作戦
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 地球に起こっている気候変動ってどんなこと? 私たちの生活はどうなるの? 自然にどんな影響があるの? なぜ気候変動と戦うべきなの? 気軽に生活に取り入れられるものから、ちょっと頑張って取り組むものまで、「2分間ミッション」をたくさん紹介。ゲーム感覚で楽しく取り組みながら、地球を気候変動から守るヒーローになろう!
  • 木はおどろきでいっぱい
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 木はどこにでも生えているけれど、木のことをどれくらい知っていますか? 根っこはおしゃべり、葉っぱは働きもの。木は、まわりの木と友達になって仲よくしたり、時には競争したりもしているんです。木に助けられている植物、昆虫、動物、人間のこともたくさん紹介。木のことが大好きになる、大型絵本図鑑。調べ学習にも最適です。
  • 極端豪雨はなぜ毎年のように発生するのか: 気象のしくみを理解し、地球温暖化との関係をさぐる(DOJIN選書)
    4.5
    1巻1,870円 (税込)
    ・大気の状態が不安定とはどういうこと? ・大雨が持続する危険な積乱雲はどんなもの? ・線状降水帯の発生メカニズムとは? 豪雨に備えるために知っておきたい気象の知識 数十年に一度という極端な豪雨は、なぜ頻発するようになったのか。 本書ではまず、直近10年の豪雨災害を振り返り、その発生状況を整理する。 そのうえで、気象のメカニズムをやさしく説き起こし、豪雨をもたらす要因、 線状降水帯や台風と豪雨の関係などまでを解説。 また、しばしば豪雨との関係がささやかれる地球温暖化の現状に加え、 豪雨への影響を評価する、イベント・アトリビューションによる最新研究を紹介する。 気象情報を上手に活用すれば備えができる豪雨。 その付き合い方がわかる1冊。 【まえがきより】 本書をお読みいただければ、豪雨をもたらす積乱雲の発達から地球温暖化と豪雨の関係までを、 ひとつのつながった話として知ることができるでしょう。 災害をもたらす豪雨はたしかに怖いものであり、ときには避難する必要があります。 ただ、地震のように突然起こるものではなく、ある程度は事前に予測することができます。 普段から天気予報に耳を傾け、天気の移り変わりのしくみを知っておくと、 いざ豪雨がきたときにも慌てず、適切な行動をとれるようになるでしょう。 豪雨の正体をつかめば、なぜ地球温暖化で豪雨が威力を増すのかもわかってきます。 【目次】 第1章 21世紀はじめに発生した豪雨を振り返る 第2章 豪雨はなぜ発生するのか? 第3章 豪雨をとらえる 第4章 進む地球温暖化 第5章 近年の豪雨は地球温暖化のせいなのか?
  • 金魚いろ×かたち謎解き図鑑: どうしてデメキンやランチュウみたいになるの?
    -
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 目が飛び出る、頬がふくらむ、尾が2つに分かれる、頭にコブがある……、金魚の姿形はどうしてこんなに多様なのか。金魚は1つの種であり、まったく違うように見えても、その変化にはパターンがある。その秘密は遺伝のしくみにある。 本書は、最新ゲノム科学にもとづいて、金魚の遺伝の謎に迫るサイエンス図鑑である。金魚の色や形がどんなパーツでできており、その変化をもたらす遺伝子はどうなっているのかを、美しい金魚の写真を愉しみながら、誰でも理解できる。 金魚の魅力をより深く味わってみませんか!?
  • 薬と生命を学ぶ人のための 基礎生化学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ライフサイエンスや創薬を理解するために必要な生化学の基礎をていねいに詳述した.現在使用されている医薬品についての説明,作用機序も紹介し,将来の専門科目につながる内容となっている.演習問題も充実.
  • 血管・リンパ管の機能制御と疾患メカニズム
    -
    1巻7,480円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 血管とリンパ管は全身に分布し,体液の循環を介して生体の恒常性を維持することで生命の維持に必須の役割を果たしている.また,がんをはじめとするさまざまな疾患にも密接にかかわっている.そのような重要な「管」を基礎から臨床まで学べる書籍.近年,分子生物学的手法とイメージング技術の進歩により,血管とリンパ管の生体における動態について大きなパラダイムシフトがおきつつある.基礎・応用研究の分子生物学的手法とイメージング技術の進歩やモデル動物によって明らかにされた最新の血管とリンパ管の生体内機能制御機構および疾患のメカニズムについて最先端の成果を紹介する.
  • 現代ケイ素化学
    -
    1巻9,900円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 基礎化学や応用化学の一分野として,活発に研究され,目覚ましい発展を遂げているケイ素化学の基礎と応用および最近の研究成果をまとめた.その体系と広がりを一望できる.専門家だけでなく,大学院学生や多分野の研究者にも役に立つ.(2013年刊).
  • 現代物理化学
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 基礎事項から最新研究までを1冊にまとめた,待望のオールカラー和製教科書.重要事項を精選するとともに,難しい概念や式の導出をていねいにわかりやすく解説した.2~4セメスターの講義数に合わせて柔軟に使える4部構成となっている.章末問題には実際の院試問題を載せ,大学院入試に対応できる力が身につく.
  • 現場で役に立つ! 臨床医薬品化学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 医薬品の性質を理解することに重きを置き、有機化合物としての医薬品の物性、反応性および分子レベルでの医薬品の作用機序について理解し、医療や臨床の現場で説明できるようにするための学びの教科書。薬学教育モデルコアキュラムに掲げられている、医療の現場でよく出合う、代表的な「8疾患」を治療するための医薬品をできるかぎり網羅した。構造式を収載した[医薬品FILE]には、一般名とともに販売名とステムも記載。また、掲載した二次元バーコードはPMDAのサイトにリンクしており、添付文書やインタビューフォームに飛ぶことができる。 本書で学べば、病院実習や薬局実習、そして未来の臨床さらに創薬現場で、役に立つ。
  • 古今東西の哲学が教える現代をよく生きる術
    -
    人生をいかに生きるべきか.かつてソクラテスはこう言った.「生を吟味せよ.吟味されざる生に,生きる価値なし」.人生哲学とは,形而上学(世界はいかに機能するか)と道徳規範から構成される思考の枠組みである.本書では,古今東西の15の代表的な哲学・宗教の専門家が,各分野の人生哲学を,自身の体験を交えながら,一般の人たちに分かりやすく案内する.混迷と多様性の時代に,人生の指針となる一冊.
