感情タグBEST3
鳥肌展開の釣瓶打ち
奇妙な絵の謎を解き明かしていく群像劇で、全ての謎の中心にあるのは、ある男性の残したブログだった――こんな筋書きで、しかも作者はあの雨穴さん。
面白くないワケがない。
実際、前作よりも更に面白かったです。
もう夢中で読んじゃいました。
またそれぞれの絵の謎が解けるたびに、おぞましい真実が明らかになるので、鳥肌必至です。
「どうせまたビビらせるんだろ、この野郎!」と思ってても、その想定を凌駕した驚きや薄ら寒さがやって来るので、いっそ心地いいです。
それでいて今作はネット記事形式ではなく、挿画や図表は多いものの、文体は王道な小説形式。
なので前作より心理描写が増え、キャラクターの内面がうかがえるのもいいですね。
また読後感も前向きになれるものですので、お休み前に読んで盛大にビビりつつ、最後にホッとするのも一興ではないかと。
面白かった
面白かった。
登場人物が最終的に全部繋がった。
今回はいつもの雨穴さんや栗原さんは出てこなかったが、流石 雨穴さん。一気に読んでしまった。
次の作品にも期待したい。
たしかに怖い
すんなりサラリと読めるような読み易さはあるのに、後で恐怖感が蘇ってきてゾッとしてしまい、その次が読みにくくなった作品である。伏線や謎解きという点で見るとやや無理筋なところもあり、ミステリーとしての出来は超一級品とはいえないが、それにもまして地味な恐怖感がこの作品の魅力と言えるだろう。変な家も読んでみよう。
変なと言うより
変な絵と言うより怖い絵。
子供が描いた絵から、その心を探るのはあるけれど、そこから先ず怖い。
バウムテストとかそんなレベルじゃない狂気が詰まっている。
夜に読むもんじゃない(誉め言葉)
一気読みしてしまいました
普段小説はあまり読まないのですが、YouTubeを見て気になって購入しました。
読み始めたら、まるでジグソーパズルが完成していくかの如き展開についつい一気読みしてしまいました。この一冊を完成させた雨穴さんは天才か?と思わされます。
文章も読みやすく、図解もあり、普段あまり本を読まない方にでもおすすめできる一冊です。
母性の暴走
最初はオムニバス形式かなと思いながら読み進めると物語が繋がってる?と驚きと共にどんどん恐怖と衝撃が襲ってきて一気に読んでしまいました。
面白すぎる
私は普段全く小説を読まないのです。
その理由がえ?これって誰だっけ?とかこの人は誰と繋がってたっけ?とかわからなくなるからです。
けど、雨穴さんの小説は度々同じ絵をわかりやすく何度も入れてくださったりするのと、丁寧な説明で本当にわかりやすく1日で、読んでしまいました。
展開も何度も変わっていき飽きません。
そして最後は感動します。
話のスピード感がいい
読み始めから終わりまでテンポ良く進んでいく感じでずっと楽しく読むことができました!
謎が解けていく感覚が癖になりそうです…笑
雨月さんの前作の本をまだ読めていないのでそちらも絶対に買おうと思いました!
パズルのピースがハマっていく
読み進めるとパズルのピースがハマるようにあの絵にはそういう意味があったのか!ここであの人が繋がるのか!と何度も驚かされました。
ある1人の人間の狂気と愛情と執着心にぶん殴られたようで、読了後はしばらく重苦しい何かが胸につかえている気がしてまた読み返すには少し時間を置いてからじゃないと無理かな、と思いますが、ホラーな面で見ても、ミステリーな面で見てもとても面白い作品だと思います。
爆速で読み終えましまった。
自称読書嫌いだったのですが、これは爆速で読み終えてしまいました。アマゾンとかで注文しようとしたら入荷待ちだったので初めて電子書籍で本を買いました。意外とスマホでも本は読めますね。
そして、内容です。最後に全て繋がる感じが気持ちいい。事件の内容としては全く気持ちの良いものではありませんが、終わり方もスッキリなので読んだ後必ず誰かにおすすめしたくなる作品。ホラー映画では無いので次のページに進んでも問題ないはずなのに「まさか…?」と予測してハラハラしながらページをまくってしまいます。SNSの広告で初めて知った作家さんなのでこれしか読んだことありませんが、今後前作も読みたいと思います!
