vicap0204さんのレビュー一覧
レビュアー
-
無料版購入済み
王道と呼べる異世界転生物語
数ある異世界転生の物語の中でも一線を画す作品。
最初は「主人公がスライム!?どう話を進めるつもりなの?」と、思ったものです。
世界観の作り込みからキャラクターの設定まで魅力溢れるものであり、なおかつ登場人物(大分『人物』ではありませんが)においても非常に高いレベルでデザインされていて感情移入しやすいのも良いところです。
ストーリーとしてはスタンダードな「現世で非業の死を迎えちゃった」主人公がどっか知らない世界に来ちゃいました、というもの。
ただ、転生先がスライムというRPGゲームの中でも最弱な存在。
まずはどうやって生き延びるのかが面白おかしく描かれます。
ちゃんと無双しますし...。
アニメ -
お子さま向け
過度な流血もスプラッター描写も無し、コロ◯ロコミックのマンガを読むような気持ちで、生暖かく広い心で読みましょう。
怖い話が苦手、だけどゾンビものが読みたいんだ!と言うような方には合っているのかも。
サメゾンビの奇抜さと、あえて力を抜いているようなキャラクターの描き方はある意味作風にマッチしているとは思います。 -
なんと女子チーム
名作と呼ばれているゲームが元となっているのかな。
ガンダムのマンガって結構血生臭く、モビルスーツ同士がガッシガシに削り合う作品が多い気がしますが、主人公チームはパイロット3人が女性という異色のチーム。
戦場でもキャッキャしている描写があるので微妙な感じだったのですがモビルスーツも戦闘表現もしっかりしているのでやっぱり早合点はいけませんね。
ジオンがメイン視点なのであの『連邦の白い悪魔』がどの様な登場をするのかが楽しみです。 -
ストーリーは良いけれど
和風モダンホラーといった感じでいわゆる都市伝説物を扱うお話でした。絵柄もシンプルでキャラクターデザインも良いのですが今一つのめり込むことが出来ませんでした。
お試し読みだったので自分が作品の良さが出る所まで読んでいないだけかな、とは思います。
別の方がレビューされていましたが、話数を重ねるとより深く味が出てくるのだと思います。
ストーリーと雰囲気はとても良いマンガなので、和風ホラーが好きな方はぜひ一読してみて下さい。 -
購入済み
隠れていた歴史
一年戦争の最終戦、『ア·バオア·クー』戦に焦点を当てた短編集です。
多くの将兵が参加した激戦を描いているので、そこにあったであろう数々のシチュエーションがリアルです。
まさに歴史の裏側、という感じで非常に興味を持って楽しめました。特にジオン側から見た「ガンダム」がどのような存在なのかが短いシーンでもレベルの高い緻密な絵で表現されていて、どの話も引き込まれます。
特に気に入っているのは学徒兵とガンダムの出会い、医療班の軍医の話、『キマイラ隊』の話ですね。一年戦争だけでもこれだけの話の広がりや歴史の積み重ねを感じられるなど、ガンダムの懐の広さを解らせれました。
古くからのガンダムファンならより楽し -
購入済み
ファン必読
面白かった。ほぼ間をおかずに一気に読み終わりました。
ノベライズって原作からキャラクターの雰囲気が違ったりするものだと思っていましたが、この作品はそんなことありませんでした。
なんと主人公が黒崎一護ではなく、「檜佐木修兵」!