  • : これで書ける!理系作文の鉄則46:ぜひ知っておきたい最強のコツとテクニック
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 理系の文書をうまく書くためのポイントが手軽にわかり,すぐに使える実践的作文入門. 日本語で理系の文章・文書を書くときに知っておきたい基本的な心構え,テクニック,コツなどを伝授する. 著者の経験談を交えた軽妙な語り口で, 深く考えなくてもすぐに体得できるハウツーを満載. 学会発表の要旨,論文,申請書,解説記事など, あらゆる場面で役立つこと間違いなし! ●まえがきより 理系人生を歩むには作文力が必要である. 作文力の習得では<方向性>と<方法論>が道標になる. この2つさえあれば正しく進んでいける.(略) 46の鉄則にしたがって文書を今すぐ作成しよう. そして,46の鉄則にしたがって推敲しよう. そうした努力は必ず大きな成果につながります. ●目次 はじめに 「誰も直してはならぬ!?」 第Ⅰ部 <目的> 何のために書くか 1 学会の要旨:講演会場の聴衆を増やすために書く 2 ペーパー(投稿論文):仕事に区切りをつけるために書く 3 研究費の申請書:研究資金を集めるために書く 4 解説記事:知名度を上げるために書く 第Ⅱ部 <方法> どうやって書くか 理系作文の鉄則46 のねらい <基本>の鉄則 <語句>の鉄則 <文>の鉄則 <段落>の鉄則 <文書>の鉄則 <おまけ> 第Ⅲ部 <解析> 文書を作ってみる  1  田中耕一 論文から  2  白川英樹 論文から  3  中村修二 論文から 「恩書」を探そう! おわりに
  • 昆虫食スタディーズ: ハエやゴキブリが世界を変える(DOJIN選書)
    3.5
    1巻1,870円 (税込)
    毛利衛(宇宙飛行士・日本科学未来館名誉館長)氏 推薦! 地球上で100億人が持続的に生きるための知恵満載 宇宙旅行食にも可能な昆虫博士たちの未来への視点 ときに「害虫」として嫌われてきた昆虫が、救世主になる日も遠くないのかもしれない。 近年、注目を集める昆虫食について、私たちはどんなことを知っているのだろうか。 本書では、昆虫の栄養価やアレルギーのリスクといった食材の側面だけでなく、昆虫食の歴史的な背景、地球環境への影響、ビジネスとしての可能性、さらには昆虫の福祉に至るまで、さまざまな角度から昆虫食に焦点を当てる。 昆虫を賢く活用し、しなやかに共存するために。 ●はじめにより 昆虫と人との関わりは、戦いの歴史だ。 農村では作物を食べる虫たちと、都市部では衛生面で悪影響を与える虫たちと人々は戦ってきた。 もともとは自然の一部だった虫たちを「害虫」として分離・単純化し、 「人類の敵としての昆虫像」をつくり上げることで、戦う相手を可視化したのである。 このことは、農作物の収量や衛生環境を劇的に改善させた。 今日の豊かな生活は、「害虫」に対する勝利の上に成り立っている。 しかし、いまや害虫という概念が活躍する時代は、終わりを告げようとしている。 効率化を高めた近代農業は、生態系に大きな負荷を与えている。 薬剤散布によって一度は勝利したかに見えた害虫との戦いは、薬剤耐性を獲得した害虫の出現により泥沼化した。 害虫を排除する精神が広がりすぎた結果、人々は過度に昆虫を嫌悪し、排除するようになった。 私たちの豊かな生活は、地球環境問題という大きな壁に直面し、さらに新しい段階に向かおうとしている。 いまや昆虫はもっとも注目を浴びている生物資源のひとつだ。 これからは、エネルギーをかけて昆虫を排除するのではなく、しなやかに共存していく必要がある。 ●目次 第1章 昆虫と地球環境問題~直接的? 間接的? 昆虫を食べる時代がやってきた~ 第2章 昆虫食は普及するか~人々が昆虫に望むもの~ 第3章 ヒトは昆虫を食べたか~昆虫食の今と昔~ 第4章 食用昆虫のリスク~既存の食品にはない未知のリスクはあるか~ 第5章 昆虫が食卓へやってくる~昆虫食ビジネスの勃興~ 第6章 昆虫は痛みを感じるのか~昆虫の福祉を考える時代~ 第7章 昆虫食の未来~昆虫との新しい共存のかたち~
  • コンピュータシミュレーションの基礎(第2版): 分子のミクロな性質を解明するために
    -
    1巻5,280円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 実験では得にくい分子のミクロの実像を解明する手法としていま最も期待されるコンピュータ・シミュレーション.この手法の初歩から全体像を把握できるように,基礎的な原理や方法論を重視しながら計算の実際までを系統的にかつ丁寧に解説.好評の第1版を「次世代スパコン」時代に合せて大幅に改訂.
  • 殺人は容易ではない: アガサ・クリスティーの法科学
    3.0
    あの有名作品からマニアックな短編まで ミステリの女王、アガサ・クリスティーが 作品に織りこんだ法科学を徹底分析! ・デビュー作『スタイルズ荘の怪事件』で示された指紋の正確な知識 ・微細証拠の存在が有罪の決定打とならないことを示す『マギンティ夫人は死んだ』 ・銃を嫌っていたクリスティーが『ナイルに死す』へと結実させた弾道学 ・筆跡の違いが手掛かりとなる『オリエント急行の殺人』 ・痕跡証拠が存在しないことが重要な意味を持つ『ゴルフ場殺人事件』 ・『ポアロのクリスマス』で用いられた血液凝固に関する意表をつくトリック ・検死解剖の詳細を徹底的に調査したことがうかがえる『エッジウェア卿の死』 ・現実の中毒事件解決にも貢献した『蒼ざめた馬』のリアリティあふれる描写 稀代のストーリーテラーとして、世界中で愛されているアガサ・クリスティーは、法科学の専門家ともいえる一面を、その物語から垣間見せてもいる。本書では、ポアロやミス・マープルといった魅力的な登場人物を通して描かれる法科学を紹介し、“法科学者”としてのクリスティーに焦点を当てる。現実の事件に影響を与えるほどのリアリティで描かれる世界を、最新の法科学の知見から読み解く。 ●目次 はじめに――犯行現場 第1章 指紋 第2章 微細証拠 第3章 法弾道学(銃器) 第4章 文書と筆跡 第5章 痕跡、凶器、傷 第6章 血痕の分析 第7章 検死 第8章 法医毒物学 結論――ゼロ時間へ
  • ザ・パターン・シーカー: 自閉症がいかに人類の発明を促したか
    4.0
    なぜ、人類だけが発明できるのか? 映画『レインマン』のお兄さんを覚えていますか? 数字と記憶には卓越した能力があるのに、他人の心を推し量ることができなくて、社会に出られない自閉症の人。 本書ではこのような自閉症でパターン探しの達人を紹介し、話題は脳スキャン、遺伝子、人類の進化にまで及びます。エジソンやビル・ゲイツたちは自閉症の症状がありながらも偉大な発明家です。しかし、多くの自閉症の人は社会に出られず職がなく、もがき苦しんでいます。彼らの力を社会に活かすための指針も示されます。 あなたはシステム化が強い人なのか共感度が強い人なのか、チェックする診断テスト付き。
  • 食品添加物はなぜ嫌われるのか―食品情報を「正しく」読み解くリテラシー
    4.0
    1巻2,090円 (税込)
    ●根強く残る食品添加物悪玉論 ●まことしやかにささやかれる超加工食品の危険性 ●オーガニックの安全神話で見過ごされる問題点 ●注目を集める新しい北欧食の落とし穴 ●日本で独自に発展した食品表示制度の功罪 ゼロリスク幻想を越えて改めて考える、 ほんとうの「食の安全」 巷にあふれる食をめぐるさまざまな情報。 〇〇は身体に良いらしい、 ダイエットには△△を摂るとよい、 ××には発がん性がある……。 信頼に足る情報はどう見極めたらよいのか。 さらに、グローバル化が進展する世界で、 食の安全をめぐる問題も、もはや自国だけの問題に留まらなくなっている。 「すべての人に適切な情報を」届けるべく、 世界の食品安全情報をサーベイし発信し続ける著者が、 近年話題になったさまざまな問題を取り上げ、 印象やイメージに惑わされることなく、 科学的知見に基づいて適切に判断するためのポイントをわかりやすく解説する。 ◆本文より ひょっとしたらこの本を手にしているあなた自身も、 家族や友人との会話の中で添加物は避けたほうがいいよね、 といったことを伝えたことがあるかもしれません。 それに比べると食品安全委員会や厚生労働省からの 食品添加物の安全性に関するメッセージは、圧倒的に劣勢です。 間違った情報には実害があります。 そして間違った情報のほうが社会に広く浸透してしまっているとき、 消費者個人個人が間違いに気がついても対応できない、 つまり買いたい商品が売られていない、という状況に陥ります。 ◆目次 第1章 終わらない食品添加物論争 一 食品添加物の安全性を測る 二 食品添加物をめぐる国際事情 三 食品添加物だから…… 四 ベビーフードで考える食品添加物の有効性 第2章 気にすべきはどちらか――減塩と超加工食品 一 世界の減塩対策 二 超加工食品とは何か 第3章 オーガニックの罠 一 オーガニック卵汚染事件 二 「オーガニック卵」というもの 三 オーガニックとの付き合い方 第4章 新しい北欧食に学ぶ 一 北欧食と和食 二 NNDの落とし穴 第5章 国際基準との軋轢 一 EUへの鰹節の輸出問題 二 検査の意味は? 第6章 食品表示と食品偽装 一 日本では表示義務のないカフェイン 二 食の「安心」を脅かす食品偽装 第7章 プロバイオティクスの栄枯盛衰 一 プロバイオティクスの健康強調表示 二 期待が高まるマイクロバイオーム研究 三 トクホとプロバイオティクス 第8章 食品安全はみんなの仕事――すべての人に適切な情報を
  • 植物が地球をかえた!