ぞわぞわと
さすが雨穴さんという感想です。
起承転結がわかりやすく、どんどんページを捲る手が進みます。個人的に、最初の絵の謎が解けた時が一番ぞわぞわとしました。
木村多江さんの顔が浮かぶ。
全ての登場人物の人生が複雑に絡み合いまくり、、、映画一本見たような壮大なお話です。
読了後は、なんとも言えない気持ちになりながらも雨穴さんの文才と構想力に感動。
もしこの本が実写化されるとしたら、今野直美は絶対に木村多江さんに演ってほしい。
雨穴さんのYouTubeに「変な絵」の動画がアップされていたが、先に視聴した方がよりゾクゾクします。
即日一気読み
購入して即日一気読み。内容の面白さは勿論、読む人を選ばない読みやすい文章、丁度良いボリュームも後押ししてくれたように思う。
最終章を読み終えた後の、胸にストンと来る感じ。それでいて、そこまでがストレスという事もなく、充分面白い。
あのような特殊な状況で、レシート裏に山の風景をスケッチするのは、絵の心得があっても難しいのでは?と思わないでもなかったが、それはそれ。
万人におすすめできる良作と感じた。
せつない
ネタバレしたくないのであまり書けませんが、購入して良かった。読んで良かったと思えた一冊です。
変な家もおすすめです。
少しずつ謎が解き明かされ、二転三転しドキドキしながら読みました。
群像劇が好きな人にもオススメしたいです。
繋がっていく感じが面白いですね。
今から雨穴さんの踊りでもYouTubeで鑑賞しながら、作品の余韻に浸りたいと思っています。
鳥肌
前出版作「変な家」も読ませていただき、個人的に著者の世界観に〈執着〉しており、今作も読ませていただいている運びです。
その作風や世界観のリアリティももちろんですが、読みやすさの部分でもかなり評価が高い作品です。文字総数、心情描写、人物表現など、「変な家」も相当読みやすさがありましたが、今作も同様でした。
そして一番は、その覆される展開と伏線の〈甘さ〉です。あえて伏線が甘いと表現しましたが、だからといって面白くない訳ではありませんし、もちろん適切な表現だとも思っています。何が言いたいかというと、〈気づかない鳥肌〉よりも〈気づく鳥肌〉が多いということです。
本来、この手の作品では伏線の緻密さと読者への騙りの部分に趣向を凝らすものが多い印象です。まさにそれが後に大きく覆される展開、いわゆるドンデン返しと呼ばれるものに繋がるからです。しかし今作の印象は違いました。あえて読者に〈気づく鳥肌〉を与えているのです。しかもこの気づきはちょうど良い感覚で訪れ、読みやすさが阻害されることなく、過去の内容との脳内マッチで鳥肌が立ち、興奮します。もちろん、気づかないなら気づかないで、終盤の展開に鳥肌は必至ですのでご安心ください。また、文中の状況説明もかなり丁寧で分かりやすいです。
活字が苦手、ホラーやミステリーが苦手、という人にこそ是非読んでいただきたい作品です。そんな方でも、長くても1時間30分あれば読み終わることでしょう。
どんでん返しがすごい
今回は雨穴さんは出てこず、
栗原さんもちょびっとしか出てこない。
にも関わらず、伏線が張り巡らされ、
かなりの人が問答無用で強制退場してしまう、
ハードなお話でした。
最後あたりで一気に伏線を回収して、
話をちゃんと終わらせるのは、さすがでした。
読んだあとに、あの家族のことを思うと、
人の持つ狂気は愛と表裏一体なんだと、
しみじみ思います。
変な絵
めちゃくちゃ面白かった!立ち止まることを決して許さない、次から次へと襲ってくる謎!謎が解けたかと思いきやまた新たな謎!そして全て読み終わった時の開放感といったらハンパない!
んー!悔しい
絶対に先に謎を解いてやる!と意気込んで読みましたが、負けました、、、。ですが、注意深く読んでいると謎を解くまでには至らなかったものの、不可解な点に気付き、もしかしたらこうなのでは?と自分なりの仮説を立てて読むのが面白かったです。またそれを壮大に裏切られる感覚も最高です。
Posted by ブクログ
とても面白いし読みやすいと感じた
伏線は多いいから読み進めると
「もしや?」っと思ったが自分の先入観で違う答えをもらって「そういう事か!」ってなれました
一人一人の話をよく考えてると思います。
買って良かった小説でした(*^^*)
Posted by ブクログ
とても面白くてすぐ読み終わりました!