東仙要からの教えをいまだに固く守り、死神としての矜持という物を考え続ける求道者。
瀞霊廷通信の編集長である檜佐木はユーハバッハが率いた滅却師との大戦を生き延び、大戦の記事の作成に奔走中。一方、現世では生前からソウルソサエティの情報を知る『XCUTION 』なる新興宗教が勢力を伸ばしており、またハリベルが統治する虚圏でも「次の霊王」を名乗る謎の死神が急襲し、生き残っていた滅 -
購入済み
新たな趣味の世界
主人公は引っ越してきた手芸が趣味の陽渚(ひな)。買い物ついでに散歩をしていたら堤防で怪しい動きをしている人物を見つけます。どうやらこの人は何かを釣ろうとしているらしく、陽渚にもそれを体験させてくれますが、がっちり恐怖体験をプレゼントされます。ステキな高校生活を目指してスタートを切ろうとしていた陽渚に忍び寄る?「ていぼう部」とは。
生き物苦手系の陽渚は楽しい高校生活を送ることが出来るのか、がざっくりとしたあらすじですが、基本的にはゆるふわな日常が描かれますし、釣り未体験だった主人公が色々な釣り方を体験していくなかで回りの部員達から知識を得て行きます。
ありがちな意地悪系先輩もいないし、最初から皆 -
購入済み
お祭りからお正月も
うめとももの暮らし、ももう6巻。お祭りでは数々の誘惑に潔く屈する二人。ももの「買っちゃいなよ」のセリフがカッコいい。
おとなりさんも出番が大分増えてきて二人にとって頼れる存在です。うめが何かしている時にももが踊っているのも見るたびに癒されます。
ももがキラキラボタンを使おうとした時のうめの表情が凄く良かったですし『ごちそうお化け』が再登場したのは嬉しかったです。
朝マルシェに出掛けたりしていますし、二人の住む町はかなりおしゃれですね。
少しずつ回りが変化し続けている中でうめともものささやかな暮らしがこのままずーっと続いていって欲しいです。
-
購入済み
その後の比嘉姉妹
『ぼぎわんが来る』や『ずうのめ人形』で活躍したフリーライターの野崎といわゆる霊能力者である真琴、琴子の比嘉姉妹。その後の三人や作品に登場した人物のエピソードを交えた短編集。
そのほとんどが「スッキリしね~」っていう締めだったが最後のエピソードは凄く良かったです。ただ、このダークさが澤村先生の持ち味なのは間違いないし...。
姉妹の関係性も少しずつ変わってきているし、決して琴子が無敵の力を持っているわけではない為、適度なピンチに陥るのもスリルを盛り上げてくれるので楽しめます。
ネタバレになるのでどのエピソードかは書きませんが、『ずうのめ人形』に関わる人物が登場した時にはかなり嬉しかったです。
ま -
無料版購入済み
女子型ドラゴン
酔っぱらって助けたドラゴンが美少女メイドになって恩返しに。
日常生活において助けてくれる生物としての高スペックドラゴンと過ごすデスマーチが標準のサラリーマン(女性)のお話。
アニメから入ったので、最初は絵柄の違いに戸惑いました。
ただ、物語はしっかりしているし元々のキャラ設定だったりデザインが知れたのは作品をより深く楽しめた感じがして良かった。
生物的な違いとか有るけれど、小林さんの人間?関係における根本的な考え方には思わず聖人ではないかと思わされます。
一通りのキャラは出揃うので次巻でのトール達の大暴れを楽しみたいです。 -
購入済み
ちゃんとした癒し
楽しかった。
ち◯かわのように何処となく殺伐とした不穏な空気(まあそこも良いのですが)はなく、ただただ楽しく癒されるステキ空間がそこにはあります。
とにかくももがやること全てが可愛くて...だがしかし、しっかり者のうめがいてこそのゆるふわ感が活かされるのです。
最近は「おとなりさん」の登場も多くなってきましたが姉妹の回りの人とのふれ合いや関係性の変化もまた良いと思うのです。
無人売店がまた出てくるとは思いませんでしたし、ももに衝撃のハプニングがおこる回も良い意味での変化を楽しめました(すぐなおるけど)。 -
購入済み
素晴らしい作品
面白い。謎の存在になす術なくひたすらに追い込まれていくどこにでもいるようなサラリーマンの男。
家族を守るために探し当てたオカルトライターといわゆる「霊能力者」の女。
話自体も良くあるホラーにありきたりな感じだったのだが、話の運び方がダントツに上手い。「何故」狙われるのか、襲いかかる怪異「ぼぎわん」が何なのか、被害者である田原はそれらが全く解らないままにもがき続ける。
そこからしてもう怖い。細かい所はホントに読んでもらいたいので書かないけれど、登場人物達が抱えている闇が「ぼぎわん」との関わりをより深くしていく。
この作品は映画から観て、何か違うな~と思っていましたが原作は素晴らしかった。
ホラー -
無料版購入済み