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 サイエンスライターが植物科学の研究者たちを訪ね,植物の驚異と,その研究の面白さをレポートする読み物シリーズ.第1巻のテーマは「光合成」.光をつかまえ,酸素をつくり,食を支え,地球環境を守る,植物たちの偉大なるヒストリーを紹介. ※本書は2007年刊行の初版を復刊したものです.本書で紹介されている研究の最新情報は,日本植物生理学会のウェブサイトに掲載されています.
  • 植物がハエを食べるってホント?:おしえて!植物のひみつ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 植物にまつわる質問に答える形式で,子どもたちを楽しく科学の世界にいざなってくれる.見開きに1つの質問があって,わかりやすい説明と図解,楽しくユーモラスなイラスト,ときにはギョッとするような写真で質問に答えるよ.子どもたちがよくしそうな質問から,思いつかないような,でも答えを知りたいような質問まで,さまざまな人体に関する質問が用意されている.未来の科学者にピッタリの1冊.
  • 植物で未来をつくる
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 サイエンスライターが植物科学の研究者たちを訪ね,植物の驚異と,その研究の面白さをレポートする読み物シリーズ.第5巻のテーマは「遺伝子組換え植物」.遺伝子組換えやゲノム育種の研究は,着実に進んでいる.植物科学の最新の知識を,実用的な農業に生かす道筋を描く.食料危機が憂慮される現在,GM植物を正しく理解するための必読書. ※本書は2008年刊行の初版を復刊したものです.本書で紹介されている研究の最新情報は,日本植物生理学会のウェブサイトに掲載されています.
  • 植物のゲノム編集 実験プロトコール
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は,植物を材料として「ゲノム編集」を行うためのプロトコール集である.シロイヌナズナ,イネ,トマト,タバコといった主要種を中心に,植物での実験独特のTipsや技術を詳しく紹介する.メーカーの説明書には載らないようなコツや,失敗例なども記載することにより,ユーザーフレンドリーな実験手引書となっている.また,CRISPR/Casだけでなく,TALENによるゲノム編集の有用性を示している点が他書に類を見ない.
  • 植物は感じて生きている
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 サイエンスライターが植物科学の研究者たちを訪ね,植物の驚異と,その研究の面白さをレポートする読み物シリーズ.第2巻のテーマは「植物の環境応答」.植物は,ただじっとしているわけではない.外部環境を感じとり,さまざまに対応している.本書では,このダイナミックな働きを紹介する. ※本書は2008年刊行の初版を復刊したものです.本書で紹介されている研究の最新情報は,日本植物生理学会のウェブサイトに掲載されています.
  • 植物バイオテクノロジーでめざすSDGs:変わる私たちの食と薬
    -
    1巻1,760円 (税込)
    2030年の達成をめざす17のSDGs(持続可能な開発目標)が国連で採択されました.現在,SDGsに向けたさまざまな取組みが行われており,植物バイオテクノロジーの分野でも実用化に向けた研究・開発が進められています.本書では,私たちの暮らしや健康,地球環境の改善に関わる研究・開発を,食品と医薬品を例に紹介します.専門家が語る植物バイオテクノロジーの実状を感じとれるでしょう.
  • 死を招くファッション―服飾とテクノロジーの危険な関係
    4.5
    19世紀から20世紀前半、欧米諸国の衣服や装飾品のデザインや素材には、科学技術の進歩によって革新的なものが生まれ、流行してきた。いつの時代も、その当時の最新技術によるファッションは、悲惨な出来事を引き起こした。本書は、それらを取り上げて、歴史的・社会的背景や、科学的側面とともに示す。それらの出来事に巻き込まれざるを得なかった人々の悲劇的エピソードは、それぞれが胸に迫る。そして、同様の問題は現在も存在することが、具体的な事例とともに指摘される。美しい色や贅沢な装飾の服、帽子、装飾品などの写真と、それらにまつわる悲劇との対比が、たいへん印象的である。
  • 〈新型コロナウイルス対応改訂版〉パンデミックを阻止せよ!―感染症を封じ込めるための10のケーススタディ
    -
    1巻2,310円 (税込)
    新型コロナウイルス感染症の内容を加えて緊急改訂! 感染症はなぜ拡大するのか? 感染症アウトブレイクの実事例を読み解いて見えてきた 封じ込めのための七つのステップ。 2019年12月、中国・武漢で発生した新型コロナウイルス感染症は、 瞬く間に全世界へと拡大した。 この未曾有の危機にどう向き合えばよいのか。 本書では、感染症封じ込めの理論や感染拡大の数理モデルを解説したうえで、 スペイン風邪、SARS、エボラ出血熱など、 実際に発生したアウトブレイクの事例から、 感染症封じ込めの経過を検証、危機管理のあり方を考える。 『パンデミックを阻止せよ!』(2012年刊)に、「新型コロナウイルス感染症」の内容を加えて緊急改訂! ●本文より 私は、国民の防災や感染症に対する知識の向上、 栄養状態の改善、学校閉鎖などの社会の迅速な対応、 医療へのアクセスのよさ、予防接種や抗インフルエンザ薬など 医療技術の進歩といったものが、 パンデミックや震災時の犠牲者の数を低くしていると思う。 しかし、もっと低く抑えることはできるはずだ。 そのためには、繰り返しになるが 「危機に対する備えは平時にあり」である。 平時にできないことは、有事にもできない。 救える命を確実に救える地域を構築することが危機管理である。 ●目次 第1章感染症封じ込め七つのステップ 第2章感染症の数理モデル 第3章新型コロナウイルス感染症(COVID-19)――武漢 第4章豚インフルエンザ(H1N1)——メキシコシティ 第5章SARS——広東省 第6章炭疽菌テロ——フロリダ 第7章西ナイル熱——ニューヨーク 第8章ニパ脳炎——マレーシア 第9章鳥インフルエンザ——香港 第10章エイズ——ロサンゼルス 第11章エボラ出血熱——ザイール 第12章スペイン風邪 第13章アウトブレイク対策の批判的吟味
  • しーっ!みみをすまして
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おとなしくて、おはなしをかくのが好きな小さなキツネがいました。キツネのなやみは、にぎやかなおともだちがキツネのおはなしを聞いてくれないこと。ある日、キツネは森にクマがいることに気づきます。けれどおともだちは、あいかわらず耳をかさず大さわぎ。早くみんなに知らせないと…。
  • 持続可能な社会を支えるゴム・エラストマー: 新素材・自己修復・強靱化と最先端評価技術
    -
    1巻4,620円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 エラストマーは常温で弾性を示す物質であり、粘弾性を示すゴムが代表だ。タイヤ用途が中心だが、電子材料や医療用材料からビル(免震ゴム)や橋桁などの巨大建造物まで、その用途は広がりを見せている。とりわけ化学架橋構造を持たない熱可塑性エラストマーの利用は大きく進展している。 本書では、バイオマス材料である天然ゴムの研究、天然ゴムを凌ぐ新たなゴム素材の開発、熱可塑性エラストマーと新エラストマーの開発や多様な解析手法を、基礎と応用バランス良く紹介する。
  • 情動と理性のディープ・ヒストリー: 意識の誕生と進化40億年史
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    これはすごい本だ! ルドゥーがいうように、たしかに私たち人類の ディープ・ヒストリーである。 ――エリック・R・カンデル(2000年ノーベル生理学・医学賞受賞) 人間の本質を本当に理解したいなら、 その進化の歴史を理解しなければならない。(本文より) 世界的な神経科学者ジョセフ・ルドゥーは、ヒトの「意識」を理解する鍵は、 地球上に現れた最初の生物からはじまる進化の全貌に迫ることだと主張する。 本書では、生命40億年の歴史をたどり、私たちと私たちの祖先との間の類似点を深く掘り下げ、 神経系の進化がいかにして生物の生存・繁栄能力を高め、意識の出現を可能にしたのかを探求する。 単細胞生物からヒトの脳にいたる壮大な物語。 ●目次 プロローグ いったいどうして……? 第1部 自然の中の私たちの場所 第2部 生存と行動 第3部 微生物の命 第4部 複雑さへの移行 第5部 ……そして動物は神経系を発明した 第6部 海で生きた後生動物 第7部 脊椎動物の出現 第8部 脊椎動物脳進化のはしごと樹 第9部 認識のはじまり 第10部 思考による生存と繁栄 第11部 認知ハードウェア 第12部 主観性 第13部 記憶眼鏡から見た意識 第14部 浅瀬 第15部 情動的主観性 エピローグ 私たちは自覚した自身を救えるのか?