自分の大切な人を守りたいという正義から「母親」でいたいという欲望に変わってしまった。家庭環境の影響は大きいけど、結局周りを見渡すことができなかったんだなと感じました。直美さんの動機は、母親になったことない自分にはまだ到底理解できない感情です…
ところでなんで入院した栗原さんは足を怪我していたんだろう…?物語に色々余白があって考察が捗ります☺️実際に雨穴さんが投稿したレンのブログにも気づきが沢山あって楽しいです!
伏線が面白い
最初は何が繋がるか分からないいくつかの並行した話が繋がる最後の瞬間が非常に気持ちいい!
読んだ人にしかわからない爽快感と面白さ!
Posted by ブクログ
変な家よりすごい内容に思えた。短編なのかと思っていたが、複雑に絡み合う全ての話が、そして凄惨な殺害方法が、すごい結末になった。
ただ前向きに終えたことは良かった。
Posted by ブクログ
個人的には変な家よりも事件性があって面白かったです!!様々な登場人物がフォーカスされることで伏線が散りばめられており、読んでいくごとに点と点が線となっていくわかりやすく面白い展開でした。
Posted by ブクログ
読む前のイメージとしては『怖い絵』みたいに、それぞれの絵がどんなふうに怖く解釈できるかが書かれた短編集だと思っていたのだけれど、さにあらず。最後まで読んで分かる大きな仕掛けにまんまとやられた。ものすごく巧みに作り込まれている感じ。
匿名
この本に出会えて良かった
『変な家』も読みましたが、個人的には圧倒的に『変な絵』の方がオススメです。
一人の人間の生涯が9枚の絵で表現されており、それが一つに繋がったとき、鳥肌が止まりませんでした。
私は雨穴さんに出会えて、本当に幸せです。
全てがひとつに
普段あまり本を読む人間ではないのですが、雨穴さんの作品はいつも、怖いながらに最後まで見て、ストーリーの構成力に圧倒されてしまいます。まるで底が見えない淵を覗いてしまった時のような力があって、すごいなと思っています。
正直、動画の方が楽しめるだなんて思っていましたが、書籍も良すぎました!
雨穴作品の中では一番ホラー
最近になって雨穴さんを知り、この週末に夢中になってこの作品と『変な家』『変な家2』と読み漁りましたが、
具体的な殺人描写が幾つもあるのはこの作品だけだったような印象です。
それだけ良くも悪くも一番ホラー的で不気味で印象が深く残る作品でした。
濃い味付けを求めているならこの作品が一番オススメかも知れません。
匿名
惹き込まれるストーリー
ものすごく怖い話ではないはずなのに、話の進み方がトリッキーでゾクゾクした。何回も読みたくなる語り方で、話の長さもちょうど良かった。
面白かった!
ある言葉を聞いた時に、自分の中で作り上げる先入観まみれの想像にまんまと騙されました。
なかなかえぐい描写もありましたが面白かったです。
絵に潜むのは地獄の欠片
【それぞれの絵に込められた心情、そしてビックリするほどに溢れ出てくる地獄を、ページをめくる度に体感して欲しい】
雨穴先生の変なシリーズ第2弾ですが、最初から最後まで無駄な絵が無いのが凄まじいです。
各章事に時系列が異なり、前作の変な家に出てた栗原さんが大学生だった頃とかあるのでなるべく前作は読んでからの方が楽しめると思います。
そこから様々な絵と、それに関わる様々な人物の相関図が章ごとに作られていく度に、脳内にスパークが走るような衝撃を受けること間違いなし。
流石の面白さ
安定に面白いですね。
短編集のようでありながら最後に全てが繋がる、雨穴さんらしい構成です。
オカルト的な怖さだった変な家とは違い、人怖的な内容ですがこれはこれでゾクゾクします。
匿名
伏線回収
伏線回収凄すぎ!!最後にすべてのもやもやを回収してくれて何故か逆にもやもやした…変な家から来たけどこっちの作品も面白そう
無料版でまずはお試し
表題作をラストまで読めました。
動画で有名な雨穴さんですが、本になるとまた良いです。
繰り返し読めるから推理しながら楽しめました。
次作にも期待
さすが
さすが雨月さんといったお話。
YouTubeで読んだあのお話がまさかこんなに繋がっているとは…
1話ずつだともやっとで終わる話が、読んでいく事につながってスッキリとしていくのが楽しくて一気に読み切ってしまいました!
