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アートと医学が出会うとき
非薬物療法の一つとして、認知症、失語症、パーキンソン病などの疾患への活用が期待されている音楽療法。
そのエビデンスはどこまで確立しているのか。
有効性の検証が進んでいるもの、まだ研究途上にあるものを切り分けながら、最新の知見まで紹介。
また、医療の現場で広く受け入れられるために必要なことを、著者の体験に基づいて考える。
好評を博した単行本の内容を大幅にアップデートして文庫化。
●目次
序章 この本を手にされた方へ
第1章 音楽療法を科学する
第2章 認知症と音楽療法
第3章 失語症と音楽療法
第4章 パーキンソン病と音楽療法
第5章 脳卒中と音楽療法
第6章 さまざまな疾患に用いられる音楽療法
第7章 音楽療法の未来を拓く
※本書は、2017年6月に刊行された『音楽療法はどれだけ有効か―科学的根拠を検証する』を改題のうえ、
加筆・修正して文庫化したものです。"
Posted by ブクログ 2023年10月27日
音楽療法というと、病の人に音楽を聴かせるとか、一緒に歌ったり、楽器を演奏したりすることかと思っていた。
効果も、他の治療の補助のようなものかと。
叔母が療法士なのに、実はこの程度の認識しかなかったというのが実情だ。
本書は、音楽療法の効果を科学的に検証しようとした本。
筆者はもともとは音楽を学んで...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月02日
高齢者施設やデイサービスなどで音楽を使ったプログラムがあるので、「音楽療法」には何となくよい効果が得られそうなイメージはあった。その音楽療法の効果をエビデンスで探った一冊。本書への納得感は高かったのだが、もうちょい普及して研究が進むと、知見がたまってより内容が充実しそう。最近は弁護士&医師、スポーツ...続きを読む
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