  • 情報を生み出す触覚の知性 増補版: 情報社会をいきるための感覚のリテラシー
    -
    「触知性」が拓く感覚の未来 身体を通して情報に接するとき、 情報あふれる現代社会をいきるための 知恵が生まれる 心臓の鼓動に触れて生命の意味を理解する「心臓ピクニック」、 オノマトペの触り心地を可視化する「触相図」など、 独創的なプロジェクトから見えてくる、触覚と情報との関係とは。 身体に深く根ざした感覚〈触覚〉と情報を結びつける力を「触知性」と名づけ、 情報に対する感受性のあり方を探る。 文庫化にあたり、補章「触覚情報学による『わたしたち』のウェルビーイング」を追加した。 第69回毎日出版文化賞〈自然科学部門〉受賞作。 ●本文より 身体に根差した主体的な体験でありながら、 それが他者にも伝わる普遍性をもつためにはどのようにすればよいのか。 そんなとき、触覚という感覚は、記号化されたものを身体的に感じる、 記号を受肉させる感覚といえ、そして、触覚から記号を生み出すことは、 身体に根差しつつも他者と共有できる知恵を新しく生み出す営みであると考えられます。 これから私たちに必要なのは、触覚と情報の関係性の探求とその実践の体系であるといえます。 ●目次 序章 触知性 第1章 触覚と情報 第2章 触れて情報を理解する 第3章 触れて現れる情報、触れて残る情報 第4章 触覚の語彙、語彙としての触覚 第5章 触覚の文法 終章 情報社会をいきるための感覚のリテラシー 補章 触覚情報学による「わたしたち」のウェルビーイング
  • スティーブン・ホーキング
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「車いすの物理学者」として有名なホーキング博士。みなさんは、彼がどんなことを考え、どのように生きたか、知っていますか? 本書は、スティーブン・ホーキング博士の伝記絵本です。彼は、まるで宇宙を見通しているかのような斬新な理論を発表して科学に革命をもたらし、その一方で、難病ALSと闘う姿で多くの人を勇気づけました。「なぜ?」と問い続ける好奇心とユーモアの精神があれば、どんなに困難な人生も輝かせることができると、博士は私たちにメッセージを送ってくれています。
  • スーツケース
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ある日、大きなスーツケースだけを持った見なれない動物がやってきました。みんなは、スーツケースの中身が気になって仕方ありません。そこで、動物が長旅でつかれてねむってしまっているあいだにスーツケースをこじ開けてしまいます。目をさました動物が見たものとは…。
  • 世界を変えた10人の女性科学者: 彼女たちは何を考え、信じ、実行したか
    3.5
    倒れても立ち上がって研究を続け、科学に貢献した マリー・キュリーほか10人の素顔を紹介。 レイチェル・カーソン、ドロシー・ホジキン、呉健雄 etc 化学、物理、生物、天文、医学、栄養学と、分野は違っても、現代科学の一端を支える業績を残した女性科学者たち10人を紹介する。女性だからという理由で待ち受けていた困難も少なくなかったが、粘り強く研究を続け、まったく新しい薬をつくったり、宇宙の秘密を明らかにしたり。 10人にはキュリー夫人のようにノーベル賞受賞者もいますが、大半は賞とは無縁の人たち。女性の貢献が気にとめられなかった時代に生きて、世界をより良い場所に変えてきた彼女たちの人生に注目!