興味深い…
これを考えた人、すごい…。
どうして?何故なんだろうーーー??と思っていたら、しっかり着地する。
本が苦手な子でも、読める気がします。夏休みにオススメ。
いろいろ絡み合う!
始めは短編かな?と思ったのですが、絡み合っていろいろな伏線が回収されて…ハラハラしながら読みました。全てわかったのでもう一度読み返します!
おもしろい
まだお試し版しか読んでないけどおもしろかった。
お話によってテイストが違うのか。
2話目はちょっとしたミステリー小説のようで面白かった。
他の話も読んでみたい。
変な家の後に読んだ作品
やはり雨穴さんの作品は面白すぎる!
話のシーンがコロコロ変わり、内容に関する不思議感が募りながらも点と点が線で繋がっていくのが分かる作品でした。
どんどん読み進める
ホラーと言っても驚かせる系ではなく、じわじわと理解すると怖くなる系で、考えさせられるストーリーだった。特に絵が使われることでページをめくる指もドキドキ…。続きが読みたくなりました。
やはり雨穴さん最高
あっという間に読み終わりました。
動画で絵の謎について見てから、真相が気になっていました。
予想していた部分と合っている所もありましたが、それ以上の驚きの連続で読み応えがあります。
ぜひ雨穴さんの動画を観てから、本編読むのをオススメします。
Posted by ブクログ
先に動画で知っていた本。続きがあると知り、気になり購入。
最初は、短編集?と思いながら読んでいったが、徐々に繋がりが現れた。そこも繋がっているのか!の連続で面白かった。
「変な家」よりもミステリー感の強い結末で読み易かった。
Posted by ブクログ
変な家が面白かったのでこちらも。
そうやって繋がるのかー!がいくつもあって
一気に読んでしまった
3枚の絵が繋がったとき
めちゃくちゃゾワっとした...
あとゴッッッッ連打...
Posted by ブクログ
『変な家』シリーズのほうを読んでいて、こちらも気になっていたのと、最近WEB広告でやたら漫画を推されてきていたので、手に取って読んでみた作品。
絵自体も不気味なのだが、読み進めていき絵の真相が少しずつ明らかになるにつれて…ゾッとした。
『変な家』は、両方とも最終的にカルト的な展開になったのが少し苦手だったので、こちらのほうが個人的に好きかな。
Posted by ブクログ
思わず一気読みしてしまった作品
ホラーと知らずに読んでだいぶ怖かったですw
読んでいくうちに全ての伏線がきれいに回収されてゾクゾク
気持ちよかったです
かなり心理学みを感じました
なぜまだ変な家を読んでいないのか前評判知らずに買った結果ですね
Posted by ブクログ
変な家よりも面白かった。
変な家は設定が面白いだけで構成はイマイチだったけど、変な絵はそれぞれの短編が全て繋がっていて、それぞれの話で絵が重要な役割を果たしていて、1つの長編としてとてもまとまった構成だった。
多少強引というか、「そんな事できるか?、そんな風に考えるか?」的な部分は多少あったが、伏線回収はほぼできていた。
Posted by ブクログ
一話一話はホラーで、全部繋がってるんだろうなと思いながらも怖すぎて途中で読むのをやめたくなった。
だけどサクサク進んでいくし、怖いのに読むのをやめられない。怖い中にもほっこりする要素もあって、読み終わった時にホラーを見た後の胸糞悪い感じはなくて、面白かった、読んでよかったと思える作品でした。
Posted by ブクログ
「間取り」に続き今回は「絵」縛りというだけでも最高だが、無駄のない抜群の読みやすさでミステリの様々な技法を使い尽くし一気読み確実。ミステリの賞狙えるのでは? 雨穴さんのあまりの才能に脱帽。
Posted by ブクログ
面白かった。雨穴さんは出てこない。
心理学者さん、凄い後悔しそう。
明るい面、希望を期待してしまうんだなあ。
変な家より好きかも。
