〈新型コロナウイルス対応改訂版〉パンデミックを阻止せよ!―感染症を封じ込めるための10のケーススタディ

〈新型コロナウイルス対応改訂版〉パンデミックを阻止せよ!―感染症を封じ込めるための10のケーススタディ

2,310円 (税込)

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新型コロナウイルス感染症の内容を加えて緊急改訂!

感染症はなぜ拡大するのか? 感染症アウトブレイクの実事例を読み解いて見えてきた
封じ込めのための七つのステップ。

2019年12月、中国・武漢で発生した新型コロナウイルス感染症は、
瞬く間に全世界へと拡大した。
この未曾有の危機にどう向き合えばよいのか。
本書では、感染症封じ込めの理論や感染拡大の数理モデルを解説したうえで、
スペイン風邪、SARS、エボラ出血熱など、
実際に発生したアウトブレイクの事例から、
感染症封じ込めの経過を検証、危機管理のあり方を考える。
『パンデミックを阻止せよ!』(2012年刊)に、「新型コロナウイルス感染症」の内容を加えて緊急改訂!

●本文より
私は、国民の防災や感染症に対する知識の向上、
栄養状態の改善、学校閉鎖などの社会の迅速な対応、
医療へのアクセスのよさ、予防接種や抗インフルエンザ薬など
医療技術の進歩といったものが、
パンデミックや震災時の犠牲者の数を低くしていると思う。
しかし、もっと低く抑えることはできるはずだ。
そのためには、繰り返しになるが
「危機に対する備えは平時にあり」である。
平時にできないことは、有事にもできない。
救える命を確実に救える地域を構築することが危機管理である。

●目次
第1章感染症封じ込め七つのステップ
第2章感染症の数理モデル
第3章新型コロナウイルス感染症(COVID-19)――武漢
第4章豚インフルエンザ(H1N1)——メキシコシティ
第5章SARS——広東省
第6章炭疽菌テロ——フロリダ
第7章西ナイル熱——ニューヨーク
第8章ニパ脳炎——マレーシア
第9章鳥インフルエンザ——香港
第10章エイズ——ロサンゼルス
第11章エボラ出血熱——ザイール
第12章スペイン風邪
第13章アウトブレイク対策の批判的吟味

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