  • 世界を翔ける翼:渡り鳥の壮大な旅
    -
    鳥が生みだす奇跡とテクノロジーが生みだす奇跡の邂逅……読みはじめたら止まらない。 ――ジェーン・アレクサンダー(女優) わたしは1章ごとに驚きで口を開き、目を丸くした。渡り鳥の科学はいま、黄金時代を迎えている。そしてありがたいことに、すばらしいガイドがこうして案内してくれる。 ――ノア・ストリッカー(『鳥の不思議な生活』著者) 飛び抜けた傑作だ……説得力があり、しばしば感動さえもたらす独自の語り口で、国際的な協力と地球規模での環境保全を呼びかけている。 ――イザベラ・トゥリー(『英国貴族、領地を野生に戻す』著者) 生涯の専門家にも、庭を訪れる鳥をたまに眺めるだけという人にも……人類がこの惑星を分かちあい、ともに生きている、翼を持った驚くべき生物への極上のガイドだ。 ――ダイアン・アッカーマン(『ユダヤ人を救った動物園』著者) 自然の壮大なドラマに迫る科学者たちの挑戦 鳥の渡りという、計り知れないほど長く複雑な離れ業への理解は急速に進んでいる。それでも、この壮大な旅を解き明かす科学はまだ揺籃期にある。本書では、この最先端の研究に自ら携わる鳥類学者、作家であるスコット・ワイデンソールが鳥の驚異的な飛行のあとを追い、世界各地を辿る。ベーリング海では嵐に見舞われ、地中海では銃を装備した罠猟師と遭遇する。インド北東部の辺境では、渡り鳥を狩猟していた首狩り族の末裔たちがそれを断念し、鳥類保護の歴史において前例のない成功を成し遂げているのを目撃する。気候変動による脅威が差し迫る現代において、こうした自然保護の奇跡は人類が存続するうえでかけがえのない道案内となるだろう。 ●本文より その答えはわからない。それが渡り鳥を研究する喜びであり、歯がゆさだ。多くのことが、わたしたちの手をすり抜けていく。目を見張るような技術的進歩やSFのような遠隔調査、ビッグデータによる情報解析やレーダー、衛星用送信機などをもってしても、世界を股にかけた鳥の旅についてはわかっていないことのほうが多い。世界は広く、人間はあらゆる場所に存在するが、あらゆることを知っているわけではない。
  • 赤外線の化学利用: 近赤外からテラヘルツまで
    -
    1巻4,620円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近赤外からテラヘルツまで赤外線の化学利用を、新しい光源や分光法から医療応用まで見る。 赤外線に分類される電磁波の波長領域は広く、中波長領域は分子振動のエネルギー領域にかかるところから、赤外分光の化学と関係が深い。 本書は他の波長領域も含めて赤外線の化学利用を外観。テラヘルツ領域、新しい光源や分光法、近赤外波の生体透過性を活用する医療応用などを見る。
  • セレンディピティ: 思いがけない発見・発明のドラマ
    4.0
    サクセス・ストーリーを超えた 示唆に富む人間ドラマ ペニシリンやナイロン、面ファスナーなどのような日常生活に関わる発明、 ニュートンの重力理論やビッグバン、DNAなどのような科学的に重要な知識、 そしてロゼッタストーンやポンペイ遺跡、死海文書のような考古学上の重要な発見まで、 「偶然」の要素が大きく関わっていた。 歴史を変えた発見にまつわる興味深いエピソードを紹介し、 小さな偶然とそれを見逃さなかった洞察力が、数々の成功へとつながる 創造の過程を追った名著、文庫版で復活。 幸運は用意された心のみに宿る――ルイ・パストゥール 1章 史上初のストリーカー 2章 新世界の発見 3章 マラリアにかかったインディオとキナキナの木 4章 りんごはなぜ垂直に落ちる 5章 カエルの脚と電池 6章 乳しぼりの女と天然痘のワクチン 7章 元素発見をめぐるさまざまな物語 8章 麻酔剤発見の栄誉をめぐる争い 9章 有機化学を生んだ尿素合成 10章 ダゲールと写真の発明 11章 天然ゴムと合成ゴム 12章 分子でも左手型と右手型では大違い 13章 合成染料と合成顔料をめぐって 14章 夢から生まれた分子の建築 15章 ノーベル賞とダイナマイト 16章 象牙や絹糸をつくる 17章 新しい化学工業を生んだ実験室での偶然 18章 努力しないで成功するには――考古学におけるセレンディピティ 19章 天文学におけるセレンディピティとの遭遇 20章 医学における偶然の発見 21章 X線、放射能、そして核分裂 22章 どんなに甘くても太らない 23章 飛び散らない安全ガラス 24章 抗菌性物質――発見への道 25章 成功の決め手――冷延伸法 26章 装置の漏れと汚れがくれた贈り物 27章 原子爆弾からフライパンまで 28章 「花」理論とアンチノック剤 29章 偶然見つかった予想外の効き目 30章 汚水と泥からとれた薬 31章 拓かれた有機合成の大地 32章 タフな奴――ポリカーボネート 33章 現代生活への贈り物 34章 生命の渦巻き 35章 着想、誤解、そして偶然 36章 クラウンとクリプタンド エピローグ――偶然はいかにして発見となるか
  • ゾウが教えてくれたこと: ゾウオロジーのすすめ(DOJIN選書)
    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    ゾウを知り、ゾウから学ぶ 豊かなこころの世界 自在に動く長い鼻、大きな耳をパタパタ動かし、 優しいまなざしをした、地上最大の哺乳類にして動物園の人気者。 そんなゾウのことを知らない人は、おそらくいない。 超メジャーなゾウだが、体のつくりや野生での暮らしぶりについて、 どのくらいご存じだろうか。 あるいは、低周波音を使ったコミュニケーション能力、記憶力、 絵を描く能力、足し算をする能力といった知能についてはどうだろう。 本書では、知っているようで知らないゾウの魅力を、 ゾウ愛にあふれる著者があたたかな筆致で語り尽くす。 ●はじめにより 〝ゾウ〟がどのような動物で、本来どのように野生で暮らしているのか、 何を考え、何を感じて生きているのか、またどのように進化してきた 動物なのかといったことは、広く知られていないように思います。 科学の世界でも、私たち人間には聞こえない低い周波数の声で会話を しているということや、数覚に優れているということが新たに発見され、 ゾウが注目を集め出したのは、つい最近のことです。(中略) ゾウを知り、ゾウから学ぶ――これを〝ゾウオロジー〟と呼ぶことにします。 ゾウオロジーは、人間の生き方を探るうえでも、大きなヒントを与えてくれるはずです。 ●目次 第1章 ゾウという不思議な動物 第2章 愛情いっぱい! ゾウの一生 第3章 カエサルも認めたゾウの知能 第4章 ゾウの特殊能力 第5章 ゾウと暮らす
  • 続続 実験を安全に行うために 失敗事例集
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 赤本・青本で親しまれている『実験を安全に行うために』シリーズに新たに「黄本」として加わる実験手引書。実験をするときに誰もがよくやってしまう失敗を165事例収載。失敗の状況と原因を、イラストと簡潔な説明で示し、失敗を防ぐためのポイントがすぐにつかめる。化学実験を行うすべての者が、注意意識を常に喚起できるよう持っておきたい1冊。確認問題やケーススタディも用意し、講義でも使える。
  • 大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件―なぜ美しい羽は狙われたのか
    4.3
    消えた鳥を大量に盗む? いったいぜんたい、だれがそんなことを? 2009年6月。ロスチャイルド家がヴィクトリア時代に創設した博物館から、約300羽の鳥の標本が消えた。 世にも美しい鳥が行きついた先は、希少な羽で毛針を制作する愛好家たちの世界だった! この突拍子もない盗難事件を偶然知った著者は、 最初は好奇心から、やがては正義感から、事件の調査に乗り出す。 羽毛をめぐる科学史と文化史、毛針愛好家のモラルのなさと違法取引、 絶滅危惧種の保護問題、そして未来へのタイムマシンとなりうる標本と、 それを収集・保存する博物館の存在意義。 スピーディーに展開される異色の犯罪ルポルタージュ。
  • 大学生のための やさしい化学入門
    -
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 予備校の人気講師が,大学生に向けて化学をやさしく解説した入門テキスト.高校で化学を十分に学んでこなかった学生にも理解できるよう,基礎の基礎からときほぐした.電子軌道やエンタルピーなど,大学で初めて学ぶ概念は,とくにていねいに解説.演習問題もふんだんに掲載した.