謎を解こうとしてたあえて記者と書くが犯人に殺される理由がなく犯人は身勝手すぎてこの事件だけで犯人に同情は全くできなかった。
Posted by ブクログ
4.8ぐらいにしたい!最初のお話の謎が段々解明されていくのが爽快だった!火事場の馬鹿力とは違うけれど、その表現がしっくりくるのでは?というぐらい、人間は何かに支配されるととんでもない力を発揮してしまうのだな…というか、やはり経験が尾を引くのかな?と思った。描画の正しい解釈ってほんとに難しい…絶対この解釈が正しい!とは思わないようにしようと思った。
Posted by ブクログ
雨穴さんを読むのは「変な家」に続き、二度目。
YouTubeにも上がっているこの作品。
あまりハードルを上げすぎないよう、期待もそこそこに読んだのだが、個人的な感想としては雨穴さんの作品ではこれが一番好きだ。
絵も所々入っていて分かりやすく、ゾクゾクとするような不気味さと伏線が回収される快感。そしてミスリード。間違いなく面白かった。
Posted by ブクログ
かなり読みやすい。図形やイラストもあるし、誰目線のストーリーか毎回しっかり書いてあって、理解しやすい。
これは一気読みしたくなる。展開も早いし、気になってやめられない(笑)
短編かと思いきや、全てが繋がる。
登場人物も多くないしね。
途中で、"あーなるほど〜!分かった!!"となっても、覆される(笑)
でも、"あー確かに。だからか…。あーあそこも!"と次から次へと、ピタッと合わさる感じが気持ち良かったわ。スカーーーっとする。
でもなんで直美は、母親でいたかったんだろう。
おばあちゃんになる事が"枯れた存在になる"と表現しているけど、いつも優しくて穏やかなおばあちゃんは枯れた存在では無いだろうと思ってしまう。
おばあちゃんになるから、母親じゃなくなるわけでもない。
そこだけが少し理解出来ない直美心だったな。
あー面白かった。
家も気になるな。
Posted by ブクログ
YouTubeで公開されていた序章を見て、ずっと気になっていた作品。YouTubeで見ることができたのは本当に序章の序章に過ぎなかった…
個人的には、前作の変な家より好み。
バラバラのお話が、少しずつ、ひとつに繋がっていく感じ。読むドキドキが止まらなかった。
雨穴氏の描く人間の怖さはすごくリアルで、つらく悲しい気持ちになった。
加害者の彼女も被害者だったわけで。悲しみの連鎖というか。
彼女の中で何かがはじけ、最終章に出てきた表現を借りると、『不吉な運命の歯車』が動き出してしまったんだろうな…
彼女を取り巻く環境が少しずつ違っていれば、歯車は動かなかったかもしれない。
レンの『一番愛する人へ』のブログの意味が分かったとき、胸が張り裂けそうになった。
Posted by ブクログ
『変な家』が面白かったので、こちらは絵の絡む第二弾…どうかな、絵だしな、とよくわからない漠然とした思い込みがあったのですが。
やだこれ。『変な家』以上じゃない?おもしろすぎん?ってなってました。
雨穴さん。ますますファンになっちゃう。すご。
綿密に組み立てられたのでしょうね。ほんとにミステリーがお好きなんでしょうね。
本の内容に対しての感想は、あまり具体的には書けないです。まっさらな状態で読まれた方が、きっと面白い。わたしもそうでよかった。
ホラーな雰囲気はあっても、ホラーではないです。これはミステリー!
Posted by ブクログ
子供がハマっているので読んだ。
前作の『変な家』は、図が多すぎると思っていたが、今回はだいぶ読みやすくなっていた。
ダイイングメッセージみたいな5枚の絵の謎を解く話。
各章の時代背景や登場人物が全く違う舞台が用意されているのが繋がる時は気持ちよかった。
数字が振られた絵と章立てが3章ぐらいまでリンクしていると感じたけど、それは最後は違ったので肩すかし。
面白かった!
変な絵は4つの章の構成でできており、読み進めていく中で話が繋がっていく感じが面白かったです!
