感情タグBEST3
前進していくお話
内容知らずに読み始めました。豆柴目線で人々が悲しい気持ちと向き合いながら前を向いて進んでいくお話です。悲しいけど、なんか清々しく、優しい気持ちになれました。
柴は頬とケツが良い
豆しばだけあってちんまい。
柴ばあの出してくる食べ物は旨そう。
焼いたネギだけでも旨そう。
ほんわかした流れなのに、震災ぶっこんでくるから注意。
柴犬可愛いだけの漫画じゃない
実は一度途中まで読みかけたのですが、ちょっとしんどくなって読むのをやめました。震災で傷ついた人たちや町が重いかなと思って。
でも今回、改めて一巻を全部読んでみて、初めのしんどさは一切ありませんでした。
大切なものを失っても、自分は生きてる。
朝が来たら、起きて、仕事や家事をする。生活をする。何のために?
自分だったら、1人でその傷を心に抱えながら生きていけるかな。
実際に、そういう方々はたくさんおられて、
どうしようもない葛藤と一緒に生きておられる。
お婆さん、毎日お弁当作ってる。
そしてものすごく美味しそう!
豆柴太もめちゃめちゃ可愛い。
抱きしめたい。
震災から9年後の話だけど、そんな日常が少しづつ少しづつ痛みを和らげていってるのに、泣けて泣けて。
柴犬可愛いだけの漫画じゃない。
もがきながらも、前に進もうとしている姿には勇気づけられる。
カワイイだけだと思ってました
カワイイ豆柴に癒されよう、と思っていたら泣けるマンガじゃねえか...ヒドイよ...。
でも良いマンガです。これは本音です。
人側の主人公である「柴ばあちゃん」にかなりしっかりとしたキャラ付けがされているし、一話毎に出るキャラにもちゃんとストーリーがあって話に深みが出ています。
震災の話も出てくるので人によっては色々と考えてしまう方もいらっしゃるとは思いますので、そこは人を選ぶ作品なのかなと。
ただ、登場するキャラの「これから」が気になる作りなので、どのような未来があるのかが気になりますし、あまり難しいことを言わないならカワイイ豆柴ちゃんを愛でるだけでも良いのではないかな。
ほのぼのとした動物モノかと思って読み始めましたが、わりと重い話で序盤から涙無しでは読めませんでした(ほのぼのとはしていますが)。震災で1人と1匹になってしまった柴ばあと豆柴太の物語。彼らもその周りの人々も大切な人を亡くして今を生きている人々。色々と考えさせられました。
Posted by ブクログ
犬を飼ってる身からしたら豆柴太の人間のような行動は「ん?」だけど、震災で大切な人を亡くし、それでも生きていかなくてはならない人がたくさんいた事、10年以上経っても 傷は癒えないし、何度も哀しみと苦しみがぶり返すだろう。震災絡みの本は、何度も読み返し、忘れてはいけない、そう思う。