  • だまされる視覚: 錯視の楽しみ方(DOJIN文庫)
    3.0
    まわる! ゆれる! ゆがむ! 驚異の錯視ワールド、ふたたび。 止まっている絵が動いて見える、 同じ明るさなのに同じに見えない、 まっすぐなはずの線が傾いて見える……。 錯視デザインの第一人者が、錯視図形のつくり方を指南しながら、 錯視の心理学も解説した究極の錯視ガイドブック。 新たに「赤く見えても赤ではない……自分でつくれる色の錯視」を加えた。 ●あとがきより 錯視デザインは他人がつくったものを鑑賞するだけでも面白いが、 自分自身でつくる醍醐味はそんなものではなく、極上である。 究極の道楽なのだ。 第1章 錯視とは何か 第2章 静止画がなぜ……止まっているものが動いて見える錯視 第3章 同じ明るさなのに……明るさの錯視 第4章 水平のはずが……傾きの錯視 第5章 赤く見えても赤ではない……自分でつくれる色の錯視 第6章 だまし絵は錯視か?――いろいろな錯視
  • だまし絵のトリック : 不可能立体を可能にする
    3.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 不可能立体と呼ばれるだまし絵をめぐる、七つの疑問を足がかりとして、立体にできそうにない立体を可能にする方法や単に立体化するだけではなく、動きを加えることでさらなる驚きの錯覚現象を生み出す不可能モーションまで紹介。計算の代わりに、作図操作をしたり、実際に、立体を作ってからそれを削ったりという手段で、数学を使わないでも立体を設計できる方法を模索した。
  • 地球温暖化で人類は絶滅しない:環境危機を警告する人たちが見過ごしていること
    4.0
    確かに地球は温暖化している.それは止めなければならない.だが,温暖化だけで人類が絶滅するわけではない.先進国の環境アラーミストが推し進めようとする環境対策は,開発途上国に必要な経済発展を阻害し,むしろそれが地球の環境を悪化させる.長く環境運動に取り組み,世界各地の実情を見てきた著者が,IPCC報告書等の科学的知見に基づき,真に実効的な環境保全の道を示す.アラーミズムと懐疑論を超える,注目の全米ベストセラー.著者からの「日本語版に寄せて」を収録.
  • 地球環境46億年の大変動史
    -
    1巻990円 (税込)
    破局的な環境から地球はいかに回復してきたか。 地球環境の進化をたどり、その本質に迫る。 地球は誕生以来、さまざまな環境変動を乗り越えてきた。 温暖化と寒冷化を繰り返しながら、地球全体が氷に覆われ、 超大規模な火山活動が発生し、小惑星の衝突などが生じたと考えられている。 地球環境の本質は「変動」にあるといえるだろう。 一方で、地球には生命があふれ、温暖湿潤な環境を長期的に保てるほど「安定」でもある。 激甚な環境変動を繰り返しながら、生命を育むほど安定な地球。 地球環境に注目が集まる現在、46億年の地球史から何を学べるか。 地球環境の本質に迫った話題作。 【目次】 第1章 生命の存在する惑星 第2章 大気と海洋の起源 第3章 地球環境の安定化の要因はなにか 第4章 生命の誕生と酸素の増加 第5章 気候の劇的変動史 第6章 スノーボールアース・イベント 第7章 恐竜絶滅を引き起こした小惑星衝突 第8章 そして現在の地球環境へ 本書は、2009年5月に刊行された『地球環境46億年の大変動史』(DOJIN選書)を文庫化したものです。
  • 地球にじいろ図鑑: 鉱物×日本の伝統色
    -
    1巻1,870円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は,美しい色彩と地球がおりなす自然の神秘や偉大さを同時に感じとることができるユニークな図鑑です.日本の伝統色をテーマカラーとして,その色をもつ鉱物を紹介しています.さらに鉱物の名前や物語,写真では似た色の動物や植物も取りあげ,どこから読んでも,どこから眺めても楽しめるように構成されています.色のつながりで,鉱物・動物・植物を知ることができる本書は,読者の知的好奇心をくすぐります.
  • 地球の変動はどこまで宇宙で解明できるか: 太陽活動から読み解く地球の過去・現在・未来
    4.0
    宇宙とのつながりから 気候変動を理解する 〈第31回講談社科学出版賞受賞作〉 樹木や地層、古記録は、太陽活動や地球環境について何を教えてくれるのか。 太陽活動のアップダウンは、どのようにして地球の気候に影響を及ぼすのか。 地球と宇宙のつながりから地球を知る「宇宙気候学」。 その最前線を丁寧に解説し、大いなる可能性を語る。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 屋久杉の年輪や南極の氷に刻まれた太陽活動の記録。 その「タイムカプセル」を開いたとき、 地球の変動を理解するための新たな視点が浮かび上がる。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ■目次 第1章 変化する太陽 第2章 太陽の真の姿を追う 第3章 太陽活動と気候変動の関係性 第4章 宇宙はどのようにして地球に影響するのか 第5章 変わるハビタブルゾーン 第6章 未来の太陽と地球
  • 中国の環境問題 今なにが起きているのか
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 躍進のつづく中国経済。驚異的な経済成長を謳歌する一方で、大気汚染や砂漠化、資源消費の増大など、環境問題が深刻さを増している。人びとの生活水準は向上し、「小康」社会を実現した今こそ、環境問題への取り組みの転機である。中国が直面している問題とはなにか?「東アジア環境共同体」の一員として、日本にできることはなにか?その現状に鋭く切り込む。
  • 鳥脳力:小さな頭に秘められた驚異の能力
    -
    「鳥頭」と侮ることなかれ 鳥脳は小さいから低機能、なんて大きな誤解! 道具をつくり、ピカソとモネの絵を見分け、 バッハとシェーンベルクを聴き分ける。 それだけではない。自己像を認知でき、 論理的な思考をし、言語だって理解できる。 そんな鳥脳に標準装備の能力と、 訓練によって獲得できる能力とは何か。 かれらの「心」に迫ることはできるのか。 2010年刊行の単行本を大改訂。 さまざまなオモシロ実験から明らかとなる、 小さくても高機能な鳥脳の魅力をとくとご堪能あれ。 ●目次 第1章 鳥という名の恐竜 第2章 鳥脳とはなにか 第3章 鳥脳はものを憶えられないか 第4章 道具をつくる鳥脳 第5章 鳥脳のナヴィゲーション・システム 第6章 鳥脳に「美」を教える 第7章 鳥脳に「音楽」を教える 第8章 鳥脳に「論理」を教える 第9章 鳥脳に「言語」を教える 第10章 鳥脳に「自己」を教える エピローグ 鳥脳への挑戦はつづく
  • チョウの翅は、なぜ美しいか:その謎を追いかけて
    -
    ゼフィルスの愛称で親しまれるチョウのミドリシジミ.翅の美しい輝きはどのように作られ,彼らの生態にどのような意味をもつのか興味は尽きない.「雄が派手なのは雌の関心を引くため」という説は果たして本当だろうか? ヤドカリやカニなど,さまざまな生きものを研究してきた動物行動学の第一人者が,中学生のとき魅せられたチョウに立ち戻り,その翅の色,色覚,行動の謎を粘り強く解き明かしていく.実験室やフィールドワークの克明な様子,意外な結果を受けて新たな実験に挑戦と,著者の研究ヒストリーを読者は追体験できる.同僚研究者との交流や研究外のエピソードも紹介され,冷静で論理的な筆致の中にも科学者としての情熱や自然への愛情を感じとれるだろう.
  • ちょっと変わった環境の本: ミツバチがもたらす世界平和
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この本のなかには、惑星(つまり地球)のいまの状態について、なんの希望ももてないようなメッセージがつまっているわけじゃない。気候変動は、みんなや、みんなの小さな妹や、アービングおじさんのせいだといっているわけでもない。あまりにも大きすぎてどうにもならないような困った問題を伝えるつもりもないよ。そうそう、「絶滅」なんて言葉はほとんど出てこないんだ。それどころか、この本を読めば、みんな希望がもてるようになるかもしれない。もしかすると、幸せだと思うかもしれない! みんなと地球上のすべてのものの、びっくりするようなつながりを探検する旅にしゅっぱーつ!
  • 哲学は化学を挑発する:化学哲学入門
    -
    1巻2,200円 (税込)
    化学とは何だろう? 哲学の眼から見える化学とは? 個別的,具体的な問題を追求する化学に対し,哲学は熟慮や内省によって全体を俯瞰する.本書では,両者をつなぐ「化学哲学」の可能性を議論し,化学に対しても哲学に対しても,新たな知見を提供する.月刊『化学』好評連載「化学者のための哲学 哲学は化学を挑発する』を大幅に加筆・修正し,待望の書籍化.