登場人物はそこまで多くないですが、別名で呼ばれていることがあるため頭がこんがらがると思います。量もそこまで多くないので、この本は一気に読む方が楽しめそうだと思いました。
そこまでホラー要素は無いですが、妙にリアリティーがありグロテスクな表現もあるため、そういったものが苦手な方は控えた方がいいかなと思います!
変な絵
ゾッとするが、どこか妙に愛を感じる…不思議な気持ちになりました。本を全て読み終えて、話が完成する構成にも引き込まれ、時間を忘れてしまいます!
まるっとつながる
主人公ではないけど名探偵がいて、色々ことがつながっていく。
それで、それでとあっという間に読み終わりました。
読後感はよかったです。
面白い
雨穴さんはwebで知りました
なかなかユニークで話もこれ実話?と思わせるものばかりです
今回初めて書籍を読ませてもらいましたが
なるほど!そう繋がるのか!と思わせる良い話です
単話に見せかけて実は全部繋がって来てるとは思いもしませんでした
充実した読書になりました
読み出すと止まらない
雨穴さんはテレビドラマの「何かおかしい」をよく見ていて、この本も前から気になっていて読んでみました。
推理しながら読み進めたのですが、やはりわからず、謎解きを読んでなるほどと思いました。
でもテーマが重いので、読後感はスッキリという感じではないですね。
それでも読み出すと止まらなくて、ドラマと同じく、好奇心を持っていかれる作品でした。
続きが気になる~
YouTubeで雨穴さんを知り
アップされている動画はすべて見ました。
本はどんなカンジなのか気になり、無料版を
読んでみました
やはりおもしろかったです。
これだけでも完結してるっていえばしてるけど
やはり続きが気になる~
変な絵感想
伏線回収はお見事でしたが、何か最後もっと絵に意味があったんだよとかっていうのもあったらゾワゾワが最高潮になって良かったのではないかと思いました。
話に引き込まれる
何となく良くあるような『怖い絵』みたいな話だと思っていました。
が、違いました。非常にテンポ良く話が進むので一気に読み進めることが出来ますし、数枚の絵から導かれる謎と答えに辿り着くまでのストーリーも引き込まれるものがあります。
決して楽しい話では無いのですが、なぜ、どうして、と考えている間にこれまたどんどんと読んでいってしまう。
ミステリー好きにも十分に魅力のある作品だと思います。
おもしろいです。
お試し版を読みましたが、一話謎解きまで載っているので満足感があります。
でもいくつか明かされていない疑問が残っているので、一冊全部読んだらそれも明かされるのかな。
他の話も読みたいです。
匿名
今時ミステリー
まさか そんな風につながっていたのかと、おくればせながら終盤になって気付きました。
読み進めるうちに、先が早く知りたい でも 少しずつ読まないと もったいない そんな気持ちになりました。
前作と比べると ライトかと思いきや それと同じくらい謎めいて、異常でもあり とにかく読みごたえありました。またもや まんまと引き込まれました。
こわ…
タイトルからして錯覚を楽しめる本かと思って暇つぶしに試し読みを読んだらめちゃめちゃ怖い話やないか!
この人の『変な間取り』もそういう面白本かと思って今度読んでみようとか思ってたけどあぶねー。
とにかく寒気がするくらい怖くて…ああ怖い。
Posted by ブクログ
そういうこと?!って最後まで読んで納得。
うまい。
変な家みたいにSFというかオカルトオチではなく、しっかりと伏線回収してオチてました、ストーリー全体として、うまいです。
絵自体はこじつけっぽいとこもあったけどミステリーとしては許容範囲。
ただ、終わり方がなんだかなー。
最後はいらなかったんじゃないのかなー、誰の感想で終わってんのよ、って感じ。
無理にまとめず、そのまま余韻を残したままでも良かったのかなとおもいました。
Posted by ブクログ
章ごとの、それぞれの「絵」にまつわる話が繋がっていく様子が面白い。
『変な家』は視点が部外者すぎて怖さが薄味になってしまっている印象だったので、その点本作の方が好み。
でも一番ホラーなのはもはや栗原なのでは……?
二重鉤括弧と三点リーダーの使い方が特徴的だなぁっていうのが印象に残った笑