よくわかんない
異世界ものって凄く沢山ありますよね。
でも「蒲田」って何ですか...。正直どんなところなのか知らないし、これからのストーリーがどう盛り上がって行くのかが想像できないです。
逆に異世界側が蒲田の恐ろしさに戦慄していく話なのかな。
もう少し読んでいったら魅力に気付くのでしょうか。 -
購入済み
知的好奇心は大切
なかなかに興味深く、思ったよりも楽しく読めた本でした。
以前に、ある研究者がバッタを倒しにアフリカへ行く、という本を読んだことがあるのですが、その本とはちょっと違い研究内容やその方法、研究する方の想い等が丁寧に書かれていてかなり読みごたえのある内容でした。
勿論、先の本も書かなかっただけでスゴいことしてるんですけどね。
水族館という、ある種のエンターテインメントの提供をする場所で働く方たちの熱い思いって言ったらアレだけど、「生き物の命を守り、繋いでいく為にこんなに色々と考えている」というのを感じられる熱意のある本でした。
美ら海水族館はかなり好きな場所なので、ちょっとした裏側を覗き見られて得し -
購入済み
怖いなこの人
ヤバい。食材も食べ方も。
同じ食材でも、もっと安心安全そして美味しく食べられる方法があるはずだ、そう思ってしまう本でした。ただ、純粋に読み物として面白いです。
一つ一つのエピソードが短いのでサクッと読めちゃいますが、正直もうちょっと長めでも良かった。
明らかに有害であろう食材も、そもそもそれ人類の食べ物じゃねえから、と言うものも面白おかしく捕って食べてくれる。
好奇心が満たされる内容であることは間違いありません、個人的には香港のドブで捕ったナマズが面白かった。生物濃縮とかこの人が知っていない訳がないので、どうか身体に気をつけてこれからも活動して欲しいです。 -
購入済み
終わりましたね...
紆余曲折あった作品ですが、完結です。
正直言うとあまりにも色々な設定変更やストーリーの破綻、展開と進行の遅さ等々、「読むのやめちゃおうかな」と何度か思いました。
ベトナム戦争という、非常に重いテーマを軽快で(軽薄な)ポップなキャラ、ハードな損壊描写も織り混ぜ戦場の悲惨さを描いていましたが...残念です。
巻末のアオザイ通信は楽しく読ませてもらっていましたが。
結末はともかく、ここまで長い作品になるとは思っていませんでしたので完結まで至ったことは素直に喜んでいます。
この作品を手に取る方が、私とは違う楽しみ方を見つけて最後までポジティブな読み方が出来るように。 -
無料版購入済み
尊いです
社会に疲れたおじさんサラリーマン。
現実の自分にも良く似た主人公「佐々木さん」がかわいくて気立ての良い女性店員に癒される。だけではなく、喫煙所で出会った「見た目強い子」にも不思議な癒しをもらっていく。でも、その子には佐々木さん気づかないちょっとした秘密がありそうです。
結構ありがちなシチュエーションと思いつつも、意外と攻めてくる田山さんカワイイです。
まだまだ二人の距離感は遠いし、プラトニックな佐々木さんには紳士いて欲しいですし、何となく挟まれる二人の日常が喫煙所での尊さをより強くしています。
この関係はちょっと羨ましさを感じますが、ブラック企業には勤めたくないなあ。 -
無料版購入済み
カワイイだけだと思ってました
カワイイ豆柴に癒されよう、と思っていたら泣けるマンガじゃねえか...ヒドイよ...。
でも良いマンガです。これは本音です。
人側の主人公である「柴ばあちゃん」にかなりしっかりとしたキャラ付けがされているし、一話毎に出るキャラにもちゃんとストーリーがあって話に深みが出ています。
震災の話も出てくるので人によっては色々と考えてしまう方もいらっしゃるとは思いますので、そこは人を選ぶ作品なのかなと。
ただ、登場するキャラの「これから」が気になる作りなので、どのような未来があるのかが気になりますし、あまり難しいことを言わないならカワイイ豆柴ちゃんを愛でるだけでも良いのではないかな。 -
購入済み
待ってました!!!
遂に出ました11巻。
表紙からして描き込まれていてページをめくるのが楽しみでしょうがない。
ハクメイが移籍した大工組合でのお仕事からイワシの若い頃の話、ミコチのヘアスタイルチェンジ等々、内容も盛り沢山。
遂にジャダがあの人の舞台を観に行く話とか、巻を重ねる毎にこれまでのキャラクター達が歩んできた歴史がそのままの繋がりとなった所とかも最高だ、最高なんですよ。
少しだけオカルトなお話もありますが、元々ツクモガミが存在する世界なのでそれもまたアリです。
個人的にはコンジュのライブの話が一番好きかな。
これからもこの素敵なスモールワールドで旅をしていくハクメイとミコチがみたいです。
アニメ二期とか無い