  • DNA鑑定は万能か : その可能性と限界に迫る
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いわゆる「足利事件」におけるDNA鑑定では、なにが問題だったのか。いまDNA鑑定の信頼性は大きくゆらいでいるのか。1990年代から、犯罪捜査にも本格的に導入されたDNA鑑定。本書では、DNAの分析方法を丁寧に解説しながらその能力を探るとともに、それ自体がはらむ"弱点"に迫る。20年以上DNA鑑定に携わってきた研究者の冷徹な分析によって明らかとなる、大いなる可能性と避けることのできない限界。
  • 統計数字を読み解くセンス : 当確はなぜすぐにわかるのか?
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 テレビの視聴率や血液型性格診断、偏差値、世論調査、アンケート調査から健康診断の結果にいたるまで、日常生活のあらゆる側面で接する統計数字(データ)。データとは無縁の生活を送ることができなくなった今、その意味を読み解くセンスが不可欠となってきた。本書では、データの収集方法や分析方法、結果の導き方といった統計学の考え方を丁寧に解説し、批判的にデータを読み解き将来予測や意思決定に役立てるための知恵を伝授する。統計リテラシーを高めるための格好の一冊。
  • どうしてペンギンは飛べないの?:おしえて!動物のひみつ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 動物にまつわる質問に答える形式で,子どもたちを楽しく科学の世界にいざなってくれる.見開きに1つの質問があって,わかりやすい説明と図解,楽しくユーモラスなイラスト,ときにはギョッとするような写真で質問に答えるよ.子どもたちがよくしそうな質問から,思いつかないような,でも答えを知りたいような質問まで,さまざまな人体に関する質問が用意されている.未来の科学者にピッタリの1冊.
  • どうして目玉は落っこちないの?:おしえて!人体のひみつ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人体にまつわる質問に答える形式で,子どもたちを楽しく科学の世界にいざなってくれる.見開きに1つの質問があって,わかりやすい説明と図解,楽しくユーモラスなイラスト,ときにはギョッとするような写真で質問に答えるよ.子どもたちがよくしそうな質問から,思いつかないような,でも答えを知りたいような質問まで,さまざまな人体に関する質問が用意されている.未来の科学者にピッタリの1冊.
  • ドラマチック有機合成化学: 感動の瞬間100
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 有機合成の研究は「驚き」,「喜び」,そして「感動」に満ちあふれたエキサイティングな研究分野である.本書は,第一線で活躍する101名の有機化学者たちが,研究におけるみずからの感動した経験や興奮の瞬間を綴ったものである.彼らのどのような考えで研究に取り組み,予想外の「感動」につながっていったかという経験は,次世代の有機合成を志す学生や若い研究者たちにとっては,成功への「ヒント」になるはずである.
  • なぜペニスはそんな形なのか:ヒトについての不謹慎で真面目な科学
    -
    反響を呼んだ『ヒトはなぜ神を信じるのか』『性倒錯者』『ヒトはなぜ自殺するのか』の著者によるエッセイ集。性と信仰の話題に加え、自殺についても語る。生物学や進化心理学の視点から、われわれ人間の本性を、ユーモアも交え鋭く分析。気になる題名のエッセイから読んでほしい。下品、不謹慎の先にある真実。
  • 20XX年のパンデミック: 致死的感染症との闘いから考える未知のパンデミックへの備え
    -
    20XX年、新型ニパウイルス感染症が発生! そのとき何が起きるのか? 新型コロナ、SARS、ニパ感染症、エイズ、エボラ出血熱、天然痘…… 人類が経験してきたパンデミックには、ターニングポイントとなる出来事があった。 そしてその出来事のさらに上流には、一見些細な要因と得難い教訓が存在する。 この教訓を、未知の感染症対策として活かすことはできないだろうか。 本書では、パンデミックの裏で紡がれた人間ドラマに焦点を当てるとともに、 ありうる未知の感染症パンデミックの可能性を仮想シナリオとして提示し、 日本と世界の対応をシミュレートする。 ウィズコロナを見据えながら、過去のパンデミックに学び、 「パンデミックX」への備えの重要性を説く。 ●本文より この2年10カ月を振り返り、日本政府の対応は場当たり的で戦略があったようには見えない。 しかし、結果は悪くなかった。コロナ禍の超過死亡は世界全体で1500万人だったのに対して、 日本はマイナス1万人だったのだから。(略) ただ、こうなると「日本はうまくいったのだから反省する必要もないし、特別何かを変えるために 予算を割く必要もないであろう。パンデミックよりも優先すべきものがたくさんあるのだから……」 となってしまうのではないか? 私はそれが心配だ。また、新型コロナが最悪で これを乗り切れたのだから将来のパンデミックに憂いがないと考えては間違いである。 今回より悪いシナリオを想定しておかなくてはならない。 ●目次 プロローグ [仮想シナリオ]未知の感染症パンデミック 第1章 運命を変えた出会い――新型コロナウイルス感染症 第2章 一人の医師の勇気――重症急性呼吸器症候群(SARS) 第3章 森林伐採が引き起こした感染症――ニパ感染症 第4章 40年を超える戦い――エボラ出血熱 第5章 医師たちの執念――エイズ 第6章 史上最大の臨床試験――ポリオ 第7章 撲滅への道――天然痘 エピローグ [仮想シナリオ]継続は力なり おわりに 日本は新型コロナパンデミックの教訓を生かせるか?"
  • 日常に生かす数学的思考法 : 屁理屈から数学の論理へ
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なぜ数学を勉強しなければならないの?多くの人が一度は抱いたであろうこの疑問を、数学の論理や言葉遣いという切り口から考える。日ごろ接する文章なども題材にしながら、日常生活と数学の世界での言葉遣いの違いを浮き彫りにしつつ、それを越えて数学的思考法を日々の生活に生かす可能性を探る。すると、自分を頑なにしている思い込みを解きほぐし、新しい発想を得るうえで、数学が「役に立つ」ことが明らかになってきた。クールで刺激に満ちた数学の論理をめぐる冒険。
  • はたらくしくみがマンガでわかる! いでんしずかん
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 遺伝子が役目をもつことは知っていても,どんなふうにそれを果たすかイメージできますか? 本書では,生命を司るさまざまな遺伝子のうち,最初に卵から体をつくるもの,細胞を死に導くもの,そしてがんが生じさせるもの,をピックアップし,ダイナミックに絡み合いながら働く遺伝子の様子をマンガで楽しくわかりやすく紹介します.大胆にも擬人化されキャラクターになった遺伝子たちの姿をお楽しみ下さい. 目次 イントロダクション 遺伝子ってなに? 1.体の前と後ろと真ん中を決める遺伝子 2.体を区切る遺伝子 3.体の区切りに個性をあたえる遺伝子 4.頭としっぽ,背中とお腹をつくる遺伝子 5.細胞を死にみちびく遺伝子 6.がんの遺伝子 おわりに 遺伝子と生物の世界を理解する
  • 花はなぜ咲くの?
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 サイエンスライターが植物科学の研究者たちを訪ね,植物の驚異と,その研究の面白さをレポートする読み物シリーズ.第3巻のテーマは「花」.古今東西,私たちの関心を引き続けるこの魅惑の存在を題材に,植物発生の驚異を,一線の研究者たちが色とりどりに語る. ※本書は2008年刊行の初版を復刊したものです.本書で紹介されている研究の最新情報は,日本植物生理学会のウェブサイトに掲載されています.
  • 左対右 きき手大研究 (DOJIN文庫)
    3.0
    きき手のことならなんでもござれ。 左ききには天才が多い? スポーツ選手は左ききが有利? 左きき短命説は本当? なぜ右ききの人が多い? きき手はいつ決まる? きき手は遺伝する? 右ききと左ききの脳は違う? きき手の矯正が人生に影響を与える? 旧石器時代人のきき手がわかる? 犬がお手をするのは左?右? きき手をめぐるさまざまな言説に、学術研究にもとづいてアプローチ。 幅広いトピックを紹介して好評を博したロングセラーに、 新しい話題を追加し内容がさらに充実した「きき手大全」。 ●目次 第1章 優れる左きき 第2章 安全でない左きき 第3章 きき手の諸相 第4章 きき手の決め方 第5章 なぜ右ききが多いのか――きき手成立のメカニズム 第6章 きき手と脳のはたらき 第7章 きき手はいつ現れ、いつ決まるのか 第8章 左ききの矯正はよいことなのか 第9章 動物にもきき手はあるか
  • 肥満は進化の産物か? : 遺伝子進化が病気を生み出すメカニズム
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ヒトの病気の原因を進化の過程に求める「進化医学」。本書は遺伝子のレベルから進化と病気の関係をとらえる。遺伝子は長い時間スケールで変化(進化)する。その変化が病気と結びつくとはどういうことか。ビタミン合成の能力を失ったことによる壊血病、尿酸が抗酸化の機能を肩代わりしたことで起きる痛風などの例を引きながら、遺伝子の変化が即座に病気に結びつくわけではなく、生活環境の変化スピードとのミスマッチによって発生するという視点を提供する。
  • 100兆円で何ができる?:地球を救う10の思考実験
    5.0
    もし100兆円を与えられ,「世界のため,科学の発展のために1年間で使い切りなさい」と言われたら,あなたは何をしますか? 100兆円で達成できることは何だろう? 「世界から貧困をなくす」「すべての病気の治療法を開発する」や「ダークマター研究のため最新の加速器を建設する」「人工意識をつくる」など,可能性は無限に広がっていく.前向きでチャレンジングな未来予測.
  • ヒューマンエラーを防ぐ知恵 増補版:ミスはなくなるか
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    事故への道を知り事故を避ける 実践形式で学ぶ、ヒューマンエラー防止のノウハウ。 もう、ヒューマンエラーは怖くない! ときに深刻な事故を招くヒューマンエラーは、 どのようにすれば防げるのか。 本書では、事故が発生するまでの過程だけでなく、 事故が起こる構造にも注目し、 ヒューマンエラー防止のための理論を考察する。 また、すぐに役立つ実践的なテクニックの一端を、 身近な事例などを題材に問題形式で紹介する。 ●まえがきより 事故はたった一つのきっかけだけで説明できるものではありません。 事故は、複数の要素・要因がそろった結果生じるものです。 これはちょうど、ポーカーや麻雀で役がそろって上がることに似ています。(略) 本書では事故を、最後のトドメだけではなく、 発生のしやすさの構造からも捉え直してみたいと思います。 ●目次 第1章 ヒューマンエラーとは何か 第2章 なぜ事故は起こるのか 第3章 ヒューマンエラー解決法 第4章 事故が起こる前に……ヒューマンエラー防止法 第5章 実践 ヒューマンエラー防止活動 第6章 あなただったらどう考えますか 第7章 学びとヒューマンエラー 〈増補〉第8章 安全とは誰がどう決める?
  • ビギナーズ生物学
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    1巻2,860円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大学初年次向け,オールカラーの半期用テキスト.フルカラーイラストをふんだんに用い,視覚的に理解できるよう編纂された.細胞生物学と分子生物学のエッセンスを易しくときほぐした,生物学の入門に最適の一冊.
  • フェイクニュースを科学する: 拡散するデマ、陰謀論、プロパガンダのしくみ (DOJIN文庫)
    3.8
    進化し続ける情報生態系 求められるメディアリテラシー 2016年、フェイクニュース元年から、 2020年、インフォデミックの時代へ――。 フェイクニュース現象の全体像を「計算社会科学」を武器に描き出す。 新型コロナ・パンデミックに端を発したインフォデミック、 米大統領選挙をめぐる陰謀論など、フェイクニュースの猛威が止まらない。 本書では、偽情報を信じる認知特性、その情報を拡散させる情報環境、 情報過多と注意力の限界などを解説し、 ファクトチェックをはじめとする対抗手段の有効性を検討する。 文庫版では、2018年以降のフェイクニュースをめぐる重要な動向をまとめた 「追補 インフォデミックの時代へ」を追加収録。 ※本書は、2018年12月に刊行された『フェイクニュースを科学する』(DOJIN選書)を加筆・修正し文庫化したものです。
  • ふしぎの森のふしぎ
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 花がいっせいに咲く春、どこもかしこも大いそがしの夏、色あざやかな葉に包まれる秋、そして、ひっそりした冬…。森に入れば、いつも何かが見つかります。この本は、森がどんなにおもしろいかを学び、なかなか気づかないことに気づかせてくれます。森にひそむ不思議やひみつを知ったら、散歩する森の景色がまったくちがって見えるようになるはずです。
  • フッ素の特性が織りなす分子変換・材料化学-フッ素化学の新たな飛躍に向けて
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    1巻4,620円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 フッ素化合物の活躍の場は拡大の一途をたどっている.一方,フッ素化合物の化学はやや特殊なものとみなされ,その化学の本質的な解明がやや置き去りにされてきた. 本書では最先端で高機能性フッ素系材料の創製や,独創的な合成反応の開発を目指して研究を行っている研究者の成果を集め,系統的に紹介した.
  • 不便から生まれるデザイン : 工学に活かす常識を超えた発想
    3.9
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 不便で良かったことはありませんか?便利の追求で見落とされた不便の効用を掘り起こし、デザインの糧とする不便益のシステム論。
  • フランソンのさむい冬の日
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 風がつめたい、クリスマスが近づく冬のある日。ダンボールの家で暮らすねこのフランソンは、セーターを着て町に出かけます。すると大変! いつのまにか大切なセーターがほどけて長い毛糸になってしまいました。寒い冬にこれはつらい。毛糸をたどっていくと、そこで待っていたのは・・・。【対象年齢:5歳~】
  • 仏教は宇宙をどう見たか: アビダルマ仏教の科学的世界観 (DOJIN文庫)
    4.0
    世界の見え方が大きく変わる 仏教の思想を体系的にまとめた『アビダルマコーシャ』(倶舎論)が示す 「この世界のあり方」と、現代的な科学的世界観が交わるとき、 世界はどんな姿を見せるのか。 アビダルマ仏教が示す、超越者の存在や奇跡などの超常的現象を考慮しない、 原因と結果の関係で展開する機械的宇宙。 その物質、精神、エネルギー、時間、因果則などの概念はいかなるものか。 現代科学に通じるようで全く異なる世界観を提示し、 仏教と科学の類似と相違を探った心躍る知的冒険の書。 ※本書は2013年1月に刊行された『仏教は宇宙をどう見たか』(DOJIN選書)を文庫化したものです。
  • ブルース有機化学概説(第3版)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 有機反応の原理や概念を重視し,応用力を養うために配慮された定評ある教科書「ブルース有機化学」のエッセンシャル版.今回の改訂では,電子移動や逆合成解析など,学生が実際に手を動かして理解を深められるよう工夫された「チュートリアル」が追加されたほか,酵素・ビタミンや高分子,ラジカル反応などの解説が充実化されている.生物有機化学を重視した,ライフサイエンス系学部の講義に最適.原著名:"Essential Organic chemistry, 3rd ed."

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